日蓮正宗のススメ

凡そ謗法とは謗仏謗僧なり。三宝一体なる故なり。

一念三千を理解することで性格が変わります

 

一念三千法門

一念三千法門

 

 勤行唱題は唯一、私達の性格を根底から変える修行です。持って生まれた性格は、過去世に自らが作り上げた人格です。その姿が今の自分自身となって現れています。育った環境と接した人により大きな影響を受け、一つの業として人格が出来ています。信心は、この業を転換させることが出来ます。一念三千の法門を寺院へ参詣して御住職様から学び、勤行唱題に精進するところ冥益の功徳を御本尊様から頂き、性格が変わります。
 性格を変える要素は、心に深く入り込んだ人生にマイナスになる欠点や劣等感などの自分という先入観と固定観念を勤行唱題によって和らげ、御書を心肝に染め、仏様の生命と境界に先入観と固定観念に作り替えていきます。生きることに対して絶望感やあきらめを捨て、不動の信心と確信を持ち、勤行唱題に専念するところ性格が変わっていきます。
 一念三千を理解するとは、簡単にいいますと「仏様の生命が私達の迷いの命に具わっている」ということです。仏様の生命は、不老不死です。この仏様の生命を動かすには、ひたすら御本尊様に勤行唱題をする以外にありません。
 「一念三千」とは私達の命に、理論的に三千の働きが眠っていることであります。この教えは日蓮正宗でしか説かれません。つまり、一念三千が説かれるということは、潜在能力がもともと具わっており、御本尊様に勤行唱題するところに、自分の好みである三千の一つの働きを涌現させ、生活を楽しく送ることが出来るのです。今の自分は三千の働きの一つに過ぎません。
 人間には「癖(くせ)」があります。無意識のうちに生まれ育った環境や周囲の人によって出来上がるものです。癖は一念三千のある一部分が偏った形で人格として表情や体に出たものです。勤行唱題をし意識して直せば変わります。
 持って生まれた肉体的外見は、かえることは出来ませんが、心の働きを根底から変革することで、持って生まれた外見の持ち味が活かされ、六根清浄の功徳が外見を飾ります。これが御本尊様から頂く、決してお金で買うことの出来ない、来世までも続く御利益です。内面に隠された一念三千の働きを御本尊様によって涌現させて頂くことで、更に見えるものも生き生きと変わってきます。それが「我此土安穏」であり、「常寂光土」の一分を御本尊様から頂いていることになります。
 『一生成仏抄』に、
 「衆生の心けがるれば土もけがれ、心清ければ土も清しとて、浄土と云ひ穢土(えど)と云ふも土に二つの隔てなし。只我等が心の善悪によると見えたり。衆生と云ふも仏と云ふも亦此くの如し。迷ふ時は衆生と名づけ、悟る時をば仏と名づけたり」(御書46)
と御教示のように、私達、衆生の心が、けがれているか清いかで人生が大きく別れます。更に見えるものも、心の持ち方によって変わってきます。信心は、心の持ち方を正法に随う上で、自分の好みに御本尊様の功徳により変革できるのです。成仏とは、癖のついた今までの人格を信心によって変革することです。
 日蓮正宗の寺院が成仏の根本道場です。信心をして心を清めていきましょう。

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