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台湾、蔡英文総統のビジョン

 

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親日のリーダーがいるのは台湾だけ

今日は蔡英文さんの「10年後のビジョン」をご紹介します。
全世界の裏RPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
@軍事費5.5倍の中国に勝つ方法は、地政学が教えてくれます。
●日本の地政学  北野幸伯

詳細は↓

では、本題。
「フォーカス台湾」8月10日から。
<蔡総統は10日更新したツイッターで、「10年後の台湾がどうあってほしいか」をインタビューで聞かれたことに触れ、「それに答える立場にいる自分の重い責任を常に念頭におき、日々自分に言い聞かせていることを伝えることができました」と紹介。
総統府によれば、蔡総統は自身が期待する10年後の台湾の姿について、「第一に、民主主義や人権、平等を尊重する社会。2つ目は、地域の平和と安全を促進する国家。3つ目は、たとえ多くの困難や挑戦に直面しても、台湾は依然として毅然と生き残り、世界の人々から認められる手本になることができる」とインタビューで語った。> 

蔡英文さんは、日々この三つを自分に言い聞かせているそうです。一見、「今の台湾のままでいるということか」と思えます。「そのとおり」ともいえるでしょう。ところが、台湾が10年後、「今のままでいられるか」、実に微妙なのです。
理由は、もちろん、習近平が台湾を「武力を使っても統一する!」と宣言していることです。
<習氏、中台統一で軍事力行使を排除せず 「一国二制度」も迫る
2019年1月2日

【1月2日AFP】中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は2日、中国が台湾に平和統一を呼び掛けた「台湾同胞に告げる書」の発表40年に当たり演説し、台湾との「再統一」を確
実にするための選択肢として軍事力の行使を排除しないと言明した。台湾は最終的に中国本土に統一されることになるとも強調した。> 

日本は、なんやかんやいっても、GDP世界3位の経済大国です。それでも、中国は、おっかないですね。中国が狙っているのは、いまのところ
1、尖閣
2、沖縄

です。

@中国は「日本には沖縄領有権はない!」と宣言しています。

万人必読証拠はこちら。↓
https://rpejournal.com/rosianokoe.pdf
これだけでも、ものすごい脅威です。中国が尖閣の領有権を主張しはじめたのは、1970年代に入ってから。これだけでも「トンデモ主張」ですが。最近は、「沖縄を奪還しなければ」という主張もでている。
人民解放軍の元幹部らが運営する、中国の民間軍事評論グループ「六軍韜略」(りくぐんとうりゃく)は、もし「台湾有事」の際、日本が台湾をサポートすれば、「日本を核攻撃すべきだ!」と主張しています。さらに、「沖縄を奪還すべきだ!」と主張しています。

<・中国が日本を先制核攻撃の標的という例外にする背景には、近年の国際情勢の変化があり、これまでの不先制使用が時代遅れになったという面もある。また中国は日本への核攻撃の際には、尖閣諸島(中国名・釣魚島)と沖縄(中国側は琉球と呼称)を奪回する。>(JBPress 7月21日) 

本当に、中国はおっかないです。
しかし、台湾の場合、中国は、丸ごと全部「中国のものだ!」主張している。
もし中国が、台湾を併合したらどうなるのでしょうか?
香港をみればわかりますね。
併合されたら蔡英文さんのビジョン、「民主主義、人権、平等を尊重する社会」は崩壊します。「地域の平和と安全を促進する国家」でいられなくなります。共産党一党独裁国家の「一部」になってしまうのですから。だから、蔡英文さんは、「三つ目のビジョン」を語ります。
「たとえ多くの困難や挑戦に直面しても、台湾は依然として毅然と生き残り、世界の人々から認められる手本になることができる」巨大な中国の支配を逃れ、自由と民主主義を守る抜くことは簡単ではありません。

だから、蔡英文さんは、この三つを「日々、自分に言い聞かせている」のでしょう。


日本も、いろいろな困難を経験しています。

それでも、台湾よりは、ずいぶんマシです。


私たちは、「世界一の親日国家台湾」のために、「何ができるのか」考えるべきでしょう。


蔡英文さんは、日本について「まさかの時の友こそ真の友」とおっしゃっています。日本が台湾に、新型コロナワクチンを送ったことなのかもしれません。しかし、台湾の「まさかの時」は、「中国が侵攻してきた時」でしょう。その時、日本は台湾の「真の友」でいられるのでしょうか?誰も戦争は望みません。しかし、残念ながら、私たち一人一人が、戦争について考えなければいけない時代になってきたようです。

 

●PS1

@中国は、「日本には【沖縄】の領有権はない!」と宣言しています。

しかもこの国は、GDP日本の3倍、軍事費日本の5.5倍なのです。

どうすれば、日本は中国に勝てるのでしょうか?

確実な方法、この本を読めばすべてわかります。

●日本の地政学

詳細は↓ 

●PS2 プーチンロスチャイルドの真実

https://mailzou.com/get.php?R=110500&M=22753

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ブログ運営者の駄文

「エセー」から一文をご紹介しよう。

攻城戦をはじめ機会が敵と味方とを近づけるもろもろの場合に、常に我々は兵士どもがあらゆる悪口雑言を浴びせて敵に挑むことをゆるしている。いかにもこれは、もっともらしく見えなくはない。まったく兵士たちに、「こんなに敵を侮辱したからには、もはやとうてい和解することも勘弁してもらうこともできないぞ。今はただ勝つよりほかに方法はないぞ」と思わせ、彼らにむだな希望をもたせないようにすることは、決してささいなことではないのである。だが、ウィテリウスはこれでやり損じた。まったく彼はオトーと戦ったとき、敵の兵士どもが長らく戦争に遠ざかり太平無事の生活に慣れており、その武勇の程はとうてい味方に及ばないのを見てとり、終いには口をきわめてその臆病を罵ったり、そのローマにのこした女たちや宴会に心ひかれるだろうなどと嘲ったり、盛んに彼らをからかったために、とうとういかなる激励も及ばないほど彼らの心中に勇気を再生させたのであった。つまり自分から敵をその腕の中に引きよせておきながら、ついにこれを押し返すことができなかったのである。まことに悪口雑言がその人の胸をつくと、始めはただ王様の喧嘩のためにぐずぐずやっていたにすぎなかったのが、急に打って変った熱意をもって自分自身の喧嘩のために本気で戦うようになるのである。「エセー 第一巻」

我々は、長らく偽りの太平を貪って来た。
父祖の捧げた命を無駄にしてきた。
恥を雪ぐには台湾を助ける勇気が必要であろう。
台湾を見捨てた時、私たちもまた同盟国から見放されるのではなかろうか?