日蓮正宗のススメ

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心の汚れを落とす方法

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そこに行くだけで心が晴れ晴れとする場所があるのです

 心に汚れがたまると、私達は判断力が劣り、人生を大きく断線することがあります。その人生の脱線を止めることが信心です。信心をすることで、御本尊様から非常に有り難い、「六根清浄」といわれる浄化された命を頂くことが出来ます。この浄化された命で濁悪世と言われる、末法時代を生きるところに、明るい人生があるわけです。
 心の汚れを落とす方法は、日蓮正宗の信心で大事な朝夕の勤行唱題です。心の汚れとは、煩悩である心を煩わす悩み迷い、三惑という心の惑いがあります。勤行唱題をすることで心の汚れを洗い流すことが出来ます。具体的な方法は心を静め、御本尊様と同じ、禅定の気持ちになることで、頑固な心の汚れを洗い流します。御経と御題目を唱えることで自然と洗い流され、六根清浄の功徳を御本尊様から頂いていきます。
 注意することは、三毒といわれる貪瞋癡に汚染されないよう、勤行唱題では常に誡めていきます。この三毒を止めることで、禅定を得やすくし、御本尊様からの有り難い智慧を涌現しやすくします。三毒に翻弄されていては、心の汚れを洗い流すことが出来ません。まず、気持ちを冷静にさせることです。気持ちをリラックスさせ、人生にマイナスとなる出来事は一切考えないことです。
 御本尊様に勤行唱題をすることで、根強い頑固な汚れ、元品の無明も払拭させることが出来ます。この汚れは日蓮正宗を信心しなければ洗い流すことが出来ません。無明が法性という悟りの智慧に変化します。信心を知らない多くの人は、元品の無明の取り扱い方法に迷うため、末法濁悪の荒波に揉まれ、路頭に迷うのです。その結果、悲惨な現実を目の当たりにし、絶望感に襲われるのです。勤行唱題は、この現実を止める唯一の働きがあります。そして私達は、折伏をして心の汚れを落とす方法を施していくわけです。
 根強い心の汚れには、多くのものがあります。人生を落胆させる出来事など、世代ごとに異なり、努力と信念だけでは叶わなかった、現実の厳しさを経験したとき、汚れが心に根強く付くのであります。忘れようとしても、忘れられずに脳裏にフラッシュバックが起こり、過去の現実を再現させ、最悪な場合、毒気深入し本心を失っていきます。
 具体的な心の汚れとは、高校や大学受験、就職試験の失敗や恋愛が実らなかった失恋、家族間や仕事に於けるところの人間関係の難しさに、根強い汚れがあります。そして生きる希望を消失させ、悲観的に現実世界を見るようになります。元品の無明が至るところに存在します。
 勤行唱題では、元品の無明の存在を明らかに見つめ、失い欠けた希望を蘇らせるのです。歓喜を御本尊様の御利益で呼び起こし、生命力を活発にさせます。常にプラス思考を心がけ、歓喜という歓びを失うような事柄は、一切考えないことです。
 以上が心に汚れをためない心構えです。不安は消え、自信に満ちた気持ちを維持することが出来ます。未来に希望を持ち、悲観的にならないことが大事です。未来に希望を持つための智慧を得る場所が、日蓮正宗の寺院です。 
 謗法まみれの世間で染み付いた、心の汚れを洗い流す、尊い所が寺院です。
寺院の御本尊様に御題目を唱えることで、心の汚れを全て洗い流せます。

心の汚れを落とす方法 - 正林寺法華講員手引書

 

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