日蓮正宗のススメ

人生談義と時事放談

PVアクセスランキング にほんブログ村 日蓮正宗のススメ - にほんブログ村

御書拝読

1033夜:開目抄 第2回 一念三千の法門を盗んで自らの説とする

引用元:日蓮正宗久道山開信寺 【但〔ただ〕し仏教に入って五十余年の経々、八万法蔵を勘〔かんが〕へたるに、】ただ、仏教に入って五十余年の間に説法された八万法蔵と云われる多くの教えをひとつひとつ見れば、 【小乗あり大乗あり、権経あり実経あり、】…

1032夜:開目抄 第1回 内道と外道について

引用元:日蓮正宗久道山開信寺【開目抄 上 文永九年二月 五十一歳】開目抄(御書523頁) 【夫〔それ〕一切衆生の尊敬〔そんぎょう〕すべき者三あり。】すべて(一切)の人々(衆生)が尊敬しなければならない者が三つあります。 【所謂〔いわゆる〕、主・…

1031夜:御書研鑚の集い 開目抄に学ぶ

引用元:日蓮正宗久道山開信寺 背景と大意開目抄(かいもくしょう)は、文永9年(西暦1272年)二月、聖寿51歳の時に極寒の佐渡の塚原三昧堂で顕されました。日蓮宗の本山、身延山久遠寺の原本(真跡)が有りましたが、明治8年(西暦1875年)に火災で焼失…

1030夜:立正安国論 第6回

日蓮正宗久道山開信寺さんのHPから引用させていただいております、御書拝読資料逐語訳ですが、宗祖御生誕800年の本年に於きましても、本日4月28日宗旨建立の祝日を迎えました。立正安国論拝読がちょうどこの佳き日に結しましたことも、不思議な巡り…

1029夜:立正安国論 第5回

[第七問] 施を止〔とど〕めて命を断〔た〕つ 【客則ち和〔やわ〕らぎて曰く、】客は主人の言葉を聞いて、さらに態度を和〔やわ〕らげて次のように尋ねた。 【経〔きょう〕を下し僧を謗ずること一人には論じ難し。】私には、法然が経典を軽んじたり、僧侶を謗…

1028夜:立正安国論 第4回

[第五問] 和漢の例を出〔いだ〕す 【客殊〔こと〕に色を作〔な〕して曰く、】客は、一段と怒り、顔色を変えてこのように質問しました。 【我が本師釈迦文〔もん〕、浄土の三部経を説きたまひてより以来〔このかた〕、】私達の本師である釈迦牟尼仏が浄土三部…

1027夜:立正安国論 第3回

[第三問] 正法を誹謗〔ひぼう〕するの由〔よし〕 【客色を作〔な〕して曰く、】客は大いに怒り、顔色を変えて言いました。 【後漢の明帝〔めいてい〕は金人〔きんじん〕の夢を悟りて】たとえば中国では、後漢の明帝が金色に輝く尊い人の姿を夢に見て、聖教の…

1026夜:立正安国論 第2回

立正安国論 第2回【立正安国論文応元年七月一六日 三九歳】立正安国論文応元年(西暦1260年)7月16日 39歳著 [第一問] 災難の来由〔らいゆ〕 【旅客来〔き〕たりて嘆〔なげ〕いて曰〔いわ〕く、】旅人が来て嘆いて言いました。 【近年より近日に至…

1025夜:立正安国論 第1回 背景と大意

御書に学ぶ信心日蓮大聖人は、諸法実相抄において「行学の二道をはげみ候べし、行学たへなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教化候へ、行学は信心よりをこるべく候、力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし」と言われています。行学がなければ、仏…

1024夜:御書耽読

耽読:夢中になって読みふけること。 今日は、久々に御書を読み耽ってしまいました。 気付けば深夜ですわ。 読めるときって、不思議なんですよ。 没頭できるんですよね。 なぜ没頭できたのか? それは、やはり朝夕の勤行が充実していたということだと思いま…

一緒に御書を読みましょう:経王御前御書(平成新編636㌻)

経王御前御書 文永九年 五一歳 種々御送り物給び候ひ畢んぬ。法華経第八妙荘厳王品と申すには、妙荘厳王と浄徳夫人と申す后は浄蔵・浄眼と申す太子に導かれ給ふと説かれて候。経王御前を儲けさせ給ひて候へば、現世には跡をつぐべき孝子なり。後生には又導か…

