日蓮正宗のススメ

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1233夜:本日の御供物

近くの和菓子店で購入した朔日餅

ただし仏になり候事は、凡夫は志ざしと申す文字を心へて仏になり候なり。
志ざしと申すはなに事ぞと、委細にかんがへて候へば、観心の法門なり。
観心の法門と申すはなに事ぞとたづね候へば、ただ一つきて候衣を法華経にまいらせ候が、身のかわをわぐにて候ぞ。
うへたるよ(世)に、これはなしては、けう(今日)の命をつぐべき物もなきに、ただひとつ候ごれう(御料)を仏にまいらせ候が、身命を仏にまいらせ候にて候ぞ。
これは薬王のひぢをやき、雪山童子の身を鬼にたびて候にも、あいをとらぬ功徳にて候へば、聖人の御ためには事供やう(養)、凡夫のためには理くやう(供養)。止観の第七の観心の檀ばら(波羅)蜜と申す法門なり。
まことのみち(道)は世間の事法にて候。金光明経には「若し深く世法を識らば即ち是れ仏法なり」ととかれ、涅槃経には「一切世間の外道の経書は皆是れ仏説にして外道の説に非ず」と仰せられて候を、
妙楽大師は法華経の第六の巻の「一切世間の治生産業は皆実相と相い違背せず」との経文に、引き合せて心をあらわされて候には、彼れ彼れの二経は深心の経経なれども、彼の経経はいまだ心あさくして法華経に及ばざれば、世間の法を仏法に依せてしらせて候。
法華経はしからず。やがて世間の法が仏法の全体と釈せられて候。
爾前の経の心心は、心より万法を生ず。譬へば心は大地のごとし、草木は万法のごとしと申す。法華経はしからず。心すなはち大地、大地則草木なり。
爾前の経経の心は、心のすむは月のごとし、心のきよきは花のごとし。法華経はしからず。月こそ心よ、花こそ心よと申す法門なり。
此れをもつてしろしめせ。白米は白米にはあらず、すなはち命なり。

(白米一俵御書)

毎月、月の始めは、朔日餅を購入して御仏壇にお供えしております。
今日から6月。
早いもので今年も折り返し点に突入しました。
紫陽花餅。
梅雨の蒸し暑さを吹き飛ばす、清々しいお菓子です。
お寺様に御供養金を奉納するだけでなく、自宅の御本尊様にも御供物を献上いたしましょう。
その志を仏様は御照覧くださっておりますよ。

御供え物の御購入を検討されている方は、ぜひコチラを参考になさってください。
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