日蓮正宗のススメ

人生談義と時事放談

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慈本寺 御住職の法話

【いにしへの聖人賢人と申すは、命を仏にまいらせて仏にはなり候なり】  命を仏にまいらせる信心

【いにしへの聖人賢人と申すは、命を仏にまいらせて仏にはなり候なり】 命を仏にまいらせる信心 【志を持って、命を仏に捧げる】 本日は皆さんと共に、どの様な信心をして行けば、御本尊様から功徳をいただけるのかということを、考えてみたいと思います。 …

【小乗教・大乗教並びに法華経は文字はありとも衆生の病の薬とはなるべからず。】  本物の良医

【小乗教・大乗教並びに法華経は文字はありとも衆生の病の薬とはなるべからず。】 本物の良医 【架空の仏】 仏教で説く仏とは、教典の中には阿弥陀仏とか、大日如来とか、或は薬師如来とか数多くの仏の名が説かれています。これは、その教義の内容や程度によ…

【願わくは我が弟子等大願ををこせ】  仏の大いなる願いとは

【願わくは我が弟子等大願ををこせ】 仏の大いなる願いとは 【仏の願い】 私達が、朝晩唱えている「法華経如来寿量品」の一番最後の経文は「毎自作是念 以何令衆生 得入無上道 速成就仏身」とあります。訓読みしますと、『毎(つね)に自ら是(こ)の念を作(な)…

【日蓮は日本国の諸人に主師父母なり】  日蓮正宗の信心

【日蓮は日本国の諸人に主師父母なり】 日蓮正宗の信心 本日は、平成三十年最初の初御講にあたりまして、新入講者もいらっしゃいますので、日蓮正宗の信心の基本をお話しさせて頂きたいと思います。 【法力を信じる】 世間的な信仰というのは、商売繁盛や学…

【人久しといえども百年には過ぎず】  但一睡の夢

【人久しといえども百年には過ぎず】 但一睡の夢 おかげをもちまして、私は来る二月二十六日、慈本寺住職・赴任十周年の佳節を迎えることと相成りました。 これもひとえに仏祖三宝尊をはじめ、日如上人猊下様をはじめ諸先輩方はもちろんのこと、何より皆様方…

【教主釈尊の出世の本懐は人の振る舞いにて候けるぞ】 一生成仏の道

【教主釈尊の出世の本懐は人の振る舞いにて候けるぞ】 一生成仏の道 【信仰の目的】 私たちが信心する目的は何でしょうか? ・経済的な問題を何とかしたい ・人間関係で悩んでいる ・亡き家族の供養をしたい ・将来が不安だし、死ぬのが怖いなど、入信の動機…

全ては己の宿業なり

【定業すら能く能く懺悔すれば必ず消滅す】 全ては己の宿業なり 【信心にさほど興味が無い】 ある時、『女性の本音川柳』というブログをながめていると、「忙しいのではなく、時間を作るほど興味が無いだけ」という歌が載っていました。 この歌を前にし、し…

キリスト教の懺悔と仏法の懺悔滅罪

【定業すら能く能く懺悔すれば必ず消滅す。何に況んや不定業をや。】 キリスト教の懺悔と仏法の懺悔滅罪 《平成三十年四月二十八日 支部総会の砌》 みなさん、第28回慈本寺支部総会、誠におめでとうございます。 本日は快晴の中、総会が開催でき大変嬉しく…

親に笑顔を贈りましょう

【親によき物を与へんと思ひて、せめてやる事なくば一日に二三度えみて向かへとなり】 親に笑顔を贈りましょう 【親には笑顔で】 大聖人の『上野殿御消息』南条時光殿への御手紙の中に、「父母に孝あれとは、たとひ親はものに覚えずとも、悪しざまなる事を云…

御本仏日蓮大聖人の御慈悲

【一切衆生の同一の苦は悉く是日蓮一人の苦なり】 御本仏日蓮大聖人の御慈悲 末法濁悪の世に御出現になられた日蓮大聖人様は、主師親三徳兼備の御本仏です。よって、大聖人様は、立宗以降、一切衆生を救済せられるために身命を捧げられました。これは古今東…

全ての人に仏性が有る

【衆生の心は皆善につけ悪につけて迷を本とするゆへに仏にはならざるか】 全ての人に仏性が有る 【はじめに】 涅槃経に「一切衆生悉有仏性(しつうぶっしょう)」という有名な御文があります。【一切衆生に悉(ことごとく)仏性有り】と読みます。一切衆生は…

 日蓮正宗の御授戒について

【此の五字の内に豈万戒の功徳を納めざらんや】 日蓮正宗の御授戒について 《はじめに》 皆さんの中には、幼少の頃お寺にて御授戒を受けたという記憶が、かすかに残っているだけで、未だに御授戒の深い意味など分からないという方も、いらっしゃると思います…

以信代慧の修行

【慧又堪へざれば信を以て慧に代ふ。信の一字を詮と為す。】 以信代慧の修行 1、 三学 釈尊が説いた仏教の中で、法華経が最高の教えであるという事は、現在でこそ仏教界全体においても通説になっていますが、大聖人様が御在世であった鎌倉時代は念仏信仰と…

神天上法門について

【早く天下の静謐を思わば須べからく国中の謗法を断つべし】 神天上法門について 十一月四日、おかげさまで慈本寺の御会式を盛大に奉修することができました。また、今月の二十日と二十一日には、本山で御会式が執り行われます。 その御会式で奉読されるのが…

三世の生命観と寒苦鳥

【仏法は聞き難くして、一眼の亀の浮木に遇ふよりも難し】 三世の生命観と寒苦鳥 【一眼の亀の喩えが教える会い難き正法】 日蓮正宗の信仰する上で大事な、三世にわたる生命観ということについて、少々お話を申し上げたいと思います。 日蓮大聖人の御書には…

これが運命とあきらめてはいけない

【仏法の鏡は過去の業因を現ず】 これが運命とあきらめてはいけない 【三世の生命】 私達は一生の中において、自分自身の努力や智慧では解決できない出来事に遭遇することがあります。例えば台風や地震などの自然現象による災害であったり、自らには過失のな…

正月をもてなす

【五節供の次第を案ずるに、妙法蓮華経の五字の次第の祭りなり。正月は妙の一字のまつり】 正月をもてなす 慈本寺法華講の皆様『勇躍前進の年』 あけましておめでとうございます 新年の初頭、皆様も色々と決意され、御本尊様へ種々の御祈念をされた事と思い…

なぜ十如是を三回読むのか? (慈本寺 御住職の法話より)

【我が身が三身即一の本覚の如来にてありける事を今経に説いて云く】 なぜ十如是を三回読むのか? 本日は、ある御信徒から、「我々が普段唱えている法華経方便品の『十如是』の部分を、なぜ三回繰り返して唱えるか?」という問い合わせがありましたので、教…