日蓮正宗のススメ

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一緒に御書を読みましょう:経王御前御書(平成新編636㌻)

経王御前御書   文永九年  五一歳
 
  種々御送り物給び候ひ畢んぬ。法華経第八妙荘厳王品と申すには、妙荘厳王と浄徳夫人と申す后は浄蔵・浄眼と申す太子に導かれ給ふと説かれて候。経王御前を儲けさせ給ひて候へば、現世には跡をつぐべき孝子なり。後生には又導かれて仏にならせ給ふべし。今の代は濁世と申して乱れて候世なり。其の上眼前に世の中乱れて見え候へば、皆人今生には弓箭の難に値って修羅道におち、後生には悪道疑ひなし。而るに法華経を信ずる人々こそ仏には成るべしと見え候へ。御覧ある様にかゝる事出来すべしと見えて候。故に昼夜に人に申し聞かせ候ひしを、用ひらるゝ事こそなくとも、科に行なはるゝ事は謂はれ無き事なれども、古も今も人の損ぜんとては善き言を用ひぬ習ひなれば、終には用ひられず世の中亡びんとするなり。是偏に法華経釈迦仏の御使ひを責むる故に、梵天・帝釈・日月・四天等の責めを蒙りて候なり。
  又世は亡び候とも、日本国は南無妙法蓮華経とは人ごとに唱へ候はんずるにて候ぞ。如何に申さじと思ふとも、毀らん人には弥申し聞かすべし。命生きて御坐さば御覧有るべし。又如何に唱ふとも日蓮に怨をなせし人々は、先づ必ず無間地獄に堕ちて無量劫の後に日蓮の弟子と成って成仏すべし。恐々謹言。
                        日蓮花押
  経王御前

逐語訳はしんどいんで、ポリ銀流に解説させてもらうね。

僕は指導教師でもなんでもないんで、その辺、気に障る人は読まないでください。所詮、SNSですから。


■出筆時期:文永九年(1272) 五十一歳御作
■出筆場所:佐渡国にて。
■出筆の経緯

本抄は四条金吾佐渡の日蓮大聖人に使者を遣わされて種々の品々を御供養するとともに、経王御前が誕生した事を伝えたことへの返書となっております。尚、四条金吾と妻日眼女には前年の五月八日に女の子が誕生し、大聖人より「月満」御前と名付けられておられます。
経王御前については「経王御前を儲(もうけ)させ給いて候へば現世には跡をつぐべき孝子なり、後生には又導かれて仏にならせ給うべし」と記されておられるように、四条金吾の跡継ぎたる男子が誕生したことを喜ばれておられます。

また文末では「世は亡び候とも日本国は南無妙法蓮華経とは人ごとに唱へ候はんずるにて候ぞ、如何に申さじと思うとも毀らん人には弥よ申し聞かすべし<中略>日蓮に怨をなせし人人は先ず必ず無間地獄に堕ちて無量劫の後に日蓮の弟子と成つて成仏す可し」と断じ、法華経 常不軽菩薩品で説かれている「而強毒之(にごうどくし)の原理を説かれ、法華経弘通に一層励むよう諭されておられます。

日蓮に怨をなせし人人は先ず必ず無間地獄に堕ちて無量劫の後に日蓮の弟子と成つて成仏す可し

と説いた御書であります。

私なんか異流儀生まれの異流儀育ちですから、とてもへこみます。

日蓮に怨をなせし人人って、現代では戒壇の大御本尊様と猊下様に反逆した人を言うのですからね。

是偏に法華経釈迦仏の御使ひを責むる故に、梵天・帝釈・日月・四天等の責めを蒙りて候なり。

法華経釈迦仏をまんま国語の字面通りに読むと、身延読みになることは御存じでしょう。御本仏大聖人様の御当体すなわち、法体であります。

今の日蓮正宗では、創価学会顕正会から戻ってきた人が大勢いますね。

その人たちに向かって、「この大罪人が!」なんて罵る人はいません。

しかし、無間地獄行の切符を手に入れちゃってるってことは、心得ていたほうがいいかもです。

SNSで浮かれている元異流儀の人で、大丈夫かなあって心配してたら、知らないうちに退転してて、ゴリゴリのアンチになってたりする人は、自分の過去の大罪に向き合ってないままだったんだなって、思うのです。

仏法の道理からすれば、罪障消滅があるはずなんだけど、感激ばっかり吹聴している人っているでしょ?

要注意です。

なんでそんなことが言えるのかって?

自分も経験したからです。

私は、辛うじて御本尊様不敬はしておりませんでした。

これだけは、本当に良かったって思っています。

いや、親父に感謝です。

顕正会員が家の日達上人様の特別御形木御本尊様を、顕正会版本尊に替えるようしつこく迫ってきたと言っていました。

親父は一笑に付したそうで。

あの当時の僕なら迷わず取り替えてたかも。

実際、長年、地域拠点として自宅を提供していたおばさんは、日達上人様の特別御形木御本尊様を顕正会版本尊に取り替えていました。

年老いて、拠点仕事が出来なくなった後、私が折伏に訪れたときは、空の仏壇だけが残されていましたね。

懸命に、日蓮正宗に戻るよう諭しましたが、私の力不足で翻意させることが叶いませんでした。

あれから10年。生きていても90歳か。。。

時々、家の前を通りますが、人の気配もしない陰気漂う魔の棲家のような。。。

創価学会員の家にもそんな気配がありますよね。

悲しい限りです。

 

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