近況報告:道は開けてきたけれど・・・立ち止まって考えてみると
元の職務には復帰できました。
会社を辞める必要もなくなりました。
でも、結局、いつもの日々が帰って来たわけです。
さて、これでいいのか?
自分の胸に問いかける日々が続いています。
仕事が忙しくなれば、五座三座の勤行もおろそかになります。
二律背反?
そんな疑問を感じています。
私の価値観は、創価や顕正の価値観なのでは?
社会に実証を示す?
五濁悪世なのに?
そんなのって、単に、四悪趣に実証を示しているだけでは?
以前、御僧侶に問いかけた疑問を思い出しました。
私「どうして、信心していない人が社会で成功したり、お金持ちになっているんですか?」
御僧侶「この世が第六天魔王の支配下にあるからですよ。信心していない人は、魔に足を引っ張られることがないんです。放っておいても、地獄に堕ちますから。本当の功徳は成仏であり、罰は堕獄なんです。現世利益みたいなことを功徳と思ってる人は、本当に信心を分かっているとは言えないんですよ。」
日蓮正宗の信心をしていても、この現世に生きている限り、どうしても社会に生きなければ生活が成り立ちません。
しかし、思いきることができずに流されて、私は47歳まで生きてきてしまったように思います。
自在を得ようと思えば、宝くじでも当てて成金になるか、低所得のフリーターに甘んじるか、年金生活の御隠居にでもなるか(これも我々、団塊ジュニア世代には泡沫の夢になりましたが)。
宿業の重さを感じています。
地獄に堕ちて炎にむせぶ時は願くは今度人間に生れて諸事を閣ひて三宝を供養し後世菩提をたすからんと願へどもたまたま人間に来る時は名聞名利の風はげしく仏道修行の灯は消えやすし、無益の事には財宝をつくすにおしからず、仏法僧にすこしの供養をなすには是をものうく思ふ事これただごとにあらず、地獄の使のきをふものなり寸善尺魔と申すは是なり(新池御書)
賢人は八風と申して八のかぜにをかされぬを賢人と申すなり、利・衰・毀・誉・称・譏・苦・楽なり、をを心は利あるに・よろこばず・をとろうるになげかず等の事なり、此の八風にをかされぬ人をば必ず天はまほらせ給うなりしかるを・ひりに主をうらみなんどし候へば・いかに申せども天まほり給う事なし(四条金吾殿御返事)
信心をすれば、自分の思う通りになるというのは、間違った功徳観なんです。
願くは我が弟子等・大願ををこせ、去年去去年のやくびやうに死にし人人の・かずにも入らず、又当時・蒙古のせめに・まぬかるべしともみへず、とにかくに死は一定なり、其の時のなげきは・たうじのごとし、をなじくは・かりにも法華経のゆへに命をすてよ、つゆを大海にあつらへ・ちりを大地にうづむとをもへ、法華経の第三に云く「願くは此の功徳を以て普く一切に及ぼし我等と衆生と皆共に仏道を成ぜん」云云、恐恐謹言。
十一月六日 日 蓮 花押
上野賢人殿御返事
此れはあつわらの事の・ありがたさに申す御返事なり。
我等凡夫のつたなさは経論に有る事と遠き事はおそるる心なし、一定として平等も城等もいかりて此の一門をさんざんとなす事も出来せば眼をひさいで観念せよ、当時の人人のつくしへか・さされんずらむ、又ゆく人・又かしこに向える人人を我が身にひきあてよ、当時までは此の一門に此のなげきなし、彼等はげんはかくのごとし殺されば又地獄へゆくべし、我等現には此の大難に値うとも後生は仏になりなん、設えば灸治のごとし当時はいたけれども後の薬なればいたくていたからず。
彼のあつわらの愚癡の者ども・いゐはげまして・をどす事なかれ、彼等にはただ一えんにおもい切れ・よからんは不思議わるからんは一定とをもへ、ひだるしとをもわば餓鬼道ををしへよ、さむしといわば八かん地獄ををしへよ、をそろししと・いわばたかにあへるきじねこにあえるねずみを他人とをもう事なかれ、此れはこまごまとかき候事はかくとしどし・月月・日日に申して候へどもなごへの尼せう房・のと房・三位房なんどのやうに候、をくびやう物をぼへず・よくふかく・うたがい多き者どもは・ぬれるうるしに水をかけそらをきりたるやうに候ぞ。 (聖人御難事)
嗚呼、大聖人様。
私に生きる道をお教えください。

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