日蓮正宗のススメ

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人間にとって"宗教"や"信仰"が大切な理由とは?

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人類の土台は"虚構"


12分で解説【サピエンス全史】人類はウソに生かされていた

日蓮大聖人様の御金言に以下のような御文があります。

末代の凡夫出生して法華経を信ずるは人界に仏界を具足する故なり。(如来滅後五五百歳始観心本尊抄

現生人類(ホモサピエンス)は、かつて存在した数種類の類人猿の中で、虚構を信じる力によって圧倒的な数の協同行為(組織的戦闘)が可能となり、ライバルの類人猿グループに打ち勝ち、唯一の人類として現在まで生き残ってきたのだそうです。

大聖人様の御書に一闡提の人(信仰心を持たない人)について説かれております。

癡人が疑つて云く我等は南天を見て東西北の三空を見ず彼の三方の空に此の日輪より別の日やましますらん、山を隔て煙の立つを見て火を見ざれば煙は一定なれども火にてやなかるらんかくのごとくいはん者は一闡提の人としるべし生盲にことならず(報恩抄) 

ホモサピエンス以外の類人猿たちも、言語を使用していたと言われておりますが、自分の目で確かめて確信を得た事柄以外について、信用したり信頼したりすることが不可能だったようです。まるで現代の実証主義者のようですね。

よって150人規模のグループまでしか、統率の取れた行動ができずに、能力的には劣位だったはずの我々の祖先によって、数の力で掃討されてしまったのだとか。


6分で解説【サピエンス全史】虚構に生かされる人類の歴史


認知革命を10分で分かりやすく解説!(サピエンス全史)

基本的人権・会社・貨幣・国家・民主主義・自由・平等・他人の評判・・・私たちの生活を支配している主要概念は、全て実体のない虚構(ウソ)を皆で信じる力によって、人類の生存と繁栄に寄与しています。過去記事にも掲載しましたが、この点について実はアダム・スミスは気づいていたようです。彼の道徳感情論は、進化心理学・進化生物学の知見を先取りしていたのです。

いちいち頭で冷静に考える癖のあった(我々人類よりも知能が優れていた)、ネアンデルタール人は劣位の類人猿である我々の祖先に滅ぼされたのです。 

nichirendaihonin.hatenablog.com

 

私も信仰について悩んだことがありました。

信仰心(希望的観測によって信じる力)のおかげで、大聖人様の仏法を信じ、実際に自分の人生に明るい未来を見ることが出来るようになりました。

御義口伝に云く法華一部廿八品の題号の中に信解の題号此の品に之れ有り、一念三千も信の一字より起り三世の諸仏の成道も信の一字より起るなり、此の信の字元品の無明を切る利剣なり其の故は信は無疑曰信とて疑惑を断破する利剣なり解とは智慧の異名なり信は価の如く解は宝の如し三世の諸仏の智慧をかうは信の一字なり智慧とは南無妙法蓮華経なり、信は智慧の因にして名字即なり信の外に解無く解の外に信無し信の一字を以て妙覚の種子と定めたり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と信受領納する故に無上宝聚不求自得の大宝珠を得るなり信は智慧の種なり不信は堕獄の因なり(御義口伝巻上)

無疑曰信(疑い無きを信と曰う:むぎわっしん)こそが、個人~社会~国家~人類の繁栄のカギを握っているのです。

超天才ハラリさんの、読みやすい文章で歴史哲学の真髄を勉強してみませんか?

 

サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福

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