日蓮正宗のススメ

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久々に参詣してきます:参詣遥かに中絶せり。急ぎ急ぎに来臨を企つべし。

今日は、唱題会の日。

お寺に参詣してきます。

コロナ騒ぎで御無沙汰してました。

其の上此の処は人倫を離れたる山中なり。東西南北を去りて里もなし。かゝるいと心細き幽窟なれども、教主釈尊の一大事の秘法を霊鷲山にして相伝し、日蓮が肉団の胸中に秘して隠し持てり。されば日蓮が胸の間は諸仏入定の処なり、舌の上は転法輪の所、喉は誕生の処、口中は正覚の砌なるべし。かゝる不思議なる法華経の行者の住処なれば、いかでか霊山浄土に劣るべき。法妙なるが故に人貴し、人貴きが故に所尊しと申すは是なり。神力品に云はく「若しは林中に於ても、若しは樹下に於ても、若しは僧坊に於ても、乃至般涅槃したまふ」云云。此の砌に望まん輩は無始の罪障忽ちに消滅し、三業の悪転じて三徳を成ぜん。彼の中天竺の無熱池に臨みし悩者が、心中の熱気を除愈して充満其願如清涼池とうそぶきしも、彼此異なりといへども、其の意は争でか替はるべき。彼の月氏霊鷲山は本朝此の身延の嶺なり。参詣遥かに中絶せり。急ぎ急ぎに来臨を企つべし。(南条殿御返事1569㌻)

この、南条殿へのお手紙は名言の宝庫。

戒壇の大御本尊様への参詣を促すときに、よく引用される御金言です。

法華経の文字は六万九千三百八十四字、一々の文字は我等が目には黒き文字と見え候へども仏の御眼には一々に皆御仏なり。譬へば金粟王と申せし国王は沙を金となし、釈摩男と申せし人は石を珠と成し給ふ。玉泉に入りぬる木は瑠璃と成る。大海に入りぬる水は皆鹹し。須弥山に近づく鳥は金色となるなり。阿伽陀薬は毒を薬となす。法華経の不思議も又是くの如し。凡夫を仏に成し給ふ。蕪は鶉となり山の芋はうなぎとなる。世間の不思議以て是くの如し。(本尊供養御書1075㌻)

法華経戒壇の大御本尊様のことであります。

寺院は各家庭の御本尊様よりも、須弥山(大石寺)に近い血脈のダムのような存在。

恋慕渇仰の想いで参詣いたしましょう。

そして、みんなで声を一つに祈るところの功徳は、絶大であることを知りましょう。

譬へばよき火打とよき石のかどとよきほくちと此の三つ寄り合ひて火を用ゆるなり。祈りも又是くの如し。よき師とよき檀那とよき法と、此の三つ寄り合ひて祈りを成就し、国土の大難をも払ふべき者なり。よき師とは、指したる世間の失無くして、聊のへつらふことなく、少欲知足にして慈悲あらん僧の、経文に任せて法華経を読み持ちて人をも勧めて持たせん僧をば、仏は一切の僧の中に吉き第一の法師なりと讃められたり。吉き檀那とは、貴人にもよらず賤人をもにくまず、上にもよらず下をもいやしまず、一切人をば用ひずして、一切経の中に法華経を持たん人をば、一切の人の中に吉き人なりと仏は説き給へり。吉き法とは、此の法華経を最為第一の法と説かれたり。已説の経の中にも、今説の経の中にも、当説の経の中にも、此の経第一と見えて候へば吉き法なり。(法華初心成仏抄1314㌻)

 

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