日蓮正宗のススメ

人生談義と時事放談

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1987-01-01から1年間の記事一覧

為人悉檀について

『日曜講話』第一号(昭和63年3月6日発行)為人悉檀について 皆さん、お早うございます。今日は本年最後の日曜日でございます。本年一年の皆様方の信心、そして又、来年新しい年と共に、自分の命と言いますか、心と申しますか、信心の一切が生まれ変わっ…

世界悉檀について

『日曜講話』第一号(昭和63年3月6日発行)世界悉檀について 皆さん、お早うございます。今日から四回に亙りまして、折伏・教化の手段と申しますか、どういうことをきっかけにして、皆様方の御親戚や兄弟やお友達等々にお話をしたらいいか、まあどういう…

心こそ大切なれ

『日曜講話』第一号(昭和63年3月6日発行)心こそ大切なれ 皆さん、お早うございます。人間はどんな人にも心と体と、その両方が相まって一つの命が出来上がっております。自分の体、自分の肉体というものは、みんなそれぞれの姿形を、わが目で捉えること…

四つの功徳の現れ方

『日曜講話』第六号(平成元年1月1日発行)四つの功徳の現れ方 皆さん、お早うございます。大聖人様は『開目抄』という御書の中に、有名な経文の一節をお引きになりまして、 「過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ。未来 の果を知らんと欲せば其の…

「日蓮」の二字について

『日曜講話』第六号(平成元年1月1日発行)「日蓮」の二字について 皆さん、お早うございます。日蓮大聖人様の「日蓮」の御文字。又、日蓮正宗の「日蓮」という宗旨の名前というのはどこから来たかと申しますと、それはもちろん、大聖人様御自身が「日蓮」…

七五三お祝いの意義

『日曜講話』第五号(昭和63年11月1日発行)七五三お祝いの意義 皆さん、お早うございます。今日は十一月の十五日。宗門にとりましては、第三祖日目上人の御正当日に当たっております。世間でも十一月十五日は、皆様も御存じのように、七五三のお子さん…

秋山泰忠と秋山家

『日曜講話』第五号(昭和63年11月1日発行)秋山泰忠と秋山家 皆さん、お早うございます。本日御受戒ならびに御参詣の皆様方の過去遠々劫以来、謗法罪障消滅、家内安全、息災延命、信心倍増、現当二世心願満足、ならびに皆様方の御一家の御健勝と御繁栄…

天台・伝教の唱えた題目と大聖人の唱えられた題目

『日曜講話』第五号(昭和63年11月1日発行)天台・伝教の唱えた題目と大聖人の唱えられた題目 皆様方も何等かの機会に、大聖人様の御一代の御化導の御伝記と申しますか、そういうものをお読みになった機会があると思います。そうした時に、いずれのそう…

初心と出発

『日曜講話』第五号(昭和63年11月1日発行)初心と出発 皆さん、お早ようございます。皆様方も何等かの機会に、世阿弥(ぜあみ)という人が『花伝書(かでんしょ)』という書き物の中に遺された言葉で「初心忘るべからず」という言葉をお聞きになったこ…

信心をする人の五つの姿

『日曜講話』第五号(昭和63年11月1日発行)信心をする人の五つの姿 皆さん、お早うございます。大聖人様は『秋元御書』という御書の中に、私達の信心の姿勢について、同じように御授戒を受け、御本尊を持(たも)ち、大聖人様の弟子となって信心をいた…

諸難をしのぐことの尊さ

『日曜講話』第五号(昭和63年11月1日発行)諸難をしのぐことの尊さ 皆さん、お早うございます。この日蓮正宗の信心を全うする上におきまして、毎日が功徳ばかりではない。やはり大聖人様が、四ヵ度の大難をしのがれて、「其の外の大難、風の前の塵なる…

迷者は外相を貴んで内智貴ばず

『日曜講話』第五号(昭和63年11月1日発行)迷者は外相を貴んで内智貴ばず 皆様、お早うございます。今朝参詣の皆様方、御受戒の方々の過去遠々劫以来、謗法罪障消滅、家内安全、息災延命、信心倍増、現当二世心願満足、ならびに皆様方の御一家の御健勝…

無財の七施(二)

『日曜講話』第五号(昭和63年11月1日発行)無財の七施(二) 皆さん、お早うございます。先週の日曜日から一銭も掛けずに家庭を円満にする法、円満に人とお付合いができる方法があるということで「無財の七施」ということを申し上げまして、先週は「眼…

無財の七施(一)

『日曜講話』第五号(昭和63年11月1日発行)無財の七施(一) 皆さん、お早うございます。今週と次の日曜日にかけまして、一銭もお金を掛けないで家庭を円満にする方法を教えてあげたいと思うのであります。これはコロンブスの卵でありまして、聞いてみ…

身口意三業にわたる精進

『日曜講話』第四号(昭和63年9月1日発行)身口意三業にわたる精進 皆さん、お早うございます。大勢の御信者の長年の信心の姿というものをずっと拝しておりますと、やはりその姿の中に四つのタイプがあるように見受けられるのでございます。一つは、心に…

