全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
今日は、世界情勢と全然関係ない話です。
アマゾン創業者で世界一の大富豪ジェフ・ベゾスさん、離婚だそうです。
<離婚で資産14兆円は妻と2等分? 米アマゾン創業者ベゾス氏
1/11(金) 16:43配信
【AFP=時事】米アマゾン・ドットコム(Amazon.com)創業者で世界一の富豪とされるジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏(54)と妻マッケンジー(MacKenzie Bezos)さん(48)が離婚を発表し、1360億ドル(約14兆7000億円)とも推定されるベゾス氏の莫大な資産の行方が注目されている。>
世界一の大富豪でも、家庭崩壊は防げなかったのですね。
トランプさんも、メラニアさんは3人目の奥さん。
プーチンさんも、離婚した。
金や権力が、「円満家庭」に結びつくわけではないようです。
さて、私は日本と日本国民が不幸な理由を、以下のように分析しています。
1、敗戦後、国民は会社を信じた
2、会社は、社員に二つの「現世利益」をもたらした
3、二つの現世利益とは、年功序列(年と共に地位も収入も上がる)、終身雇用(リストラしません)である
4、ところが、バブル崩壊後、会社は二つの現世利益を放棄し、リストラが日常化した
5、その結果、戦後日本を支えてきた「会社教」は崩壊した
6、日本国民は、信じていたものに裏切られて、アイデンティティークライシス陥った
7、現世利益をもたらさない「会社教」は死んでいる
8、日本には、新たな中心的価値が必要である
9、それは、「家族」である。
10、日本の改革は、「会社中心主義」から「家族大切主義」への移行をうながすものでなければならない
これだけ聞くと、なんだか「抽象的な理想論」に聞こえますね。
それで、徹底的な具体策を提案したのが、以下の本。
↓
まだ発売1か月と10日ですが、浸透してきているようです。
「知りあいの議員に勧めておきました!」
とか
「友人の政治家に贈りました!」
とかいうメールを読者さんからいただいております。
「80年周期」で見ると、2019年は1939年に対応します。
つまり第2次大戦がはじまった年。
そういえば去年の後半「米中覇権戦争」が開始されました。
こんな感じで行くと、2025年頃には、「新たな世界秩序」が生まれてくることでしょう。
では、今の日本は何かというと、「古い価値観が崩壊過程にある」。
1950〜1990年まで日本に繁栄をもたらした会社教のダークサイドが表面化している。
会社教は、1990年から崩壊過程に入り、いまもそのプロセスがつづいている。
今起こっている諸問題。
たとえば、
・過労死、過労自殺
・家庭崩壊
・地方の衰退
・農村の荒廃
・過酷ないじめ
・孤独死
・増える幼児虐待
・増える子供の生活習慣病
・未婚化、晩婚化
・熟年離婚
これらは一見相互に関係ないように見えます。
しかし、分析してみると、「会社教で家族が分断され、崩壊させられたこと」が根本にあるのです。
2025〜2030年頃には、会社教が完全に死に絶え、日本は「家族大切主義」の時代に入っていくことでしょう。
いえ、そういう方向にもっていきたいのです。
もし「日本の生き筋〜家族大切主義が日本を救う」を読まれて「ホントにそのとおりだよな〜〜〜」と思われた方、どうか拡散にご協力ください。
▼妻のトリセツ
さて、「家族大切主義」の提唱者である私は、家族を大切にしているのでしょうか?
努力はしていますが、正直「まだまだだな」と思います。
「理想の夫」とは程遠く、「理想の親」になる方法もわかりません。
子育てについても、勉強中です。
夫婦仲については、いままで特に勉強したことはありませんでした。
しかし、最近面白い本を入手しました。
これ、作家として、「見事なネーミングだ!」と感心します。
さらに帯を見ると、
「理不尽な妻との上手な付き合い方」
「取り扱い注意」
「家では絶対に読まないでください。」
とあり、「神田昌典先生がアドバイスされたかのようだ」と思います。
しかも書きだしをみると、
<「妻が怖い」という夫が増えている。>
なんという見事な本でしょうか。
私も、「えらそうに家族大切主義を主張するなら、とりあえず自分の家庭からはじめんといかんよな」と思い、この本を読み始めました。
メチャクチャ具体的で細かいです。
日本の家電を買うと、「取り扱い説明書」が分厚いですね。
そんな感じで、徹底的です。
たとえば、<妻と夫の永遠のテーマに「買い物問題」がある。>(75p)<多くの夫にとって、休日に妻と行く買い物は苦痛だという。>(同上)
そのとおり!
私は、妻と買い物に行くとき、新しい本を最低2冊もっていきます。
妻を待つ間に完読してしまうこともしばしば。
それで、「3冊に増やさねばなるまい」などと考えていた。
<なぜ妻は、冷蔵庫を買いに来たのに、目的地にまっすぐ行かずに、あちらこちら寄り道をするのか。これが夫にはさっぱりわからない。>(同上)
まさに。
この本は、
1、男から見て理解不能な女性の言動をあげる
2、なぜ女性がそのような言動をするのか、理由を解説する
3、そういう女性に、男性はどう対応したらいいのかを具体的に解説する
このステップが、次から次へと繰り返されます。
これを読んで、その如くやれば、夫婦関係は120%よくなるだろうなと確信しました。
とはいえ、一気にやるのはムリでしょうから、一つずつテーマを決めて習慣化していくのがいいのでしょう。
私もえらそうに家族大切主義を主張していますから、この本を繰り返し読んで、実践していこうと思いました。
皆さんは、きっと円満な夫婦関係を築いておられることでしょう。
しかし、「妻は、なんでああなんだろう???????」と疑問に思うことがあれば、
をご一読ください。
たった800円+税で、家庭が救われるかもしれません。

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