日蓮正宗のススメ

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私が自分の妻を伯母の生まれ変わりだと思う理由とは?:母となり其の子となるも必ず宿習なり

夫人身をうくる事はまれなり。已にまれなる人身をうけたり。又あひがたきは仏法、是又あへり。同じ仏法の中にも法華経の題目にあひたてまつる。結句題目の行者となれり。まことにまことに過去十万億の諸仏供養の者なり。
 日蓮は日本第一の法華経の行者なり。すでに勧持品の二十行の偈の文は日本国の中には日蓮一人よめり。八十万億那由他の菩薩は口には宣べたれども修行したる人一人もなし。不思議の日蓮をうみ出だせし父母は日本国の一切衆生の中には大果報の人なり。父母となり其の子となるも必ず宿習なり。(寂日房御書1393㌻)

親子兄弟、夫婦、親戚、親類縁者・・・今世で出会う人々は、偶然出会うのではない。過去からの因縁によって出会うのだ。

悪因縁もあれば、自分を助ける善い因縁も存在する。

以前、私は自分の息子との因縁について書いた。

私が自分の息子を母の生まれ変わりだと思う理由

私の母は、昭和62年に54歳の若さで他界しました。
日蓮正宗創価学会の婦人部員でした。
当時は創価学会員も日蓮正宗の御僧侶に、葬儀の導師をしていただくことができました。
私の母も通夜・葬儀・戒名・初七日~七七日・百箇日・一周忌・三回忌と、全ての法要を日蓮正宗で執り行っていただくことが出来ました。
母の死因は多発性骨髄腫でしたが、死後の相は生前より美しく、出棺の時も軽く柔らかくて、当時中学3年生だった私は、仏法の凄さの一分を母の成仏の相によって感じることが出来たと思っています。
葬儀に参列してくれた、創価学会員だけでなく、信心をしていない母の介護をしてくれたおばさんや、中学校のPTA関係者も、「まるで生きているようだ」と、驚きの感想を私に言ってくれたのです。
昔の創価学会員の葬儀はオープンで、参列者に死相を自慢するのが普通でした。
母は、多発性骨髄腫と診断された時には、余命3ヶ月の診断を受けました。
昭和61年の11月頃のことです。
その年末は、自宅に帰って家族と最後の時間を過ごすことが許可されました。
母と二人になった時、母は泣きながら私にこう言いました。
「大人になるまで面倒を見てあげられなくてごめんね。できるなら信心の力で完治してみせたい。でも、どうしても死んで行かなければならないのなら、必ずお前の子供になって生まれてくるから。お前のことを面倒見るから。。」
私は、母にかける言葉を探しましたが、何も言ってあげられませんでした。
ちなみに、この親子の因縁話には、母方の祖母の因縁も存在しているのです。
それは、私が母方の祖母の生まれ変わりかもしれないのです。
祖母は私が生まれる直前に亡くなりました。
交通事故で入院していたので、孫がもうすぐ産まれるからと勇み足をして、帰宅の準備をしようとしてベッドから転落し、頭を打って昏睡したまま亡くなったそうです。
祖母は法華講員でした。
母は幼いころの私の顔を見ては、「母さんが交通事故した時の傷とそっくりの痣がある。」と言い、「母さんが生まれ変わってきてくれたんだね。」と嬉しそうにしていました。父は祖母が嫌いだったらしく、憮然として否定していましたが。
それで、うちの息子の話に戻りますと、生まれたのが平成9年の11月でした。
空には大きな彗星が出ていた年です。
また、そのころ顕正会に入っていた私は、全く知りませんでしたが、創価学会員がこの年の12月に信徒資格を喪失します。
息子は、ギリギリのタイミングで出生したことになりますね。
息子には、その顔立ちから、性格、嗜好など、時々ハッとするくらい母を想像させる振る舞いや言動がありました。また、父親の私を幼いころから心配して、出かけようとすると「どこにいくの?何時に帰ってくるの?気を付けてね」と、どっちが親なの?と思うことがありました。
一度など冬の夕方6時ころに帰宅した時、「遅いから心配で警察に届けようかと思ってた。」と言われたことがありました。小学生の息子が暗くなって帰ってきたら、そういうこともあるでしょうが、当時40前の私が。。。なんで息子に。。。心配されるのかと、家族で笑い合ったことも。
そして、妻も息子も不思議なことではありますが、顕正会への入会は頑なに拒んでいましたが、私が法華講に入ると進んで自分たちもお寺に入って信心を始めました。
私が法華講に入って御書を購入し、初めはお手紙を中心に研鑽していたころのことです。
御書のとある箇所に目が留まりました。
沙羅樹王仏と申す仏とならせ給ふ。生提女と申せし女人は、慳貪のとがによて餓鬼道に堕ちて候ひしが、目蓮と申す子にたすけられて餓鬼道を出で候ひぬ。されば子を財と申す経文たがう事なし。
  故五郎殿はとし十六歳、心ね、みめかたち人にすぐれて候ひし上、男ののうそなわりて万人にほめられ候ひしのみならず、をやの心に随ふこと水のうつわものにしたがい、かげの身にしたがうがごとし。いへにてははしらとたのみ、道にてはつへとをもいき。はこのたからもこの子のため、つかう所従もこれがため、我しなばになわれてのぼへゆきなん、のちのあとをもいをく事なしとふかくをぼしめしたりしに、いやなくさきにたちぬれば、いかんにやいかんにやゆめかまぼろしか、さめなんさめなんとをもへども、さめずしてとしも又かへりぬ。いつとまつべしともをぼへず。ゆきあうべきところだにも申しをきたらば、はねなくとも天へものぼりなん。ふねなくとももろこしへもわたりなん。大地のそこにありときかば、いかでか地をもほらざるべきとをぼしめすらむ。
  やすやすとあわせ給ふべき事候。釈迦仏を御使ひとして、りゃうぜん浄土へまいりあわせ給へ、若有聞法者無一不成仏と申して、大地はさゝばはづるとも、日月は地に堕ち給ふとも、しをはみちひぬ世はありとも、花はなつにならずとも、南無妙法蓮華経と申す女人の、をもう子にあわずという事はなしととかれて候ぞ。いそぎいそぎつとめさせ給へつとめさせ給へ。恐々謹言。(上野尼御前御返事1553㌻)

