日蓮正宗のススメ

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創価学会員・顕正会員に読ませたい「ドラッカー」という処方箋

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ピーター・ドラッカーって知ってます?

ja.wikipedia.org

drucker.diamond.co.jp

もしドラ」が流行ったのって何年前でしたっけ? 

ドラッカーファンからは賛否ありましたが、僕は評価してるんです。

ピーター・ドラッカーといえば「マネジメント」が有名なんですが、そのエッセンシャル版を読み込んだ女子高生が、所属する野球部をマーケティングイノベーションによって革命的に成長させていくストーリー。。。

単なるスポ根モノとは一線を画していました。 

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

 

それはドラッカーの思想を両輪に例えると、片方の車輪なんですよ。

ドラッカー思想というのは、その原点ともいうべきアンチファシズム思想に真価があるというのが、僕の考えでして、今日のブログで創価・顕正の人々に処方箋としてオススメしたいのが、彼の処女作「「経済人」の終わり―全体主義はなぜ生まれたか」 なんです。 

ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり

ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり

 

創価学会顕正会という団体は、宗教カルトなんですが、その本質はファシズム全体主義組織なんです。

創価学会は左寄りのファシズム

顕正会は右寄りのファシズム

どちらもファシズム団体です。

創価学会の組織が共産党に酷似しているというのは、10年前に気付きました。当時、共産党の支持母体が経営する病院で働いておりましたが、その時、半強制的に参加させられたオルグや分会が、創価に戻ったのかと思うほど似ていて驚いたことを記憶しています。

また、顕正会はもっとゲリラ的な組織で、ナチの組織に似ていますね。ヨコのつながりは遮断されていて、タテの繋がりしかない。

そして、どちらも組織至上主義であり、組織=人生の全体なんです。

ハイデガーは人間を世界=内=存在と定義づけましたが、ファシストは組織=内=存在なんです。

世界=組織となっている人々。

それが、創価や顕正の面々なんです。

この僕の感じ方、それぞれの団体を脱退した人には、共感していただけるのではないでしょうか? 

第二次大戦後に、ファシズム分析の名著はたくさん出版されました。 

自由からの逃走 新版

自由からの逃走 新版

 
大衆の反逆 (ちくま学芸文庫)

大衆の反逆 (ちくま学芸文庫)

 

  

日経BPクラシックス 隷従への道

日経BPクラシックス 隷従への道

 

 

全体主義の起原 1――反ユダヤ主義 【新版】
 

 

夜と霧 新版

夜と霧 新版

 

上記に紹介した本は、全て全体主義を分析した本です。 

それぞれ、心理学・社会学・経済学・哲学・精神分析学の領域からのアプローチでファシズム分析がなされています。

どれも一考の余地がある分析だと思います。しかし、分析のみで明解な処方箋は提示されていません。 

唯一、ドラッカーのみが「マネジメント」という処方箋を呈示したのです。

資本主義でも、共産主義社会主義でもない、第三の道などないのです。

社会環境が人間を幸福に導くというのは幻想であり、人間の自己反省による修身斉家治国平天下の方程式のみが、幸福と平和への道であることを説いています。

東大の安冨教授が論語を手掛かりに、ドラッカーを読み解いている「ドラッカーと論語」も、併せてお読みいただくとより一層、僕の言う意味がご理解いただけるかもしれません。

一人一人が日蓮正宗の信仰によって、自分の命を浄めていくほかに、一足飛びのユートピアなど存在しないのです。

創価の小説「人間革命」は、ネーミングだけは正解でした。「人間革命」を何回読もうが、創価のカラコピ本尊に題目を百万遍唱えようが、人間革命はできませんでしたね。

日蓮正宗の寺院に自主的に参詣し、創価脱会・顕正脱会を決意する人が現れ始めているそうです。

末法の良薬たる戒壇の大御本尊さまの御許へお帰りください。

www.nichirenshoshu.or.jp