日蓮正宗のススメ

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1142夜:中ロ艦が大隅海峡同時通過 津軽海峡から日本半周

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明治の頃と同じ状況になりましたね。

自虐史観ホルダーが目を覚ますにはいい機会です。
中露の連合艦隊が、我が国に対して示威行動を行いました。
津軽海峡大隅海峡をぐるっと周回行動したのです。
軍艦ですよ。
国際法的に問題がないというのは言い訳です。
逆の立場なら彼の国の軍隊は、100%アタックしてきます。
こういった状況は100年以上前にもありました。
日清戦争日露戦争の頃です。
清国といえば被害者国のようなイメージがあるでしょう?
しかし、彼の国は当時、列強からされたことを日本に対してやってやろうと、二隻の最新鋭軍艦(鎮遠定遠)を購入し、五島列島近海で大砲をぶっ放したりして、さんざんな嫌がらせを行っているのです。
当時の日本は、アングロサクソン国家のネットワークに組み込まれていましたので、イギリスとアメリカの後ろ盾を背景に、二大行進国家を撃破しえたのです。
その後の慢心が仇になり、アメリカを敵に回してしまった結果が、大東亜戦争敗北の原因です。
日本は日露戦争後には、満州権益をアメリカに譲渡する約束をしていました。
アメリカは、ユーラシア大陸進出の遅れに焦っていましたので、日本を援護する見返りに満州鉄道権益をもらえる信じていたのです。
日露戦争に辛勝した日本は、お家事情もあり(日比谷焼打ち事件)さらなる権益の放棄は、不可能だったのでしょう。
現在の日本とは違って、国民が狂暴だったんですからね。
右翼も大物がいましたし。
政治家もテロで殺される時代でした。
が、外交戦略的には大失敗です。

trafficnews.jp

日本は小国です。
戦後は小国なりの生き方を心得て、70有余年生きながらえてこれました。
非常にラッキーだったんです。
ソ連優勢の頃の東ヨーロッパ諸国や、中国に併合された、満州・モンゴル・東トルキスタンチベットの悲惨さを味わうことなく、経済発展をすることが出来ましたね。
さて、来年の冬季北京オリンピック後ですが、中国は台湾攻略に取り掛かると囁かれています。
台湾を四方向から同時侵攻するために、空母打撃軍を4セット構築中です。
台湾は対艦ミサイルをアメリカから購入したりして、本土防衛に取り組んでいますが、孤立無援では香港の二の舞を踏むことでしょう。
しかし、最近の中国のミサイル実験は、アメリカへの脅しです。

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台湾侵攻を邪魔すれば、迎撃不可能な極超音速ミサイルがありますよってことです。
民主主義国家群は、大きな試練にさらされる時代に突入してしまいました。
私たち日本が過去の轍を踏むことのないよう、アングロサクソンネットワークにしっかりと位置取りしつつ、各国の歩調に合わせていかなければなりません。
現在の中国は、かつてのドイツ第三帝国ソ連よりも強敵だと思います。
ロシアや北朝鮮、韓国すらも手下として使嗾するでしょう。
我が国の防衛戦略は、沖縄・対馬・北海道への同時侵攻への対策をベースに、アメリカやイギリス、インド、オーストラリアとでこまで連携できるか、慎重に模索しなくてはなりません。
しかも、勝つには日清戦争日露戦争時代以上の、艱難辛苦に耐えなくてはならないでしょう。
間違っても、アメリカが衰退しているから、中国に乗り換えようなどと努々思ってはなりません。
独裁国家の魔の手に立ち向かう、勇気と努力を取り戻したいですね。

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敵国の本を読むなんてしゃらくさいかもしれませんが、春秋左氏伝・孫子韓非子は日本の政治家のバイブルになります。あわせてマキャベリも学ぶといいでしょう。
政治家だけではなく、国民の多くに学んで欲しいです。
さらに言えば、スイスが冷戦時に国民に配っていた民間防衛ーあらゆる危険から身をまもるを読んでおくのもいいかもしれません。日本版 民間防衛 (青林堂ビジュアル)も出ています。

スイス民間防衛の書より 「乗っ取り戦争」 - 四級猫 . .

実は日本の国も最終段階に突入しているのかもしれませんが。
あきらめずに抵抗勢力を増やしていきましょう。