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ウクライナ侵攻から日本人が学ぶべきこと

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ミサイル攻撃の凄まじさよ

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


昨年12月14日の現代ビジネスで、私は以下のようなことを書いていました。

 

プーチンはかつて、欧米からの制裁を恐れずに、クリミア併合を断行した。だから、バイデンの「制裁カード」でプーチンを止めることができるか、100%の確信は持てない。もしも、ロシアがウクライナ侵攻を決意すれば、いわゆるウクライナ東部「親ロシア派」ルガンスク州ドネツク州を完全に「独立」させるだろう。ロシア軍が両州に駐留し、ウクライナ軍が二度と手出しできないようにする。そして、ルガンスク、ドネツクは、ロシアにとって、NATOに対する「緩衝国家」になる。(ちなみにロシアは、2008年8月のロシア-ジョージア戦争後、ジョージアからの独立を目指す南オセチア、アプハジアを「国家承認」した。ロシアにとって南オセチア、アプハジアは、名目上「独立国家」なのだが、実質は「保護国」と化している)>

 

ロシアがウクライナに軍事侵攻し、ルガンスク、ドネツクを「独立」させ、実際には「属国化」する。

今年2月21日、プーチン・ロシアは、ルガンスク、ドネツクの独立を承認しました。

侵攻はこの二つの地域にとどまらず、ウクライナ全土になっています。

さらに、同記事に、以下のようなことを書きました。

 

<だが、「ウクライナ侵攻」は、必然的に「強力な経済制裁」を発動させることになる。もはや忘れられているが、2000年から2008年まで、ロシアは年平均7%の成長をつづける「将来有望な国」だった。しかし、既述のように「クリミア併合」によって制裁を課されて以降、7年間の成長率は、年平均0.38%まで落ち込んでいる。「クリミア併合」は、ロシア自身に大きな打撃を与えている。今回プーチンが「ウクライナ侵攻」を決断すれば、ロシアはさらに世界的に孤立し、経済制裁によって経済はボロボロになるだろう。プーチンが、「誰も得をしない選択」をしないことを願っている。>

 

プーチンが2月24日、ウクライナ侵攻を決めると、国際社会は迅速に動きました。

2月26日、すでにロシアをSWIFTから排除することを決めています。

(最大手ズベルバンクと、3位ガスプロムバンクは排除されていません。これは、欧州がロシア産原油、ガスの輸入を継続するためです。しかし両行とも、アメリカから制裁を受け、ドル取引を禁止されています。)


そして、ロシアが「ブラックデイ」に備えて、せっせと積み上げてきた外貨準備のうち外国にある分は、凍結されてしまいました。

そのため、ロシア中銀は、ルーブルを買い支えることができず、ルーブルは大暴落しています。

ウクライナは地獄ですが、ロシアも貧困地獄に突入です。


プーチンは、ウクライナはもちろん、ロシアにとっても、世界にとっても最悪な選択をしたことになります。

前々から書いていますが、プーチンの「戦略的敗北」は決定事項でしょう。


さて、私たち日本人は、「ウクライナ侵攻」から何を学ぶべきなのでしょうか?

私たち社会人は、「世界の流れを知りたければ、お金の動き、つまり経済のことを知らなければならない」と教わってきました。

「フォローザマネー」ですね。


しかし、今回のことでわかったのは、社会人なら軍事の勉強もするべきだということです。

日本人は、「平和ボケしている」というのは、本当です。

私たちが「先の大戦」というとき、83年前に起こった第2次大戦のことを指します。

日本人のほとんどは、「第2次大戦後世界は平和になった」と信じているのです。

そうでしょうか?

もちろん、そうではありません。

世界で戦争は、ほぼ途切れることなくつづいているのです。

たとえば、

朝鮮戦争
ベトナム戦争
・アフガン戦争(1979年から)
湾岸戦争
・アフガン戦争(2001年から)
イラク戦争
・ロシアージョージア戦争
リビア戦争
・シリア内戦
・クリミア併合
ウクライナ内戦
・対IS戦争
アゼルバイジャンアルメニア戦争(ナゴルノカラバフ戦争)

そして、ロシアーウクライナ戦争


どうですか?

これだけの戦争があるのを完全スルーして、「2次大戦後世界は平和になったよね〜〜〜〜」

というのはまさに「平和ボケ」でしょう。

そして、ウクライナ侵攻で原油価格が上がり、世界中でインフレが進んでいる。

つまり、軍事は、経済とも密接に関係しているのです。


私たちは、経済の勉強、お金の勉強をしてきました。

しかし、今の世の中で、それだけではついていけません。

社会人として「軍事の勉強」もはじめてみましょう。


ウクライナ侵攻を見ると、『確かに軍事の勉強もするべきだ』と思えます。しかし、どこで勉強できるのでしょうか?日本でこの分野の話は、タブーでしょう?」


その通りです。

そこで、私自身が解説させていただくことになりました。

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