この御書は、南条時光殿のお母様に宛てられたお手紙です。
時光殿の弟さんは若くしてお亡くなりになりました。
私と母との関係は逆ですが、信心を縁として親子が必ず巡りあえることをお示しくださっています。
私は生前の願いを叶えて、私の息子となり、日蓮正宗信徒としての人生を歩んでいるのだと、確信しました。
日顕上人様のお書き物に、
百六箇種脱對見拜述記
日顕, 阿部
日蓮出版
2017-05-01

がございますが、その中に眷属妙に関する説明があります。
その中の下種仏法中の願生眷属妙ないしは、業生眷属妙なのではないかと拝しているのですが。
興味おありの方は、購入して拝読なさってみてください。
過去の宿縁追ひ来たって今度日蓮が弟子と成り給ふか。釈迦多宝こそ御存知候らめ。「在々諸仏土常与師倶生」よも虚事候はじ。(生死一大事血脈抄514㌻)
の御金言が思い出せれます。
ちなみに、息子は私の母の生まれ変わりであることを全否定しておりますが。。。

今日は、これに関係して妻との因縁について書いてみたい。

我が家の過去帳は、全て母方の先祖の戒名で埋まっている。

これは、祖母が法華講員で、母が創価学会ながら菩提寺に参詣し、御住職様の教導を受けていたことによる。

母は、私が幼稚園のころ(昭和52年前後)に、過去帳を新調した。

その時、日蓮正宗に縁出来てなかった、母の父と姉の戒名も記載していただいたそうだ。

母は、生前、自分の命の短さを覚っていたのかどうか分からないないが、自分の死後の段取りを支度していた節がある。

今思い出してみると、不思議なことだが、信心をしていると直感が磨かれるのかもしれない。

母は幼い私に、仏壇の前で語った。「ポリ銀君が大人になった時、お嫁さんになって助けてくれるような人になって、お姉ちゃんが生まれ変わってきてくれたらいいなって思って、御住職様にお願いして過去帳に戒名を入れてもらったのよ。。。」。

用意周到なことだ。

母の姉は、昭和5年に3歳で死亡している。戒名は他宗の戒名だが、戒名の下に夷みたいな文字が書かれて、そのまま記載されている。他宗の戒名が通用するようなる化儀だろうか?

母方の祖父、つまりは母の父親も同様だ。昭和12年に亡くなっている。飲酒が祟って肝硬変で亡くなったそうだ。母は昭和8年の生まれだから、姉は生まれる前に、父親は4歳で亡くしたことになる。不幸と悲惨を絵に描いたような一家だったんだろうな。

でも、少しだけ微笑ましいというか、他宗のいいかげんさというか、祖父の戒名は酔月信士と書かれていて、酒で死んだ人にちなんで付けたにしては、気が利いているって思ったもんだ。

母の生まれ変わり理論を総合すると、私は母の母の生まれ変わり。私の母は、今の私の息子の生まれ変わり。妻は母の姉で、前世の私の夭折した幼子。

宿縁が濃すぎる。。。

道理で仲がいいのか?

信心も素直に受け入れてくれたし。

いや、もっと言うなら、私が顕正会の時には、二人とも頑なに入会を拒否ってたのに。

いやはや、因縁というのは不思議なものですね。

今となっては有難い宿習だと、日蓮大聖人様に感謝申し上げております。

親子三人で信心できる幸せ。。。前世からの願いが成就したんでしょうね。

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前世では、早くに離れた母娘が、今世では夫婦になって末永く。。。仏様も粋な計らいをなさるもんですね。


日蓮正宗・総本山 大石寺


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