日蓮正宗のススメ

人生談義と時事放談

PVアクセスランキング にほんブログ村 日蓮正宗のススメ - にほんブログ村

正林寺法華講員手引書

信心弱くしては

2020-11-04 | 御住職指導正林寺御住職指導(R2.11月 第202号) 百日間の唱題行は九月七日からはじまり五十日の節目が過ぎた時点で、一日二時間の唱題行は持続されているでしょうか。また唱題行への講中の取り組みは如何でしょう。講中一丸となるため…

富山の蘭室

2020-10-04 | 御住職指導正林寺御住職指導(R2.10月 第201号) 日蓮正宗の末寺では毎年十月から十一月にかけて御会式が奉修され、宗祖日蓮大聖人の『立正安国論』が住職・主管により捧読されます。 その『立正安国論』に、「悦ばしいかな、汝蘭室の…

第六十七世日顕上人御事蹟

2020-09-04 | 御住職指導正林寺御住職指導(R2.9月 第200号) 令和元年(2019)9月20日、総本山第67世日顕上人は御年96歳をもって御遷化あそばされ、令和2年9月20日には第1周御忌をお迎え申し上げます。第1周御忌法要は新型コロナウ…

総罰・別罰・顕罰・冥罰

尖閣諸島が中国の海軍基地になる時は近い? 2020-08-06 | 御住職指導正林寺御住職指導(R2.8月 第199号) 人間社会での日常的な罰は、法律の下に罰則・罰金・刑罰などがあり、企業や学校においてもあります。時として罰は、秩序を維持するために必要…

正を立てて国を安んずる

「正を立てて国を安んずる」生活様式での一日は、朝の勤行から始まります。朝起きてから朝食の前、仕事や学校へ行く前に必ず勤行することが、「正を立てて国を安んずる」生活様式では基本中の基本となります。

疫病は愚癡より起こる

日蓮正宗僧侶から、本年が国立戒壇放棄から50年、創価反逆から30年の節目であることに言及されているのがめずらしくて、引用させていただきました。

教法流布の先後を知る

日蓮大聖人は「教法流布の先後」について『教機時国抄』に、 「五に教法流布(きょうほうるふ)の先後(せんご)とは、未だ仏法渡らざる国には未だ仏法を聴(き)かざる者あり。既に仏法渡れる国には仏法を信ずる者あり。必ず先に弘まる法を知りて後の法を弘…

国を知る

日蓮大聖人は「国」について『教機時国抄』に、 「四に国とは、仏教は必ず国に依(よ)って之を弘むべし。国には寒国・熱国・貧国・富国・中国・辺国・大国・小国、一向偸盗(ちゅうとうこく)国・一向殺生国・一向不孝国等之有り。又一向小乗の国・一向大乗…

時を知る

日蓮大聖人は時について『教機時国抄』に、 「三に時(じ)とは、仏教を弘めん人は必ず時(とき)を知るべし。譬へば農人(のうにん)の秋冬田作るに種と地と人の功労とは違(たが)はざれども一分(いちぶん)も益(やく)無く還(かえ)って損す、一段を作…

機を知る

日蓮大聖人は「機」について『教機時国抄』に、 「二に機とは、仏教を弘むる人は必ず機根を知るべし。(中 略)智慧第一の舎利弗すら尚(なお)機を知らず。何(いか)に況(いわ)んや末代の凡師(ぼんし)機を知り難し。(中 略)又謗法の者に向かっては一…

教を知る

日蓮大聖人は「教」である、教えについて『教機時国抄』に、 「一に教(きょう)とは、釈迦如来所説の一切の経律論五千四十八巻四百八十帙(ちつ)。天竺(てんじく)に流布すること一千年、仏の滅後一千一十五年に当たって震旦(しんだん)国に仏経渡る。(…

必ず経験する生者必滅と会者定離

日蓮大聖人は『聖愚問答抄』に、 「悲しいかな生者(しょうじゃ)必滅の習ひなれば、設(たと)ひ長寿を得たりとも終には無常をのがるべからず」(御書404)と「生者必滅」について仰せです。「生者必滅」とは、生ある者は必ず滅し、生まれてきた者は、必…

私達の五陰が三毒を生成する

竜巻だって僕らの心が呼び寄せるんだ 私達の五陰が三毒という貪瞋癡を生成し、四苦八苦の「五陰盛苦」という、生きていく苦しみを作り出します。 私達の生命活動を構成する五陰が、因縁に依って三毒をつくり、信心をしない人は、貪瞋癡の三毒を菩提へ転ずる…

天変地夭の因は歓喜を忘れた謗法から

天の災いって感じの雲ですね 「歓喜」を忘れると、謗法に汚染された三毒強盛な命になります。その結果「依正不二」により、国土世間という私達が住む環境の気候に異変が起こります。それが「天変地夭」です。 日蓮大聖人は『一生成仏抄』に、 「衆生の心けが…

信心は「歓喜」を忘れずに

ベートーベンの”第九”を謳っても、歓喜はありません 「歓喜」を忘れた人生は、未来が暗く、絶望感で気持ちが一杯になります。信心の修行、勤行唱題は唯一、「歓喜」を心に蘇らせる働きがあります。御本尊様の功徳により、どんなに辛く悲しい心境であっても、…

