日蓮正宗のススメ

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1001夜:未来部のかつての同志(とも)に贈る

ja.wikipedia.org

創価学会の会員のうち、未就学児・小学生、中学生・高校生が所属する組織である。

その中でもさらに学校教育課程と性別に応じて、以下のように区分される。

少年少女部(しょうねんしょうじょぶ)- 未就学児及び小学生(小学校在籍)の男女(年齢:0~12歳)。
中等部(ちゅうとうぶ)- 中学校、中等教育学校などに在籍する男女(年齢:12~15歳)。
男子中等部(だんしちゅうとうぶ)- 中学生男子(年齢:12~15歳)。
女子中等部(じょしちゅうとうぶ)- 中学生女子(年齢:12~15歳)。
高等部(こうとうぶ)- 高等学校、高等専門学校中等教育学校などに在籍する男女(年齢:15~18歳)。
男子高等部(だんしこうとうぶ)- 高校生男子(年齢:15~18歳)。
女子高等部(じょしこうとうぶ)- 高校生女子(年齢:15~18歳)。
部員は「未来部員(みらいぶいん)」、または組織内の通称で「鳳雛(ほうすう)」や「後継の人材(こうけいのじんだい)」などと呼ばれる。

2000年代以降、ここ近年は創価学会員全体の少子高齢化により部員数の減少のため、男女別で中等部員と高等部員が合同で集会をするなどしている。

創価学会の未来部員は、高等学校卒業と同時に未来部も卒業することになり、各部員の進路により、就職者などは男性は男子部へ、女性は女子部へ、大学・専修学校などへの進学者は男性は学生部へ、女性は女子学生部へ、新たに所属することになる。

 

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初恋のあの人もアラフィフです

僕の創価時代の思い出は、昭和61年の総本山夏季講習会参加に極まります。

中等部(中学校2年生)でした。

地域の代表として男子5名・女子5名で参加。

初めての登山&御開扉。

初日は台風襲来で大変でした。

引率の男子部員(教員メンバー)は、「先生が御山に来られるときは、荒れるんだよ」なんて、思わせぶりなことを言ってましたっけ。

残念ながら正本堂の記憶はあまりありません。

夜は、常来坊で池田センセーの話を聞いたことを覚えています。センセーが自分は南条時光が一番好きって言ってたのを記憶しています。要するに、寺領を寄進したことを自慢したかったんですね。

総坊に泊って、はしゃいだのとか、丑寅勤行に参加したのとか、断片的に憶えています。あと、翌日は快晴で初めて富士山を見たこと。そして、さらに選りすぐり?のメンバーとして、白糸の滝見学に連れて行ってもらって、池田センセーと写真撮影。さらに、研修所みたいなところに行って、メロンを食べて御書カバーを頂戴したことなど。

創価に心酔していた両親は、感極まっていましたね。

その後、音沙汰なく。

母が中三の時に死去。

高校1年で教学3級試験を受験。

ここで初めて、系統立てた教学の勉強をしました。

これが僕の人生を決定づけた体験だと言えましょう。

先の夏季講習に先立って、親父に御書を買ってもらい、講習会の課題御書だった「聖人御難事」は諳んじるほどに読んでいました。

しかし、体系だった教学には程遠く、信心とは何か今一分かっていませんでした。

教学試験を受けて初めて、三大秘法や五時八教、十界論などを勉強して、両親の体験中心の話だけの世界から脱却出来たように思います。

大学1年生までは、下宿先の八王子で同郷の創価大学メンバーの学生部に所属。一人だけ他大学の人間でしたが、創価大学の先輩から楽しい思い出を頂戴しました。

立派な人が多かったです。

しかし、高3の時に池田センセーの11.16スピーチがあり、正本堂の意義付けを巡る争論が再燃しておりました。

確かに、高1の時に読んだ3級試験のテキストには、三大秘法の説明として、「事の戒壇」(広宣流布の時に建立される戒壇)と書かれ、注記として、正本堂建立により実現されたと書かれておりました。

教える側の男子部の人も、改めて読んだみたいで、「そうなんだよね、もう、広宣流布は達成してるんだよねぇ~」なんて、お互いに笑いながら語り合っていました。

僕はそんなわけないだろうって、釈然としない気持ちでしたので、鮮明に記憶していました。

宗門・創価顕正会で、全く違うイメージの戒壇義が演説されていたのでしょうね。

その禍根は2021年の今も大きな爪痕を残しています。

根源の過ちは、やはり、1970年にあったのです。

それはさておき、今日の主題、かつての未来部の同志。

縁の深かった二人について書いておきたいと。。。

一人は同郷で、一緒に夏季講習に行ったA。

いいやつでしたが、創価大に進学していました。

私が顕正会に入会しつつあった時、待ったをかけに下宿先まで来てくれました。

もうひとり、関西圏出身のS。

ランク上位の他大学を合格していたにも関わらず、創価大学法学部に進学していて、疑問を抱く僕に、ずっと優しくしてくれていたS。親が会館の職員していたから、その義理で創価に進学したようだった。

弁護士を目指すって言ってたっけ。創価大学の法学部の売りだもんね。

みんなどうしているんだろう。

そして、中学の同級生のO。高校は創価高校に進学し、創価大学の法学部へ。

卒業後は2浪して自治体上級職へ。

地元の新聞で本部職員に転職しているのを知った。

僕の同級生は、高校時代にバブルで、大学卒業前には就職氷河期。。。その後、低迷する日本経済に呻吟してきた世代だ。

なにせ、昭和47年組だもんで。

団塊ジュニアと揶揄されてきた、不遇の世代。

現在、氷河期世代を救うという名目の、再雇用求人でも年を取りすぎて弾かれている、貧乏くじ世代。

みんなどうしているんだろう。。。

そんな思いに囚われる今日この頃でもあります。

どうか、日蓮正宗に戻る縁がありますように。

音信不通になった未来部の同志たちに、届かぬ思いを贈りたい。 

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