日蓮正宗のススメ

人生談義と時事放談

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令和2年6月度 御逮夜御講に参詣してきました。

本日は13日ですので、大聖人様の御正当日に当たります。
創価学会員や顕正会員は、自称日蓮大聖人様の弟子ですが、御報恩御講なんて知らないでしょうね。
私も異流儀の頃は、忌日なんてほとんど意識にありませんでした。
本日の御逮夜では、菩提寺様の本堂常住御本尊様について、詳しい由来をお聞かせいただきまして、大変勉強になりました。
自分が縁をさせていただくお寺の大事を学ぶことが出来ました。
在家の組織信仰ではピンとこない話です。
創価時代は、御授戒のお寺に所属しているという意識すらありませんでしたから。
顕正会なんて日蓮正宗に全く関係ない団体ですし。
日蓮正宗創価学会時代の19年間はともかくとして、顕正会時代は仏罰で死んでもおかしくないような、人生の危機を迎えていたことを改めて実感しています。
最近、満10年の法華講員歴にして、やっと、罪障が薄らいできたかなぁ~って思っています。
最後に自分の恥をネットで晒して、罪障消滅の一助にさせていただきたいです。
法華講に入ってから、御住職様のお話を聞く段になると、急に眠気に襲われてしまい、居眠りしてしまうことが常態化してしまっていました。
御住職様のお話がまともに聴けない。。。これが偶然や体調のせいではないことに気付いたのは、大分経ってからのことです。知らぬ間に居眠りしなくなりました。
退屈を感じることもなくなりました。不思議で仕方がありません。
業が深く謗法の罪障が強いと、法話を聞くことも叶わないのです。折伏を受けて逆縁になるのと道理は同じなのかもしれませんね。
日蓮正宗は、指導者のカリスマ性やスピーチ力に感化される宗教ではありません。
これが異流儀在家団体との違いだと思います。
御住職様が法華講員に向けて話される内容は、自分の未知既知を問わず、自分が聞法を通じて心に植え付けておくべき話なのです。
もしも、居眠り癖のある方がおいででしたら、それは自分の未熟が原因であり、謗法罪障であると自戒して成長を期する用心がけましょう。経験者は語る。。。みたいな。
そんなことをふと思った次第です。
我が身法華経の行者ならば、霊山の教主釈迦、宝浄世界の多宝如来、十方分身の諸仏、本化の大士、迹化の大菩薩、梵・釈・竜神十羅刹女も、定めて此の砌におはしますらん。水あれば魚すむ、林あれば鳥来る、蓬莱山には玉多く、摩黎山には栴檀生ず。麗水の山には金あり。今此の所も此くの如し。仏菩薩の住み給ふ功徳聚の砌なり。多くの月日を送り、読誦し奉る所の法華経の功徳は虚空にも余りぬべし。然るを毎年度々の御参詣には、無始の罪障も定めて今生一世に消滅すべきか。弥はげむべし、はげむべし。(四条金吾殿御返事1502㌻)

寺院は常住御本尊様の御安置された、信心の道場です。
人法体一の法門からすれば、戒壇の大御本尊様は、生身の日蓮大聖人様で、末寺や自宅の御本尊様はいわば分身です。
お寺と自宅の違いは、お寺には御僧侶がおられるということです。
御僧侶は、「仏宝・法宝は必ず僧によりて住す。譬へば薪なければ火無く、大地無ければ草木生ずべからず。仏法有りといへども僧有りて習ひ伝へずんば、正法・像法二千年過ぎて末法へも伝はるべからず。(四恩抄268㌻)」との御金言の通り、三宝の要です。さらに、在家の我々の師匠でもあります。
月に一度の御報恩御講、ぜひ、所属寺院への参詣をなさってください。
そして、少額でもいいので、御供養をなさってください。
皆様の御信心が一歩進まれることをお祈りしております。