信行では当体蓮華と譬喩蓮華を

花の中に”実”が生っているのがわかりますか? 「信行では当体蓮華と譬喩蓮華を」ということは、日蓮大聖人が説かれる根本的な仏法の当体は、譬え話である譬喩を理解することで、当体の意味を知ることが出来ます。故に成仏に大切な教学を理解することが出来る…

御塔婆供養の意味

故人への思いを”形”にできるのがありがたいって思ってます。 御先祖様を供養して成仏させるには、日蓮正宗寺院の御本尊様に御経をあげ、御塔婆を立てることが大事です。御塔婆を立てることで、御先祖様の成仏を確実にさせる作用があります。 御塔婆を立てる…

雪山の寒苦鳥にならない信心を

”もふもふ”感が可愛いですが、当人は寒いんでしょうね 日蓮大聖人は『新池御書』に、 「雪山の寒苦鳥は寒苦にせ(責)められて、夜明けなば栖(す)つくらんと鳴くといへども、日出でぬれば朝日のあたゝかなるに眠り忘れて、又栖をつくらずして一生虚(むな…

心の汚れを落とす方法

そこに行くだけで心が晴れ晴れとする場所があるのです 心に汚れがたまると、私達は判断力が劣り、人生を大きく断線することがあります。その人生の脱線を止めることが信心です。信心をすることで、御本尊様から非常に有り難い、「六根清浄」といわれる浄化さ…

折伏は四悉檀を心得るべし

四悉檀は大石寺に教導するための方法論です 四悉檀とは、四つの弘教方法を示したもので、世界悉檀(せかいしつだん)・為人悉檀(いにんしつだん)・対治悉檀(たいじしつだん)・第一義悉檀(だいいちぎしつだん)をいいます。悉檀とは遍く衆生に施すことで…

日蓮正宗だけにある女性と悪人の成仏

悪人にも仏性があるんです・・・たぶん 女性の成仏と悪人の成仏は、釈尊が説かれた経典多しと雖も、法華経だけに説かれています。『星名五郎太郎殿御返事』に、 「法華経には女人成仏之(これ)有り。真言経にはすべて是なし。法華経には悪人成仏之有り。真…

信心は「立正安国」の精神で

立正安国論 「立正安国」とは、宗祖日蓮大聖人の御精神です。日蓮正宗で信心する上で忘れてはなりません。「立正安国」の意味は、正を立てて国を安んじるということです。本当に幸せになる、正しい仏法を打ち立てて信じていけば、国が自然と安定し、生活が安…

十四誹謗を止める信心に成仏あり

羨望から妬みが生まれることもあるのです 日蓮大聖人は『松野殿御返事』に、 「有る人此を分かって云はく「先に悪因を列(つら)ね、次に悪果を列ぬ。悪の因に十四あり。一に憍慢(きょうまん)・二に懈怠(けだい)・三に計我(けいが)・四に浅識(せんし…

唱題中に思考することは何か

妄想が大半ですか。。。 成仏は、勤行唱題中に何を考えるかで仏因の中味が決定します。その思い考えたことが、即生活の場に繁栄されます。日蓮大聖人の仰せになることを忠実に信じ、我見を払拭させ唱題することが大事です。そこに掛け替えのない、日蓮大聖人…

信心を妨げる睡魔について

目が覚めるような・・・ 睡魔とは、眠気が襲ってくる魔の働きです。生活のリズムが乱れると、必要ないときに眠気が襲ってきます。睡魔が襲ってくる背景は様々です。信心では、「不自惜身命」の精神を忘れたとき出現する魔です。睡魔の特長は集中力を無くさせ…

人生に目的が見付からない人へ

日蓮正宗の寺院へ参詣し、唱題行に励むことであなたに一番相応しい人生の目的が必ず発見できます。目的が見付からない形にも様々ありますが、自分の個性という持ち味、長所を最大限に伸ばせる事柄に目的をおくことが必要でしょう。自分自身が嫌だなと感じる…

他人より遅れる不安、劣等感の扱い方

他人より遅れをとり、劣等感を感じるときは、気持ちに焦りが生まれます。それが縁となり心を煩わす迷いや悩みが生まれます。人の性格により劣等感の受け止め方と扱いが異なります。育つ環境や縁する人生の先輩からの助言により違いがあります。後の人格形成…

人間関係で、お悩みの方へ

私達は生活の上で、必ず他人と付き合う機会があります。世の中は自分一人で生きていくことは出来ず、他人の力が必要になります。必要になるところに、「一切衆生の恩」を感じることが大事です。 人間関係の悩みには、「一切衆生の恩」を感じる余裕もなく、感…

謗法とは

日蓮大聖人は『四信五品抄』に、 「慧又堪へざれば信を以て慧に代ふ。信の一字を詮と為す。不信は一闡提(いっせんだい)謗法(ほうぼう)の因、信は慧の因、名字即の位なり」(御書1112)と正しい仏法を信じない不信が謗法であると仰せです。つまり謗法…

日蓮正宗の法事の意義

日蓮正宗の法事は、御先祖様が来世における人生を有意義に過ごせるよう、御本尊様に御願いする大事な法要です。 御先祖様が居られたからこそ、今の私達があります。恩を報じる意味においても、法事を寺院で行うことは当然です。法事を行わないことは不知恩と…