今月は100分de名著三昧でした。
来月は解約しますが、また、気が向けば登録するかも。
月額990円は高いかもね。
僕は、アマゾンプライムから視聴してました。
道元なんて謗法じゃん。
そんな感じでずっと無視してきた私ですが、今月は歎異抄・維摩経なんかも視聴しました。月末まで利用できるので、ブッダ最期の言葉なんかも見てみたいかもです。
歎異抄は、司馬遼太郎さんはじめ、多くの有名人が座右の書としているようですが、僕には響きませんでした。
道元は栄西の密教風祈祷を混入した、似非禅宗へのカウンターカルチャーです。
法華経を愛し、釈迦如来を尊敬し、アンチ末法思想を構築しました。
只管打坐。何も考えずにただひたすら坐禅するという修行の方法。
心身脱落。「私の心身」という意識を棄てて環境全体と一体になることでしょう。
ただ、女性差別と出家独尊主義。
法華経を愛していた割に、読めてないなって感じが残念でした。
まあ、本物の観心本尊を知っている、日蓮正宗信徒からすれば瞑想だけでは、ちょっと・・・無理でしょうとしか言いようがないですね。
ただ、道元の哲学者としての側面は面白いと思います。
存在とは時間のことだと喝破した、有時の巻なんかはハイデガーと同じ結論に達していて、たいしたもんだと思うのですが。。
気持ちがまっすぐな人だけに、迷いに落ち込んだことが残念ですね。
末法の御本仏日蓮大聖人様に縁出来なかった、それが一番大きな失敗でしょう。
親鸞も同じく。
ネットで瞬時に、家で正法に出会える現代人は恵まれています。