日蓮正宗のススメ

凡そ謗法とは謗仏謗僧なり。三宝一体なる故なり。

時を知る

f:id:ekikyorongo:20191126122225j:plain

 日蓮大聖人は時について『教機時国抄』に、
  「三に時(じ)とは、仏教を弘めん人は必ず時(とき)を知るべし。譬へば農人(のうにん)の秋冬田作るに種と地と人の功労とは違(たが)はざれども一分(いちぶん)も益(やく)無く還(かえ)って損す、一段を作る者は少損(しょうそん)なり、一町二町等の者は大損(だいそん)なり、春夏耕作すれば上中下に随って皆分々(ぶんぶん)に益有るが如し。仏法も亦復(またまた)是くの如し。時を知らずして法を弘むれば益無き上還って悪道に堕(だ)するなり。」(御書270)
と御教示であります。仏法を弘めるには、時が大事であると仰せで、折伏は、時を重視して行うところ、成果に結びつきます。機根を十分に察した上、折伏する相手が、一番、話を聞いてくれやすい時を見逃さないことです。時を無視しては、到底、折伏成就を望むことは出来ません。逆縁は結べても、相手の速やかな発心を遠ざける結果になります。それが、『教機時国抄』の「時を知らずして法を弘むれば益無き上還って悪道に堕(だ)するなり」という日蓮大聖人の御指南です。私達は時として、焦りや感情が先走り、無謀な折伏をしかねません。勤行唱題を根本に、身口意の三業を調えて折伏することです。
 正しい仏法を弘める折伏以外にも、時を無視しては、生きていくことが出来ません。「時」を正確に知ることで人間関係を円滑にします。相手も時間によって動き、時間によって気持ちも変化します。時を知ると言うことは、機という相手の気持ちを知ることにも通じ、時に左右されて生きていることを理解しましょう。自己中心的な考えを払拭させるところに、時を正確に見る眼が養われます。 
 時を正確に掴んでいくことで、相手に気を使い、信心の異体同心を更に強力にします。時を知ることで、己自身の魔の働きを制止させ、悪道への道を閉ざす作用もあり、自己中心的な考えを改心させることが出来ます。 
 末法衆生は、自分の主張を押し通そうとする傾向がありますが、その主張は、未来にどの様な影響を生むのか、厳密に考えていくべきです。そこに人間関係を円滑にする油が適度に注がれます。勤行唱題において、時を正確に読んでいく心がけを持つことで、自然と御本尊様から有り難い功徳が頂けるのです。 
 時を間違えると、私達が培った折角の努力と信念も、水の泡や焼け石に水となります。時を十分に知る事が大事です。時を正確に知って、タイミングを計り、自分が培った努力と信念を、その時だけに集中させれば、努力と信念も実を結ぶはずです。信心では、時を正確に掴み、努力と信念を確実にしていきます。
 信心における勤行唱題で、その時を見逃さないタイミングを計っていきます。御本尊様から必ずいいタイミングを、御仏智によって頂けるはずです。その時が見えたら、生活に於ける様々の場面で、自分が培った努力と信念に躊躇(ためら)うことなく、信心に立脚した確信を持ち、降り注ぐことです。折伏もこの時ということを勤行唱題で観察し、成果に結び付けることが大事でしょう。

時を知る - 正林寺法華講員手引書

日蓮正宗 寺院紹介 全国

 

平成新編 日蓮大聖人御書(大石寺)

平成新編 日蓮大聖人御書(大石寺)

 
妙法七字拝仰 下巻

妙法七字拝仰 下巻

 
妙法七字拝仰 上巻

妙法七字拝仰 上巻

 
日蓮大聖人御金言義類別入文集

日蓮大聖人御金言義類別入文集

 
三大秘法義

三大秘法義

 
六巻抄

六巻抄

 
一念三千法門

一念三千法門

 
勤行―その仕方と観念文の意義 (信心修行の基本)

勤行―その仕方と観念文の意義 (信心修行の基本)

 
創価学会『ニセ本尊』破折 100問100答

創価学会『ニセ本尊』破折 100問100答

 
弁惑観心抄

弁惑観心抄