日蓮正宗のススメ

凡そ謗法とは謗仏謗僧なり。三宝一体なる故なり。

余暇を有効に演出する止暇断眠の精神

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余暇≒レジャーですか?

 日蓮大聖人は『富木殿御書』に、
 「我が門家は夜は眠りを断ち昼は暇(いとま)を止めて之を案ぜよ。一生空しく過ごして万歳悔(く)ゆること勿(なか)れ」(御書1169)
と「止暇断眠」について御教示であります。人生には無駄を省き、少欲知足を心得ていくよう仰せになられた御文です。一生において空しく過ごすことの無いよう、また後悔をしないように生きることが大事です。
 「止暇断眠」とは、無駄な暇は止め、無駄な眠りを断つということであります。生活全てから完全に暇である休みを無くし、眠ることをしてはいけないというのではありません。これでは小乗仏教です。日蓮正宗大乗仏教であり、その中でも法華経独一本門文底下種仏法です。この意義から考えなければいけません。四大不順を起こさないように適当な暇や眠りは大事です。「止暇断眠」を心がけることで四大不順を防ぎ、健康を保つための教えで、身口意の三業を調える潤滑油です。 但し、余暇や眠りに執着心を起こしてはいけません。執着するということは、貪瞋癡の三毒である貪る命の現れです。成仏の因を貪り食べ、三悪道の世界に引きずり込みます。毒気深入し本心を失う結果になり、生活自体を堕落させます。「止暇断眠」は生活の堕落を防ぐ教えです。暇や眠りに執着すると怠慢な気持ちが芽生え人生を堕落させます。堕落させないように教えられたのが「止暇断眠」です。怠慢や堕落は成仏の妨げになります。
 円融三諦を観じ暇と眠りの本当の必要性を考えなければいけません。そこに暇という本当の意味、眠りという本当の意義が生活の上に顕現されます。つまり成仏に必要な形で暇と眠りが活用されます。暇と眠りという煩悩が、菩提に通じる暇と眠りに変わります。御本尊様に向かい勤行唱題で、暇と眠りの必要性をじっくり考え、御本尊様から智慧を頂くことが大事です。
 人それぞれに生活習慣があります。生活習慣や体質により、余暇の取り方と睡眠は異なります。信心と生活に支障のない様、上手に計画立てることが必要です。勤行唱題の中で御本尊様から御仏智を頂き、具体的な計画を立てることです。
 計画は立てても、常に世界は動いていますので、思い通りに行かないときもありますが、計画を立てている場合と立てない場合には、現前と違いがあります。計画をスムーズにいかせるために、暇という空きの時間が役に立ちます。
 暇には、二つの利用価値が上げられます。一つは、計画が上手くいかないときの時間調整、もう一つはその計画を成功させるための心身の充電期間です。余暇である暇も無駄にせずに、信心と生活や仕事においてプラスになる余暇の過ごし方が大事です。それが日蓮正宗を信心することで日蓮大聖人から教えを賜り、寺院においては御住職様より御指導を頂くことで実行することが出来ます。
 眠りも信心や生活と仕事面にマイナスになる部分を止め、信心や生活と仕事面を充実させる眠りが大事であります。つまり「止暇断眠」はマイナス面を止め断ち、充実する面を伸ばすことです。マイナス面は煩悩であり、迷いや悩みを誘発させる要因を持ちます。余暇と睡眠の善知識・悪知識を信心で明らかに見つめることです。
 「止暇断眠」を心がけることで、生活習慣を根本から改善し、成仏の境界へと生活を作り替えます。私達の衣食住を「止暇断眠」の精神で考えてみることです。生活習慣は、代々の先祖から受け継がれたものが殆どで、多大な影響を受けます。その生活習慣に、様々な四苦八苦を招く要因が潜み、人生を不幸にする素があります。「止暇断眠」を心得、勤行唱題で生活習慣を根本から改善することが大事です。

余暇を有効に演出する止暇断眠の精神 - 正林寺法華講員手引書

 

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