当体義抄文段を拝読する 6

nichirengs.exblog.jp 当体義抄文段 十七 当(まさ)に知るべし、迹門は華の如く、本門は蓮の如く、文底は種子の如きなり。例えば種子の中に華・菓を具するが如きなり。 一 問う如来の在ざい世せ等文。 此の下は次に如来在世の証得の人を明かす、亦二。初め…

当体義抄文段を拝読する 5

nichirengs.exblog.jp 当体義抄文段 十四 今本因・本果とは、即ち是れ種家の本因・本果なるのみ。釈尊既に爾(しか)なり、蓮祖も亦爾なり 一 問う劫こっ初しょより已来このかた等文。 此の下は大段の第二、能証の人を明かす、亦三。初めに如来の自証化け他…

創価学会への疑問:戒壇の大御本尊様に繋がらないお金を御供養しても、功徳はあるのでしょうか?

戸田城聖は言ったとか言わなかったとか。。。「宗教は金になる!」 「在家が供養を受けられる」の嘘 昭和52年に池田氏が発表した『仏教史観を語る』は現在の学会の基本精神となっているが、当時、これが宗門内に大きな物議を呼び逸脱事件の中心の書となっ…

当体義抄文段を拝読する 4

nichirengs.exblog.jp 当体義抄文段 十一 法の本尊を証得すれば、我が身全く本門戒壇の本尊と顕るるなり 一 日蓮が弟子檀那等の中の事なり文。 此の下は因を結するなり。前さきの「正直に方便を捨て」已下の文に配して見るべし。 日にち我が云く「是の『中』…

当体義抄文段を拝読する 3

nichirengs.exblog.jp 当体義抄文段 八 設い非人と雖も即ち是れ本門寿量の当体の蓮華仏なり。故に正・像の国王よりも末法の非人は尊貴なり 一 此等の文の意こころを案ずるに等文。 此の下、次に正しく非ひを簡えらび、是ぜを顕す、亦二。初めに非を簡び、次…

当体義抄文段を拝読する 2

nichirengs.exblog.jp 当体義抄文段 五 当抄を釈するに、大いに分ちて二と為す。初めに所証の法を明かし、次には能証の人を明かす。 一 入文判釈の下。 今、当抄を釈するに、大いに分ちて二と為す。 初めに所証の法を明かし、次に「問う劫こっ初しょ」の下は…

当体義抄文段を拝読する

nichirengs.exblog.jp 当体義抄文段 目次 日寛上人 御書講義 当体義抄 文段 当抄を釈せんとするに、須く三門に約すべし 大 意 釈 名 入文判釈 所証の法を明かす 一、法体に約す 二、信受に約す 法の本尊を証得すれば、我が身全く本門戒壇の本尊と顕るるなり …

『妙法蓮華経』の体(実体)は、十界の依正であることをあかした書【当体義抄】 その三

nichirengs.exblog.jp[当体義抄 本文] その三問う如来の在世に誰か当体の蓮華を証得せるや、答う四味三教の時は三乗・五乗・七方便・九法界・帯権(たいごん)の円の菩薩並びに教主乃至法華迹門の教主総じて本門寿量の教主を除くの外は本門の当体蓮華の名をも…

『妙法蓮華経』の体(実体)は、十界の依正であることをあかした書【当体義抄】 その二

nichirengs.exblog.jp [当体義抄 本文] その二 問う劫初(こっしょ)より已来何人(このかたなんびと)か当体の蓮華を証得せしや、答う釈尊五百塵点劫(ごひゃくじんてんごう)の当初(そのかみ)、此の妙法の当体蓮華を証得して世世番番に成道を唱え能証所証の本理…

『妙法蓮華経』の体(実体)は、十界の依正であることをあかした書【当体義抄】 その一

nichirengs.exblog.jp 【当体義抄(とうたいぎしょう】■出筆時期:文永十年、五十二歳御作(西暦1273年)■出筆場所:佐渡ヶ島 一谷(いちのさわ)にて述作■出筆の経緯:妙法蓮華経の体(実体)について、十界の依正[一切衆生及び国土(自然)]が、すなわち妙法蓮華経の当…