オーストラリア軍が中国海軍をせん滅する日
全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
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では、本題。
最近世界情勢で話題になっているのは、「AUKUS」(オーカス)のことです。
これは、9月15日に発表された、アメリカ、イギリス、オーストラリアによる、「新しい安全保障の枠組み」のこと。
オーカス、よくみると、
A=オーストラリア、
UK=イギリス、
US=アメリカ
であることがわかります。
そして、具体的には、アメリカとイギリスが、オーストラリアの原子力潜水艦建造を支援するのです。
現代ビジネス9月18日。
<インド太平洋の中堅国オーストラリア(豪州)が米英両国の支援を受けて、原子力潜水艦(原潜)を8隻建造し、保有することになった。実現すれば、核兵器を保有する米、英、中国、ロシア、フランス、インドに次ぐ7番目の原潜保有国となり、核兵器を保有しない国としては世界初だ。>
オーストラリアは2016年、フランスから潜水艦を買う契約を結びました。
ところが、オーストラリアはこの契約を反故にする。
それで、今フランスと、アメリカ、イギリス、オーストラリアの関係が悪化しているのです。
それはともかく、「オーストラリアが原子力潜水艦をもつこと」で、大いに困る国があります。そう、中国です。
「そうかなあ?」と思うでしょう。
原子力潜水艦というのは、私たちが普通に思うより、大きな戦力になり得る。
これをいっているのは、私ではなく、「世界一の戦略家」エドワード・ルトワックさんです。
ルトワックさんは、最新刊
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の中で、「原子力潜水艦」や「潜水艦」の重要性について語っています。
いくつか抜粋してみましょう。
<ここではひとつだけ重要な事実を指摘したい。国防総省のいう「世界一の海軍」とは艦船の数などを指しているが、アメリカの攻撃型原子力潜水艦がたった3隻あれば、台湾海峡のすべての中国艦船を撃沈できるということだ。>(62p)
オーストラリアが8隻の原子力潜水艦を保有するようになれば、オーストラリア軍も、台湾海峡のすべての中国艦船を撃沈できるということでしょう。
そして、ルトワックさんは、ものすごい話をしています。
<現在の海軍の艦船の分類を見ると、フリゲート艦から巡洋艦、輸送艦、強襲揚陸艦など、実に様々な分け方ができるが、本当の分類としてはたった二つしかない。それは、潜水艦と潜水艦の標的(ターゲット)だ。この標的のサイズは小さかったり大きかったりするのだが、標的であることに変わりはない。現代における水上艦とは、本当の「戦闘」という意味で考えれば、運転したらすぐに爆発する車のような存在だ。>(130P)
ルトワックさんにいわせれば、「中国の世界一の海軍」は「ただのターゲットに過ぎず、役にたたない」ということですね。
ちなみにルトワックさんにいわせると、日本の自衛隊でも、中国海軍をせん滅することができるそうです。
<そこに待ち構えているのが潜水艦だ。米軍の原潜だけではない。日本の海上自衛隊が保有する12隻のそうりゅう型潜水艦は、きわめて静かで隠密(おんみつ)性が高い。この12隻で、人民解放軍の艦船を100隻ほど沈められるだろう。>(133p)というわけで、
・アメリカ、イギリス、オーストラリアが、「AUKUS」という安全保障の枠組みをつくった。
・米英は、オーストラリアが原潜を8隻つくれるよう、協力する。
このことは、中国にとって「大いなる脅威」であることがわかるでしょう。
そして、日本の安全保障にとっては、「大変ありがたいこと」といえるのです。
ちなみにルトワックさんの
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面白すぎです。
たとえば、
・日本は、台湾有事の際、具体的にどうすればいいのか?
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など、驚くべき話が満載です。
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