映画「インターステラー」を観ました。:5次元の不思議
食糧争奪戦後の地球が舞台。
あらすじは、インターステラー - Wikipediaでご確認ください。
地球の代替となる星を探す任務を帯びた、元宇宙飛行士クーパーが体験した奇妙な物語。
この映画が、どの程度物理学に忠実なのかはわかりません。
メインは相対性理論かと思います。
この映画には三つの苦悩が描かれます。
- 時間のパラドクス。(ウラシマ効果)
- 5次元世界の壁。
- 人間の煩悩。
1の問題は、物語の頭から付き纏います。
重力場がブラックホールの影響で、かなり強力な影響を受ける惑星に降り立つクーパー。なんとその星での1時間は、地球の7年。予定が狂って3時間を過ごしてしまう。星の衛星軌道上で待機していた宇宙飛行士は、ヤングから老人に。。。地球に残してきた幼い娘は、再会時には80オーバーの臨終直前の老婆に。。。父親よりも高齢の娘。。。意味深です。
2の映像表現はおもしろかったです。
5次元の世界では時間が実体化しています。我々の世界では、時間は基本的に人間の頭の中で、観念としてしか存在していません。3次元世界では時間は、人間の観念の中にだけ存在しているのです。ですから、我々は継続する今しか感知できません。過去は記憶に未来は想像にのみ存在していないのです。しかし、5次元の世界では実体化しています。つまり、時間の中を移動できるのですが、3次元世界には干渉できない仕組みになって描かれていました。諸天善神が守護するのって、こんな感覚なのかなって思いましたね。
3にはイライラさせられました。
やはり理性よりも情動が優先されるのが人間。なんでそんなことするのっていう、あのイライラ感。障害になるのはやはり、煩悩です。
アマゾンプライムで視聴しました。
おススメです。
映画『インターステラー』特別予告 2020年9月4日(金)IMAX®にて緊急公開【2週間限定】
ブラックホールの映像化に成功したインターステラーを簡潔に解説! 映画あらすじ解説 インターステラー 映画紹介
ブラックホールの中へ!映画「インターステラー」要約あらすじ解説
【検証】映画「インターステラー」はSFではない(完全ネタバレ注意)