脳内が一瞬、最期にパッと光っているのが分かりますね。
東日本大震災では、津波のニュース映像に不思議な、白い霊体のような何かが映りこんでいました。
関東大震災も想定されています。
人間にとって"死"は必然でありながら、その瞬間は予想できません。
私は臨終正念を祈念しています。
そして日蓮正宗で葬儀を執行していただけること、これが無上の願いです。
相構え相構えて強盛の大信力を致して南無妙法蓮華経・臨終正念と祈念し給へ、生死一大事の血脈此れより外に全く求むることなかれ、煩悩即菩提・生死即涅槃とは是なり、信心の血脈なくんば法華経を持つとも無益なり(生死一大事血脈抄)
生死の二法に非ずと云うことなし、是くの如く生死も唯妙法蓮華経の生死なり、天台の止観に云く「起は是れ法性の起・滅は是れ法性の滅」云云、釈迦多宝の二仏も生死の二法なり、然れば久遠実成の釈尊と皆成仏道の法華経と我等衆生との三つ全く差別無しと解りて妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり、此の事但日蓮が弟子檀那等の肝要なり法華経を持つとは是なり、所詮臨終只今にありと解りて信心を致して南無妙法蓮華経と唱うる人を「是人命終為千仏授手・令不恐怖不堕悪趣」と説かれて候、悦ばしい哉一仏二仏に非ず百仏二百仏に非ず千仏まで来迎し手を取り給はん事・歓喜の感涙押え難し(生死一大事血脈抄)
法華を悟れる智者・死骨を供養せば生身即法身・是を即身といふ、さりぬる魂を取り返して死骨に入れて彼の魂を変えて仏意と成す成仏是なり、即身の二字は色法・成仏の二字は心法・死人の色心を変えて無始の妙境・妙智と成す是れ則ち即身成仏なり(木絵二像開眼之事)
六根清浄と折伏成就は、生きていくうえでの願いです。
功徳とは六根清浄の果報なり、所詮今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は六根清浄なり、されば妙法蓮華経の法の師と成つて大なる徳有るなり、功は幸と云う事なり又は悪を滅するを功と云い善を生ずるを徳と云うなり、功徳とは即身成仏なり又六根清浄なり、法華経の説文の如く修行するを六根清浄と得意可きなり云云。(御義口伝巻下・法師功徳品四箇の大事・第一法師功徳の事)
折伏成就の鍵は、教学研鑽に尽きます。
お題目とは何か、法華経とは何か、日蓮正宗の相伝を勉強し、自分の中でつかんだことを話せるようになりたいと思います。
日顕上人様の御説法を拝し、教学の研鑽を日々、少しずつでも努力していきたいと思います。