母親に十徳あり

『日曜講話』第四号(昭和63年9月1日発行)母親に十徳あり 皆さん、お早ようございます。皆様方も、よく御存知だと思いますが、大聖人様の『開目抄』という御書の中に『心地観経』というお経を引かれまして、 「過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を…

一心欲見仏 不自惜身命

『日曜講話』第四号(昭和63年9月1日発行)一心欲見仏 不自惜身命 ただ今、勤行致しました「寿量品」の自我偈の中に「一心欲見仏・不自惜身命」という経文がございます。「一心欲見仏・不自惜身命」ということは昔から言われることでありますけれども、…

勤行の大事(一)

『日曜講話』第四号(昭和63年9月1日発行)勤行の大事(一) 皆さん、お早ようございます。こうやって毎週日曜日の朝、皆様と共に早朝勤行会を奉修させて頂いております。また皆さんも毎日毎日、朝夕、五座三座の勤行を、一年を通じて貫くということは非…

善知識について

『日曜講話』第四号(昭和63年9月1日発行)善知識について 皆さん、お早うございます。皆様方も大聖人様の御書を通しまして「善知識」と「悪知識」という言葉を、お聞きになったことがあると思います。「善知識」と申しますのは、人々を大聖人様の正法の…

正信による心の働きは強し

正信による心の働きは強し 皆さん、お早うございます。現代の社会を生きていくには、大人も子供も今は非常にストレスの多い時代と言われております。何がしかのストレスに人間は打勝っていかなければ、今日のこの五濁爛漫の世の中、厳しい世の中を生きていく…

引き題目の意義について

『日曜講話』第三号(昭和63年7月1日発行)引き題目の意義について 皆さん、お早うございます。皆様方も妙光寺に御参詣になり、あるいは又、皆様方のお家に御安置申上げました御本尊様を拝しましと、「南無妙法蓮華経」と七文字のお題目が認められており…

輪円具足・功徳聚の御本尊

『日曜講話』第三号(昭和63年7月1日発行)輪円具足・功徳聚の御本尊 皆さん、お早うございます。天台大師という方は『摩訶止観』という大変ぼう大なお書物を残しておられますが、その一巻の中にこういう有名な言葉を残しております。それはどういうこと…

身口意三業具足の信

『日曜講話』第三号(昭和63年7月1日発行)身口意三業具足の信 皆さんお早うございます。今朝、参詣ならびに御授戒の方々の過去遠々劫以来、謗法罪障消滅、家内安全、息災延命、信心倍増、現当二世・大願成就、ならびに皆様方の御一家の御健勝と御繁栄の…

偽宗教家の言に迷うな

『日曜講話』第三号(昭和63年7月1日発行)偽宗教家の言に迷うな 皆さん、お早うございます。今朝、御参詣の皆様方、御授戒、御本尊御下附の方々、そして又、大御本尊御祈念願いの皆様方の過去遠々劫以来、謗法罪障消滅、家内安全、息災延命、信心倍増、…

今日の一日を大切に生きよ

『日曜講話』第三号(昭和63年7月1日発行)今日の一日を大切に生きよ 皆さん、お早うございます。今朝、御参詣の皆様方の過去遠々劫以来の謗法罪障消滅、家内安全、息災延命、信心倍増、現当二世、心願満足、並びに皆様方の御一家の御健勝と御繁栄の御祈…

世間の魔に紛動されるな

『日曜講話』第三号(昭和63年7月1日発行)世間の魔に紛動されるな 皆さん、お早うございます。皆様方も、この日蓮正宗に帰依なさってから、もう二十年、三十年とおなりになる方もいらっしゃいますでしょうし、又一年、二年という方もいらっしゃいますし…

快馬は鞭影を見て正路に著く

『日曜講話』第三号(昭和63年7月1日発行)快馬は鞭影を見て正路に著く 皆さん、お早うございます。皆様方も御存知だと思いますが、仏様の別称・尊称に十の呼名がございます。一つには「仏」という字を書きまして「ぶつ」ないし「ほとけ」と申します。あ…

凡夫の浅知恵

『日曜講話』第三号(昭和63年7月1日発行)凡夫の浅知恵 皆さんお早うごいます。皆様方もかつて御本尊様をお受けになってその直後、入信間もない頃には、大聖人様の御本尊をお家に御安置申上げて「南無妙法蓮華経」とお題目を唱えて、どうして功徳がある…

逆境の大切さ

『日曜講話』第三号(昭和63年7月1日発行)逆境の大切さ 皆さん、お早うございます。皆様方の過去遠々劫以来謗法罪障消滅、家内安全、息災延命、信心倍増、現当二世心願満足ならびに皆様方の御一家の御健勝と御繁栄の御祈念を懇ろに申し上げました。 皆…

主師親の三徳兼備の仏

『日曜講話』第三号(昭和63年7月1日発行)主師親の三徳兼備の仏 先日の日曜日には、日蓮正宗の正しさという意味におきまして、御本尊の正しさ、そして一念三千・十界互具の、皆様方一人一人を即身成仏の境界へと導く原理として、法門の正しさ、そして又…