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┃THE STANDARD JOURNAL〜アメリカ通信〜┃ http://www.realist.jp
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├ 2018年10月24日 米中20年戦争に備えよ!
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こんにちは。和田です。
■アメリカの決断と世界観
アメリカはついに決断しました。
中国共産党をぶっ潰すまでやるんです!
そう決断しました。
世界三大戦略家の一人、エドワード・ルトワックがいうには、中国共産党も解体させられるとのことです。
冷戦終結時、ソビエト共産党なくなったように少なくとも中国が今の体制でいられなくなることでしょう。
でも、日本のテレビや新聞はこの重大事をそういう重要度で報道してないですよね?
アメリカが中国を潰す?
それは本当ですか?
それは、いくつかありますが、
わかりやすいのはマイク・ペンス副大統領の10月4日の演説内容等にありますが、
実質上の宣戦布告です。
さて、その演説を宣戦布告と捉えたとしますが、それが日本で平和に暮らす我々にどんな問題があるのですか?
そう思う人も多いのではないでしょうか?
それが大アリなんです。
■日本政府、日本企業は甘い!!
かつて、東芝機械ココム違反事件というのがありました。
当時はアメリカ対ソ連の構図でしたが、それを大企業たる東芝が理解していなかったからです。
ソ連の潜水艦の静音させる部品を東芝が売ってしまいアメリカの逆鱗に触れました。
東芝製品の米国への輸入禁止という大制裁を食らい倒産に追い込まれるレベルの事件でした。
当時はカネがあったので、なんとかロビイングができ最悪の事態は防げたのですが、日本人がアメリカの政治状況をわかっていなかった典型的事件でした。
米ソが命がけで対立しているという、アメリカ人の世界観が分かっていなかったからです。
そのときの日本人の世界観が甘すぎて、現実のアメリカの世界観に全くフィットしていなかったからです。
あたり前ですが、世界観が間違っていると夢も実現しません。
その当時の日本人の世界観とは?
米ソが戦っているのかもしれないけれども、日本はそんなに関係ない!
そう思っていたのです。
平和を享受できると「のほほん」と考えていたのです。
今回の冷戦突入でアメリカから刺される日本企業がでてこないことを望んでいます。
あなたの会社の経営陣の世界観は大丈夫ですか?
■私も甘かった!!
そういう私も、こういうことがありました。
大学在学中に米国留学しようと上京したのですが、甘い見通しのため、そのチャンスを捨てました。
ベルリンの壁が壊れ、ソ連が崩壊しました。
米ソの対立は終わった。
あとは経済だ。
となると日本の時代になる。
ちょうどそのころ、 『ジャパン・アズ・ナンバーワン』という本など「これからは日本の時代だ」的な本が続々と出版されました。
もう、アメリカから学ぶことはない。
アメリカを追い越して、日本が世界をリードする。
そう思ってしまいました。
物欲が強かったのですが、アメリカ製品で欲しいものもないし、確かにアメリカの時代は終わった。
人生を成功させるには、わざわざ借金して留学なんてしないで、日本で仕事をしてとにかく稼ぎ、早く土地や株を買うしかない!
そう思って就職しました。
それだけではありません。
その後の日本は平成30年不況に突入するのですが、没落していく間にも保守側言論誌すら、日本の繁栄は揺るがない、日本の優位は続くと書き続けていました。
私は新聞テレビは信じてませんでしたが、保守系雑誌は素直に読んでしまっていたため、2000年頃まで判断を誤ってしまっていました。
日本の財界には世界を取るような世界観があると思っていたのが私の大きな間違いでした。
彼らにそんなものはありませんでした。
なぜ、株価が上がらないのか?
実は、日本はダメなのか?
アメリカにこのまま離されるのか?
■時代の変化に自分の世界観があっているか?
結局行き着いたところは、政治、政策、そしてその元の日本の指導者たちの世界観がない&悪いという点です。
毎年総理が変わるような日本では、世界観もなく、政治が機能もしないから日本経済も劣後となりました。
経済なんて、政治で決まる!
政治家の世界観によるです。
アメリカの政治力の強さと日本人の世界観のなさが、現在の日本の低迷に続くのです。
そして、日米の政治家の世界観の違いを少しでも読むことができていれば、
日本国民はもっと政治に文句をつけられたでしょうし、日本企業もここまで米国企業に逆転され、10馬身もおいていかれることがなかったでしょう。
(1992年には世界企業時価総額ランキングトップ25に日本企業が9社ありましたが、今では、一社も入っていません)
結局、日本人は戦後飯を食うための敗戦からの必死の復興の世界観までは描いていましたが、国民の生命財産を守る国防もアメリカに預け、憲法すら変えないという平和ボケなり、復興以降は、何も考えていなかったからです。
人間はイメージがないことはできません。
世界観がないと他人(他国)の戦略で踊らされるだけです。
自分の人生の世界観をつくるには正しい分析や見通しが必要です。
今、私が生放送や動画配信をするようになったのは、このときの政治や日本の方向性を示し、解説をしたメディアが全く無かったという、ストレスによるものです。
日本に正しい見識をもった知識人はいるし、多くの議論を展開してもらいたいと思ったからです。
Youtubeやニコニコ動画のアメリカ通信を見てくださっているあなたや、この文章を読んでくださっているあなたは、日本のテレビ、新聞が信用できないと思っている方でしょう。
世界のレジームチェンジについていけるか、いけないか?
わかっているのか、わかっていないのか?
自分の世界観を時代の変化を織り込んでフィックスできるのか?
という大きなポイントをやはり調整しないといけません。
私のストレスの原因だった日本の既存大手メディアがこの米中衝突の世界観を報じない理由は?
既存メディアは、
1,国際情勢を分析する人材がいない
2,特ア(中国、韓国、北朝鮮)に不利な話をしたくない
3,すでに特アに支配されており、日本を跪(ひざまず)かせたい。
上記の理由からか、死んだ情報空間となっています。
米中冷戦突入の大ネタは、一部のコラムなどでは扱っていますが、やはり潮目が変わった。
パラダイムチェンジだ。
と、報じているのは皆無です。
わたしだけでなく、あなたも過去、大きな見通しを誤ったとしたら、それは日本国内の既存メディアのせいではないでしょうか?
ネットのない時代は、他に情報がなかったわけですから。
今回、重要なパラダイムチェンジを生放送と動画では足りない深い部分までを奥山先生の分析をCDにまとめました。
正しい世界の潮目を見て、あなたの世界観を作って欲しいと思って作りました。
内容は以下の通りです。
★このCDは10月31日までの期間限定発売です。★
Chaper1:米中戦争へのこれまでの流れ
(長期トレンドの分析)約21分
Chaper2:米国は中国共産党を潰すまで戦うと決定
(ここ一年の流れの分析)約14分
Chaper3:米国は中国にどんなことを仕掛けるのか?
(国際政治) 約18分
Chaper4:国家・日本はどうすべきか?
(日本政治)約17分
Chaper5:我々日本に住む個人はどうすべきか?
+番外編(おまけ): 約28分
合計約1時間40分になります。
内容があまりにもタイムリーなのものなので、
期間限定ですぐに販売終了になりますので、
ご注文は今すぐこちらからお願いします。
- 作者: エドワードルトワック,Edward N.Luttwak,奥山真司
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/03/18
- メディア: 新書
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