１１６８夜：永遠に崩れることのない、絶対的幸福の境涯とは何か？そもそも、大聖人様の仏法の目的とはそれなのか？
昨日の記事は、思いのほか反響がありました。
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さて、気になったご質問にお答えします。
法華講諸氏の意見として一番多かったのは、私への怒りでした。
など、概ね否定的なご意見が多かったですね。
お気持ちは分かります。
分かりますが、私は、ただの在家であり、平信徒です。
家族や親友に対してなら、腹を割って話もしますが、世間一般の常識に則って行動させていただいております。
カルト信者に勧誘されてからと言って、勇み足をする気はありません。
そもそも、Ｏ君と私の間には信頼関係が存在しません。
その状況で思想信条について、お互いの意見を押し付け合うのは不毛かと思うのです。
不愉快な思いをされた方にはお詫び申し上げます。
彼との人間関係が深まれば、また、その時に対応させていただきたいと思います。
今日は、Ｏ君の話に出てきた絶対的幸福について。
少し冷静に考えていきたいと思うのです。
永遠に崩れることのない、絶対的幸福の境涯という話。
みなさんも聞いたことがあるんじゃないでしょうか？
私がこの思想に触れたのは、創価学会時代だったように思うのです。
顕正会でも聞いた記憶があります。
勧誘の常套句なのでしょう。
でも、出典であろう折伏教典も折伏理論解説書も、すでに私の手元には存在しません。
御存知のかたは御一報くだされば幸いです。
相対的幸福と絶対的幸福
第2代会長戸田城聖先生は、幸福には「相対的幸福」と「絶対的幸福」があると述べています。
相対的幸福とは、物質的に充足したり、欲望が満ち足りた状態をいいます。しかし、欲望には際限がないし、たとえ、一時は満ち足りたようでも永続性はありません。外の条件が整った場合に成立する幸福なので、条件が崩れた場合には、その幸福も消えてしまいます。
これに対して、絶対的幸福とは、どこにいても、また、何があっても、生きていること自体が幸福である、楽しいという境涯をいいます。それは外の条件に左右されることのない幸福なので、絶対的幸福というのです。成仏とは、この絶対的幸福境涯の確立をいいます。
現実世界に住んでいる以上、人生にさまざまな苦難はつきものです。しかし、山登りに譬えていえば、頑健な体の持ち主が、少々重い荷物を背負っても悠々と山道を登ることができるように、自身の生命に絶対的幸福境涯を確立した人は、さまざまな困難が起こったとしても、その困難をバネとして、強い生命力を湧き出させ、逆境を悠々と乗り越えていくことができます。
そして頑健な人は、むしろ、山道が険しければ険しいほど、それを克服していく喜びを味わいます。それと同じように、あらゆる困難を乗り越えていく生命力と智慧を身につけた人にとっては、困難が渦巻く現実世界そのものが、充実感に満ちた価値創造の場となるのです。
また、環境に依存する相対的幸福が「死」によって途絶えるのに対し、絶対的幸福である仏の境涯は、「自身、法性の大地を生死生死と転ぐり行くなり」（724㌻、通解──わが身が、妙法の大地を生死生死とめぐり行くのである）と仰せのように、死をも超えて存続していくのです。
どうも、創価学会ＨＰの説明ですと、戸田さんの会通のようですね。
戸田思想の信者である浅井さんが模倣して、理論書に借用と。。。
上記の説明を読んでも、私にはなんのことかさっぱりわかりません。
若い頃は感激してたんですけどね。
そもそも仏法ってそんなこと言ってるんだっけ？
大聖人様の説いた成仏とか、仏道修行の目的ってそんなことだったんだろうか？
Ｏ君の話は、まんま、創価の公式見解だったんだけども。
- 仮に永遠の生死なるものが存在するとして、人格も記憶も消滅するのに何の意味があるのでしょうか？
- 永遠に生死を繰り返すこと、そのものに意味があるのでしょうか？
- 生死を繰り返しているのは、誰、もしくは何なのでしょうか？
素朴な疑問がふつふつと湧いてくるのですが。
お分かりになるかたがおいででしたら、冷静なテンションでご説明をお願いいたします。
「キサマ、ワカラヌカ～」式の話は、お断りですので悪しからず。
きっとＯ君にも語って聞かせてあげられますので、ヨロシクです。
