全品現代語訳 法華経 (角川ソフィア文庫)
突然、法華経?
と、怪訝な気持ちになった方もおいでになるかもしれませんが、法華経を買ってしまいました。
鳩摩羅什三蔵法師の妙法蓮華経の翻訳が欲しかったので。サンスクリット版縮訳 法華経 現代語訳 (角川ソフィア文庫)も所持しているんですが、なんかイマイチ翻訳がピンと来なくて。
やっぱり、妙法蓮華経ですよね。開経・結経も収録されていますのでうれしい。
翻訳も読みやすいです。
まさに不一不異の関係ですから、しっかりと読み込みたいと思います。
修行では方便品と寿量品だけを読誦しますが、学習は通しで読んでおきたいです。
六巻抄については、日寛上人様の御遷化の逸話(お蕎麦を召し上がって、自我偈読誦の最中に。。。)がございます。
仏法は科学ではありません。
仏法を科学と称したのは、創価学会の戸田城聖さんでしたが、大きな間違いです。
科学は人間の知見で、客観性と普遍性と反証性を確認できるものに限定されます。
仏法は仏様の御覚りが根本になります。
仏様の知見には、人類はおろか高位の菩薩や二乗も及ばないと書かれているのが、この法華経なのです。
しかも、文の底には成仏の種である、南無妙法蓮華経が秘沈されているのです。
ぜひ、手に取ってみてください。