【RPE】★トランプ、対中情報戦に参戦
全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは！
北野です。
まずは、お知らせから。
歴史は、80年で繰り返す？
北野が検証してみました。
それが本当なら、2020年はどんな年になるのでしょうか？
気になる方は、ユーチューブでごらんください。↓
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では、本題。
先日お伝えしましたが、中国は、「【米軍】が武漢に新型コロナウイルスを持ち込んだ」というトンデモ説を拡散しています。
＜新型ウイルスは米軍が武漢に持ち込んだ、中国報道官が主張
3/13(金) 15:02配信
【AFP＝時事】中国外務省の報道官が12日夜、新型コロナウイルスは米軍が中国に持ち込んだ可能性があるとツイッター（Twitter）に投稿した。主張を裏付ける証拠は提示
していない。＞
これ、その辺の陰謀論者ではなく、【中国外務省の報道官】がいっているのは重要です。
今度は、その矛先が、アメリカにむかった形です。
これに対し、アメリカは、トランプさん自身が情報戦に参戦することにしました。
＜トランプ氏、中国ウイルス正当化 コロナ呼称「来た場所の名前で」
3/18(水) 8:28配信
【ワシントン共同】トランプ米大統領は17日、新型コロナウイルスを「中国ウイルス」と呼んだことに中国が反発しているのに対し「ウイルスは中国から来たのだから全く正しい呼称だと思う」と正当化した。ホワイトハウスでの記者会見で語った。「中国が『ウイルスは米軍が持ち込んだ』と偽情報を流すから来た場所の名前で呼ぶべきだと言った」と反論した。中国にレッテルを貼ることにならないかと問われると「そうは思わない。『ウイルスを米軍が持ち込んだ』という方が問題だ」と述べた。＞
これ、皆さんどうですか？
普通の日本人は、「トランプさん大人げない」と感じるのではないでしょうか？
ですが、「情報戦」の観点からすると、彼は完全に正しいことをしているのです。
中国外務省の報道官が、「米軍が持ち込んだ！」といった。
中国側は、アメリカの反応を見ています。
ここでアメリカが反応しなければ、中国側は「もっとやっていいんだな」と思う。
そして、もっと強力なプロパガンダをはじめるでしょう。
ところが、トランプ自身が、＜「中国が『ウイルスは米軍が持ち込んだ』と偽情報を流
すから来た場所の名前で呼ぶべきだと言った」と反論した。中国にレッテルを貼ることにならないかと問われると「そうは思わない。『ウイルスを米軍が持ち込んだ』とい
う方が問題だ」＞
と反論した。
そうなると、中国も、「このままフェイク情報を流しつづけるべきか？矛を収めるべきか？」と考えるでしょう？
日本の場合、たいてい政府高官は、無反応です。
菅さんが「そういう意見があることは遺憾だ」などといって、事実上スルーしてしまう。
だから、反日フェイク情報が世界中に拡散されてしまうのです。
▼米中情報戦の行方
今日世界感染者マップを見ると、中国の感染者数は、81102人でした。
イタリアの感染者数は、35713人でした。
これ、イタリアにとっては、メチャクチャ深刻な事態といえるでしょう。
というのは、中国の人口は約14億人。
イタリアの人口は、約6000万人。
中国の人口は、イタリアの約23倍です。
ですから、イタリアの感染者数を中国レベルで見ると
35713人 X 23倍 ＝ 82万1399人
の感染者が出ているイメージです。
欧州では、他の国々でも、急速に感染者が増えています。
スペイン13910人、ドイツ12327人、フランス9052人
多くの国で、外出が厳しく制限され、経済がほとんどストップしている状態。
今年は、リーマンショック翌年の09年よりひどい状況になるでしょう。
さて、欧州の人たちは、「武漢起源説」「米軍起源説」どちらを信じるでしょうか？
もちろん、「武漢起源説」を信じるでしょう。
では、欧州の民は、罪を「米軍」になすりつけようとする中国の指導者たちをどう見るでしょうか？
これは、「トンデモナイ連中だ！」と憤怒することでしょう。
世界に計り知れない影響を与えていますが、結果的に【中国悪魔化】が進みそうです。
（私は、それが「いい」とは書いていません。結果的に「そうなるだろう」ということです。）
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新型コロナショックで、今年はリーマンショックがあった翌年09年よりひどいことになりそうです。「どうやって生きていけばわからない・・・」
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