法華経に、 「方便の門を開いて真実の相を示す」(法師品・法華経三二八ページ) とあり、妙とは方便の門を開くということである。 その内容とは、教・行・人・理の四について方便がある。 教において、蔵・通・別の三教は方便で、円教が真実であり、また、…
法華以前の諸経の中に円教と云ひて殊勝の法門を説く、何ぞ強ちに爾前の諸経をば仏の種子と成らずと之れを簡ぶや。答へて云はく、円教を説くといへども、彼の円は仏の種子を失へる声聞・縁覚・悪人・女人を成仏すと説かざるが故に円教の至極にあらず、究竟に…
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