日蓮正宗のススメ

凡そ謗法とは謗仏謗僧なり。三宝一体なる故なり。

法華経37

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疑って云はく、経々の勝劣之を論じて何か為ん。答へて曰く、法華経の第七に云はく「能く是の経典を受持する者有れば亦復是くの如し。一切衆生の中に於て亦為れ第一なり」等云云。此の経の薬王品に十喩を挙げて已今当の一切経に超過すと云云。(大田殿許御書754㌻)

十喩(じゅうゆ)
 薬王十喩ともいう。法華経薬王菩薩本事品第二十三に説かれる。十喩とは法華経が諸経のなかで最高の教えであることを示すために説かれた十種類の譬喩。すなわち①水喩(諸水のなかで海が第一であるように、法華経も諸経のなかで最も深大である)、②山喩(諸山のなかで須弥山が第一であるように、法華経も諸経のなかで最上である)、③衆星喩(諸星のなかで月天子〈月〉が第一であるように、法華経も諸経のなかで最も明るく輝いている)、④日光喩(日天子〈太陽〉が諸の闇を除くように、法華経も一切の不善の闇を除く)、⑤輪王喩(諸の王のなかで転輪聖王が第一であるように、法華経も諸経のなかで最も尊い)、⑥帝釈喩(帝釈天が三十三天の王であるように、法華経も諸経の王である)、⑦大梵王喩(大梵天王が一切衆生の父であるように、法華経も一切の賢聖や菩薩の心を起こす者の父である)、⑧四果辟支仏喩(しかびゃくしぶつゆ)(一切の凡夫のなかで須陀洹(しゅだおん)、斯陀含(しだごん)、阿那含(あなごん)、阿羅漢(あらかん)、辟支仏(びゃくしぶつ)が第一であるように、法華経も諸経のなかで第一である)、⑨菩薩喩(一切の声聞・辟支仏のなかで菩薩が第一であるように、法華経も諸経のなかで第一である)、⑩仏喩(仏が諸法の王であるように、法華経も諸経のなかの王である)である。

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日蓮大聖人御金言義類別入文集

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