日蓮正宗のススメ

人生談義と時事放談

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妙光寺第八代住職 尾林広徳(日至) 御尊能化 日曜講話

昭和の名法話を皆様の教学研鑽のためにご紹介いたします。妙光寺第八代住職 尾林広徳(日至)御尊能化 「日曜講話」目次

昭和の時代に日蓮正宗のお寺(妙光寺様)で毎週日曜日に行われていた、妙光寺第八代住職 尾林広徳(日至)御尊能化の日曜講話をご紹介いたします。 この法話は日蓮正宗創価学会が破門される以前のものです。当時の参詣者の多くは、創価学会員さんでした。池…

信心の組織の必要性

『日曜講話』第一〇号(平成元年9月1日発行)信心の組織の必要性 皆さん、お早うございます。雨天の中を大勢の皆様が御参詣下さいまして、誠に有り難く存ずる次第でございます。御苦労様でございます。今日は皆様方の信心の上における組織の必要性というこ…

以信代慧

『日曜講話』第一〇号(平成元年9月1日発行)以信代慧 山 本 道 山 代 講 皆さん、お早うございます。本日は御住職様がお留守のために、私が代りにお話をさせていただきます。御住職も、去年の夏に海外部長になられてからというものは、非常に、何日も留守…

真の国宝とは何か

『日曜講話』第一〇号(平成元年9月1日発行)真の国宝とは何か 皆さん、お早うございます。皆様方も、よく国宝ということをお聞きになると思います。奈良や京都の古い寺院の建造物とか、あるいは彫刻であるとか、絵画であるとか、そういう国の重要文化財に…

功徳と罰について

『日曜講話』第一〇号(平成元年9月1日発行)功徳と罰について 田 辺 道 紀 代 講 皆様、お早うございます。本日、御住職様は、得度審査の面接試験の試験官として、本山の方へいらっしゃっておられますので、私が日曜講話を代行させていただきます。得度と…

末法の御本仏たる所以

『日曜講話』第一〇号(平成元年9月1日発行)末法の御本仏たる所以 皆さん、お早うございます。先週の日曜日は、大聖人様の建立遊ばされました御本尊様を、なにゆえに「一閻浮提第一の御本尊」と拝称し申し上げるかということを申し上げました。今日は御本…

一閻浮提第一の意義(三)

『日曜講話』第一〇号(平成元年9月1日発行)一閻浮提第一の意義(三) 皆さん、お早うございます。大聖人様の御本尊の「一閻浮堤第一」と言われる所以(ゆえん)ということについて、先週もお話申し上げましたが、今日は最後といたしまして、一番肝心な「…

一閻浮提第一の意義(二)

『日曜講話』第一〇号(平成元年9月1日発行)一閻浮提第一の意義(二) 皆さん、お早うございます。去る一月八日の日曜勤行会のときに、大聖人様が、御自身の御図顕遊ばされました御本尊を、なにゆえに「一閻浮提第一」と仰せになったのかということのお話…

正直・発心・広布への使命感

『日曜講話』第一〇号(平成元年9月1日発行)正直・発心・広布への使命感 皆さん、お早うございます。本日は御案内の通り一月十五日、どなたも御存じと思いますが、全国で二十才の成人式を迎える方々がたくさんいらっしゃいます。一説によりますと、約百八…

一閻浮提第一の意義(一)

『日曜講話』第一〇号(平成元年9月1日発行)一閻浮提第一の意義(一) 皆さん、お早うございます。皆様方も、すでに御承知のように、昨日の朝六時三十三分でございますか、日本の象徴天皇の地位におられる昭和の天皇が崩御せられたということでございます…

一閻浮提第一の本尊

『日曜講話』第一〇号(平成元年9月1日発行)一閻浮提第一の本尊 皆さん、おめでとうございます。年頭に当たりまして、皆様方御一同の過去遠々劫以来の謗法罪障消滅・家内安全・息災延命・信心倍増・現当二世心願満足ならびに皆様方の御一家の御健勝と御繁…

世界広布のいぶき

『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)世界広布のいぶき 皆さん、お早うございます。十二月に入りまして、過去三回、日曜日の勤行会があったと思います。長い間、住職といたしまして、留守を申し上げまして、大変心苦しく思っている次第でございます。…

孝養に三種あり

『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)孝養に三種あり 田 辺 道 紀 代 講 お早うございます。本日も御住職様は海外へ行っておられまして、今日の午後二時四十四分の飛行機で成田の方へ着かれるわけでありますけれども、今頃はハワイを出たか出ないかと…

身命を捨つる程の事ありて

『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)身命を捨つる程の事ありて 田 辺 道 紀 代 講 皆さん、お早うございます。本日も御住職様は海外の方へ行っていらっしゃいまして、代わりに私が日曜講話を代行させて頂きます。今日は確か、御住職はブラジルの方へ…

