昭和元禄落語心中:NHKドラマ10の出来栄えが感動的過ぎる
私は、アニメで昭和元禄落語心中にドハマりしてたんで、NHKドラマ10での放送を楽しみにしておりました。
現在、第三話まで視聴したんですが、想像以上の出来栄えに感動しております。
岡田将生さんや山崎育三郎さんの演じる落語、竜星涼君の「出来心」、役者さんの落語表現のうまさに驚きました。
少しネタバレになって申し訳ないんですが、第三話まで視聴して気づかされたことがあるんです。
落語家さんの噺のうまさは、ご本人のうまさ。
でも、役者さんの落語のうまさは、演じるうまさ。そして、演じ方によっては下手さをも演じなければならない。落語家の人生模様がドラマのテーマですから、不調や葛藤を抱えるときの演技と、乗り越えてスカッと一種の境地を掴んだときの演技を使い分けなければいけないのです。
そのメリハリがすごかったんですよ。
噺家さんの演技指導もあったんでしょうが、よくぞここまでという。。。
山崎育三郎さんの演技?落語?では、その目配りと言うか、視線・目つきの"眼"に物言わせるような表現がスゴイんですよ。
原作のストーリーにも力があるもんで、引き込まれてしまいます。
第三話のラストでの菊比古の活き活きした貌。。。
見ている方の心も晴れ晴れとしてしまいました。
アニメのほうもぜひ。
昭和元禄落語心中 コミックセット (KCx ITAN) [マーケットプレイスセット]
- 作者: 雲田はるこ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/07/07
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る