日蓮正宗のススメ

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1153夜:日蓮大聖人様御生誕、満800年の時節に大地震が日本を襲うのでしょうか?

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南海トラフ地震は、東日本大震災を超える被害が予想されています。

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最近、地震のニュースが多いですね。
プレートの境界に位置する日本列島は、地震の多い地域です。
周期的な大地震が来ることは、何年も前から警鐘が鳴らされていて、政府や自治体も訓練や防災への取り組みに真剣です。
私は、大聖人様が末法の御本仏としてこの国に生誕され、満800年の節目が過ぎようとしていることに憂慮を感じ続けています。
私のような宿業も深く、今世での罪障も深い身の上では、広宣流布への道程としての三災七難を生き延びることに自信がありません。
たとえ、災害で非業の横死をしなくてはならないとしても、死ぬときにはお題目を唱えながら死にたいと願っています。
来世では業生眷属として、再び日蓮正宗信徒として生きることができますように。。。
それだけが願いです。
コロナウイルス感染症という、疫病が蔓延し、世界でも日本でも多くの方が亡くなりました。
また、昨今では原油高による悪性インフレが起きています。スタグフレーションとも言うそうですが、給与水準の低下が進む環境下での物価上昇は、まさに穀貴の災難ですね。
そして、米中対立の溝が深まる中での、中露による軍事力の増強と進歩は、自由主義諸国の存亡を再び窮地へと陥れようとしています。
三災七難を御存じでしょうか?

 

大白法・平成10年10月16日刊(第512号より転載)教学用語解説(42)


三災七難さんさいしちなん

 「三災」には、世界の破壊期に起こる大の三災と、世界の存続期に起きて人々を滅ぼす小の三災があります。『舎論しゃろん』によると、大の三災に火災・風災・水災があり、小の三災に穀貴こっきひょうかくやくびょうがあります。穀貴とは、五穀ごこくあたいが異常に高騰こうとうする物価騰貴とうきのことであり、兵革は戦争、疫病は伝染病や流行病などをいいます。
 「七難」とは、正法を誹謗することによって起こる七種の難で、経典によってその内容に多少の差異があります。ここでは薬師経・仁王経・法華経の七難を挙げます。
【薬師経の七難】
 ①人衆疾疫にんじゅしつえき難(伝染病が流行り、多くの人が死ぬ)
 ②他国たこく侵逼しんぴつ難(外国から侵略され、脅かされる)
 ③界叛かいほんぎゃく難(内部分裂や同士討ち)
 ④せい宿しゅくへん難(天体の運行に異変が起こる)
 ⑤日月薄にちがつはくしょく難(日食や月食
 ⑥非時ひじふう難(季節はずれの暴風や強雨)
 ⑦過時不雨かじふう難(雨期に雨が降らない天候不順)
【仁王経の七難】
 ①日月失にちがつしつ
 ②衆星変改しゅせいへんかい
 ③しょぼんしょう難(大火によって多くの物が消失される)
 ④節反せつはんぎゃく
 ⑤大風数たいふうすう
 ⑥てん亢陽こうよう
 ⑦方賊来ほうぞくらい
法華経の七難】
 ①火難
 ②水難
 ③羅刹らせつ難(悪鬼による難)
 ④とうじょう
 ⑤鬼難
 ⑥枷鎖かさ難(牢獄に囚われる難)
 ⑦怨賊おんぞく
 この他、大集だいしつ経・金光こんこうみょう経などにも説かれており、日蓮大聖人は『立正安国論』の中で縦横に引用されています。
 大聖人は、建長三年から文応元年に至る約十年間に起こった、大火・大洪水・大地震・疫病の流行・物価高騰などの種々の災難を深くかんがみられ、これらの難が起こる所以を『立正安国論』に、
 「世みな正にそむき人ことごとく悪に帰す。故に善神国を捨てゝあい去り、聖人所を辞して還らず。ここを以て魔来たり来たり、さい起こりなん起こる」(御書 234頁)
と、日本国中の人々が正法を誹謗し、邪宗邪義を信ずるために諸天善神の加護を失い、悪鬼の働きによって種々の災難が起こるのである、と指摘されました。
 そして、邪宗邪義を捨てて妙法の一乗を受け持つならば、種々の災難は悉く摧滅さいめつし、あんのんなる仏国土が顕れるのである、と仰せられました。
 今、創価学会をはじめとする正法誹謗、正法背信の現罰によって日本乃至世界各国に様々な災難が惹起じゃっきし、多くの人々が苦しんでいます。
 『如説修行抄』に、
 「万民一同に南無妙法蓮華経と唱へ奉らば、吹く風枝をならさず、雨土くれをくだかず、代はのうの世となりて、今生には不祥の災難を払ひて長生の術を得、人法共に不老不死のことわり顕はれん」(同 671頁)
とあるように、安穏なる仏国土の建設は大聖人の三大秘法を広宣流布していくしかありません。広宣流布いしずえは、平成の世に生きる私たちのたゆまざる折伏弘教の実践にあることを一人ひとりが自覚すべきでありましょう。

 

創価学会という、一時期は広宣流布への希望の星とも思われた、日蓮正宗信徒団体が反逆し破門されて30年になります。
彼らの謗法の度合いは、年々増長し、戒壇の大御本尊様さへも捨ててしまいました。
しかも、創価学会を支持母体とする公明党は、政権与党として自民党と連立政権を保持し続けています。
創価学会が本当に日蓮大聖人様直結の団体であるなら、この30年あまりの日本の衰退ぶりはどのように説明がつくというのでしょうか?
私は、日蓮正宗創価学会員の家に生まれました。
いわゆる創価学会2世です。
池田大作が事相の事の戒壇と喧伝した、あの正本堂建立の年に生まれました。
来年50歳になります。
信徒団体だったときの創価学会を知っています。
今の創価学会のような、政治団体ではありませんでした。
簡単に会員を査問したり、除名したりする団体でもありませんでした。
温かい血の通った団体でした。
幼少時の思い出に残っている、優しいおじちゃんやおぼちゃんたちが懐かしい。
みんなどうなったんだろうか?
幸福な人生を送ることができたんだろうか?
走馬灯のように思い起こされてなりません。
日寛上人様の御本尊様を変造して拝んでいるとか。
日寛上人様崇拝は顕正会も同じです。
それならば、せめて、日寛上人様の六巻抄と御書文段だけでも、読んでみて欲しい。
創価学会独自の教学解釈から、一旦、身を遠ざけて学んで欲しい。
そう願っています。
創価学会員が今現在、何人いるのかは知りませんが、彼らが日蓮正宗に戻るだけでも、この国の未来はマシな方へと転換できるのではないだろうか。。。
日蓮正宗に戻って12年。
自分の人生を良い方向へ戻すことが出来た、私の正直な気持ちです。

六巻抄を自力で読むのは。。。そんなあなたには、創価ダメ出しさんの六巻抄解説をおススメいたします。

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