「台湾独立は、戦争を意味する」と脅迫する中国、バイ デン政権はどうする?
全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
中国と台湾の関係が、ますます悪化しています。
産経新聞1月28日。
<中国国防省の呉謙(ご・けん)報道官は28日の記者会見で、中国の軍用機が台湾の防空識別圏への進入を活発化させていることについて、「外部勢力の干渉と台湾独立勢力の挑発に対する厳正な反応だ」
と主張した。
その上で
「台湾独立は戦争を意味している」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
と牽制(けんせい)した。>
「親中」といわれるバイデン政権は、台湾問題にどう対処するのでしょうか?
1月22日テレ朝ニュース。
<アメリカのバイデン大統領の就任式に台湾の駐米代表にあたる蕭美琴氏が出席したことについて、中国外務省は
「中国の主権を損なえば必ず反撃する」
と牽制(けんせい)しました。
台湾の台北駐米経済文化代表処の蕭美琴代表はバイデン大統領の就任式に正式に招待されました。台湾の駐米代表が就任式に出席するのは1979年の断交以来、初めてです。>
最後の一文が重要ですね。
台湾の駐米代表が就任式に出席するのは1979年の断交以来、初めてなのです。
そして、国務省は、「台湾への圧力を止めるよう」中国に要求。
支援継続を約束しています。
TBSニュース、1月24日。
<米国務省、中国に台湾への圧力を停止するよう要求
アメリカ国務省は23日、台湾に対する中国の軍事的な圧力が地域の平和と安定を脅かしているとして、中国に対し台湾への圧力を停止するよう求める声明を発表しました。
アメリカ国務省の報道官は23日、声明を出し、中国政府に対し「台湾に対する軍事的、外交的、経済的圧力を停止し、台湾の民主的に選出された代表者と有意義な対話を行うことを求める」と表明しました。
その上で、「我々は同盟国と協力し、インド太平洋地域における平和、安全、価値観の共有を推進する。これには、民主的な台湾との関係を深めることも含まれる」「台湾が自衛能力を維持することを引き続き支援する」と強調しています。>
サリバン大統領補佐官は。
<米補佐官、中国への強い対応示唆 日豪印と協力「対価払わせる」1/30(土) 7:10配信
【ワシントン共同】米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は29日、中国に関して「香港や新疆ウイグル自治区での行為や、台湾に対する脅迫への対価を払わせる準備をすべきだ」と述べ、バイデン政権として強い対応を取ることを示唆した。>
是非「台湾に対する脅迫への対価」を払わせていただきたいと思います。
皆さんご存知のように、私は大統領選でトランプさんを支持していました。
しかし、バイデンが勝った時、「バイデンでも米中覇権戦争は終わらない」と書きました。
理由は、
・米中覇権戦争が「事実上」はじまったのは、2015年3月の「AIIB事件」がきっかけだった。その時バイデンは副大統領だった。
ウイグル問題や香港問題で、アメリカは中国に制裁しているが、共和党だけでなく、民主党もこれを支持している。
バイデン政権が誕生するまでは、「こうなるだろう」という予想でしたが、今は、「こういう言動がありました」と証拠を挙げることができます。
中国は現在、非常に強力で、ますますアグレッシブになっています。
油断はまったくできませんが、私は中国の敗北を確信しています。
中国共産党政権が崩壊するとき、台湾は独立を達成するでしょう。
●重要PS
「なぜ、中国の敗北を確信しているのだ?
ちゃんと根拠を示しやがれ!」
そう思われた方は、いますぐこちらの本をご一読ください。
全部わかります。
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ブログ運営者ポリ銀の考え
日本が第二次大戦に巻き込まれ、ボロボロになってしまった理由に、満州鉄道への執着というのがありました。
アメリカの鉄道王、ハリマンを激怒させてしまったのがきっかけです。
日米双方の思惑や、執着など様々な要因があって生まれたのが、あの悲惨な戦争での負け組入りだったのでしょうが。
私は、日本人の島国根性というけち臭さが最大の原因だと思っています。
満鉄経営をアメリカに任せ、おこぼれをもらう程度にしておけば、満州にアメリカを引き入れることが出来ました。
また、イギリスとの盟友関係を維持し続ける努力をしておけば、日英同盟は必ず日本を救うことになったはずです。
日本人は手に入れた利権を戦略的に生かすことができません。
尖閣諸島など日本固有の領土ではないことは、地図を見れば一目瞭然です。
台湾をけしかけて中国と領有権を争わせるのが得策なのですが、国有化などしてしまって身も蓋もありません。
2010年に台湾に売りつけ、漁業権を確保しておくべきでした。
さらに、台湾と共同して中国漁船の遠洋漁業を妨害するための、嫌がらせをしまくるのが得策でした。
さすれば、立場が中国と逆転するわけです。
日本は苦労して明治維新以来、日清日露の戦いに勝ち、朝鮮半島・台湾・樺太・千島列島など、細々とではありましたが版図を広げました。でも、いまとなってはスッカラカンですわ。
青森から鹿児島まで。
それが固有の領土だと認識しておくのがいいでしょう。