七宝について

『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)七宝について 田 辺 道 紀 代 講 皆様、お早うございます。本日御参詣の方々の無始以来、謗法罪障消滅、信行倍増、家内安全、一切無障碍、現当二世におきまして心願満足、大願成就の御祈念を、又、皆様一人ひとり…

一番厳しい時こそ光り輝く

『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)一番厳しい時こそ光り輝く 皆さん、お早うございます。先週の日曜日は、ちょうど総本山の御会式が二十日・二十一日に当たりまして奉修いたされまして、その出仕のために、日曜日の朝、大変失礼をいたしました次第…

お数珠について

『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)お数珠について 山 本 道 山 代 講 皆さん、お早うございます。本日は、御住職が総本山の御会式に御出仕のため、お留守ですので、私が代わりに、お話を少々させていただきます。 末寺においては、御会式は十月の…

五重玄の題目

『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)五重玄の題目 皆さん、お早うございます。皆様方は、このように朝夕、御本尊様のもとに、『法華経』の「方便品」、「寿量品」を読誦され、南無妙法蓮華経の正行の題目を唱えていらっしゃいます。南無妙法蓮華経と…

信仰は心の改革・命の蘇生

『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)信仰は心の改革・命の蘇生 皆さん、お早うございます。だんだん、朝晩が涼しさを越えて冷たくなって参りました。どうか健康にも留意しながら参詣をしていただきたいと存じます。 皆さん方の身の回りの人の中に、…

風雪に耐えて育つ

『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)風雪に耐えて育つ 皆さん、お早うございます。農林省の附属機関であります作事研究所という所で、麦とお米と、とうもろこし等々の穀物を、苗の段階において、毎日毎日、作業員が一日に三十秒ずつ、朝・昼・晩の三…

師弟相対の大事

『日曜講話』第九号(平成元年7月1日発行)師弟相対の大事 田 辺 道 紀 代 講 皆様、お早うございます。本日は御住職様が不在のため、私が日曜講話を代行させていただきます。 『二乗作仏事』という御書の中に、 「師子身中の虫、自ら師子を食う」(全五九…

誠実に生きることの尊さ

『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)誠実に生きることの尊さ 皆さん、お早うございます。アメリカを代表する民衆詩人の一人であります、ウオルト・ホイットマンという人の詩に「英雄の武勇伝を読むとき」という詩がございます。私も大変この詩が好き…

真実の供養

『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)真実の供養 皆さん、お早うございます。この妙法の大きな功徳の中に、皆様方は、即身成仏ということをお聞きになったことがあると思います。それぞれ皆様方が、この尊い信心を貫きながら、わが身、又わが家、そし…

沙羅の四見

『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)沙羅の四見 皆さん、お早うございます。大聖人様の御指南の中に、「沙羅の四見」、あるいは「一水四見」というお言葉をもって、人間の社会の人々、みんなそれぞれの気持ちや考えの中にあって、同じ物を見、同じ場…

古い仏像に心を奪われるな

『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)古い仏像に心を奪われるな 皆さん、お早ようございます。先週の日曜日は、なぜ他宗の神社仏閣等々に参詣をしてはいけないかというお話を申し上げました。 今日は、やはり、その方に関連する質問に答える話をした…

他宗の社寺に詣でぬ理由

『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)他宗の社寺に詣でぬ理由 皆さん、お早うございます。秋が近づいてまいりまして、皆様方の御近所でも、謗法の社寺による秋の祭りが行われる地域がございます。先般、ある御信徒から、諸天善神の守護ということはわ…

青春時代の生き方

『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)青春時代の生き方 皆さん、お早うございます。本日は、大聖人様の御指南を根本にいたしまして、私達の青春時代のあり方、生き方ということにつきまして、考えてみたいと思うのであります。 一つには、何と申しま…

悠久の時間を生きる

『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)悠久の時間を生きる 皆さん、お早うございます。先週から、この本堂のただ今皆様方がお掛けになっていらっしゃいます椅子の補修と塗り替えをいたしておりまして、夕べまで仕事をしておりましたので、今朝ほどは皆…

御本尊の信行に全功徳あり

『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)御本尊の信行に全功徳あり 皆さん、お早うございます。皆様方も、日蓮正宗の信徒におなりになって、大聖人様のこの御本尊様を、わが家に御安置申し上げ、大聖人様の御指南等々に従って、正宗の信心を全うしながら…

理一開会について

『日曜講話』第八号(平成元年5月1日発行)理一開会について 皆さん、お早うございます。先般来、御本仏によるところの「四一開会」(しいちかいえ)ということにつきまして、この宇宙法界の根源の教え、法というものは、ただ一法しかない。またこの法界を…