冬至に想う:2020年を振り返りつつ
今年のM-1グランプリも大笑いさせてもらいました。
早いもので激動の2020年も残りわずかになりましたね。
ドストエフスキーはかつて『人間とは、どんなことにも、すぐ慣れる動物である。私には、これこそ、人間の最上の定義であると思える』と言ったそうですが、コロナ禍にも慣れが生じていると言われていますね。
春には恐怖心で満たされていた私の心も、今となっては平静を取り戻しております。命の危険度には変わりがないというのに。不思議なものですね。
私にとっての今年一番の事件は、アマゾンプライムビデオが、テレビで視聴できるようになったことですね。
お恥ずかしい限りですが、スマホ購入依頼のIT進化でした。
プライム会員でしたので、プライム作品を無料で視聴しまくりました。
鬼滅の刃もドラマ版は全て視聴。。。
今はアメリカのドラマ「フリンジ」シリーズにハマっています。
シーズン4の19話まで観ました。
始めは疑似サイエンスフィクションとして、1話完結の奇妙な事件を楽しんでいましたが、話は大きなスケールでパラレルワールドやタイムスリップの方向へ進んでいます。
ストーリーの主眼は、歴史のもしもは実現可能なのかということ。
人は皆、その人生においてもしもあの時。。。という後悔を夢想する存在です。
あの時という思いを、今この時の変革に。
私たちには今現在の選択肢しか存在していませんから。
不幸な時代や試練の時というのも、決して悪いことばかりではありません。
自分の人生に向き合うきっかけをくれますから。
や、
そして、
など、重厚な古典文学作品を読むことができました。
も長年積読状態でしたが、遂に読了できました。
自己満足でしかありませんが、自分なりの思索を深めることができたように思います。
中でも、
には、ガツン!とやられた気がします。
学生時代からの課題を死ぬまでに。。。
人生の意味を追い続けた一生でした。
結局、意味なんてものは見つかりませんでしたが、自分の死を見つめつつ生涯を閉じることができたら上々だな。。。そんな風に感じています。
分かる自信はありませんが、読もうという気持ちだけ。。。寝室に積み上げております。