日蓮正宗のススメ

法華講員のブログ

31.地涌の菩薩の因縁

 大聖人は、末法において妙法蓮華経を弘め唱える者は、男女共に地涌の菩薩の出現であると仰せられている。しかしまた、末法は釈迦仏の化導の仏縁による本已有善の衆生は消滅し、仏法に縁のない本未有善の衆生のみが生ずる時であるとも仰せである。この違いを、どのように拝すべきであろうか。

 これは、久遠元初よりの下種仏法の因縁と、久遠本果よりの脱益仏法の因縁が異なることによる。初めは本未有善として全く仏法に縁のない末法衆生が、妙法を受持し、題目を唱え、折伏を行ずるとき、地涌の菩薩の命に生まれ変わる。したがって、久遠以来、妙法を行ずる清浄な地涌の徳がそのまま、その者の命となり、久遠以来の妙徳が生ずる。これが、妙法の不思議な功徳なのである。

 

三大秘法義

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