日蓮正宗のススメ

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御逮夜御講に参詣:今こそインターネットを活用して広宣流布を進めよう

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外出や集会ができない時こそ・・・

三月度御講拝読御書

『新地御書』(一四五七)
「雪山の寒苦鳥は寒苦にせめられて、夜明けなば栖つくらんと鳴くといへども、日出でぬれば朝日のあたゝかなるに眠り忘れて、又栖をつくらずして一生虚しく鳴くことをう。一切衆生も亦復是くの如し。地獄に堕ちて炎にむせぶ時は、願はくは今度人間に生まれて諸事を閣いて三宝を供養し、後世菩提をたすからんと願へども、たまたま人間に来たる時は、名聞名利の風はげしく、仏道修行の灯は消えやすし。」

本日は、御逮夜御講に参詣してまいりました。

御住職様からスペイン風邪流行時に、日柱上人様が時勢を憂慮されて著された御著述をご紹介していただきました。 

ja.wikipedia.org

スペイン風邪が流行した大正時代は、第一次世界大戦とも重なります。その後、世界情勢は安定せず、日本国内では軍部が台頭暴走し、第二次大戦へと突き進んでいくことになりました。

御住職様も新型コロナウイルスの蔓延は、ただの疫病の世界的な流行にとどまらないのではないかと、非常に憂慮されておりました。

御本山でも4月まで支部総登山は中止になり、御虫払法要も行われません。支部でも広布推進会は中止となりました。

こんな時だからこそ、電話・メール・インターネットを活用し、同志を励まし折伏対象者への御祈念をおこなっていくときであると、御指導くださいました。現代ならではのツールを活用し、折伏広宣流布を推進していこうと励ましてくださいました。

我が家では、春の彼岸法要に五柱の塔婆供養を願い出させていただきました。

塔婆供養の大切さは、このブログでも何度かご紹介させていただきました。

支部で受付されているところの方は、ぜひ、御塔婆を建立してください。御塔婆供養や寺院参詣就中御講参詣の大事については、過去記事をご参照いただければ幸いです。 

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『新尼御前御返事』に

末法の始めに謗法の法師一閻(いちえん)浮(ぶ)提(だい)に充満して、諸天いかりをなし、彗星(すいせい)は一天にわたらせ、大地は大波のごとくをどらむ(中略)諸人皆死して無間地獄に堕つること雨のごとくしげからん時、此の五字の大曼(まん)荼羅(だら)を身に帯し心に存ぜば、諸王は国を扶(たす)け万民は難をのがれん。乃至後生の大火炎を脱(のが)るべしと仏記しをかせ給ひぬ」(平成新編御書 764頁)

と仰せられるように、謗法が国土に充満しているために、諸天善神が怒りをなして起こす天地の災難であっても、信心修行に励む者には難を逃れる功徳が具わるのです。

日興上人様の「四十九院申状」には、

夫れ仏法は王法の崇尊に依て威を増し、王法は仏法の擁護に依て長久す。
正法を学ぶの僧を以て外道と称せらるるの条理豈然るべけんや。外道か外道に非ざるか、早く厳誉律師と召し合はせられ、真偽を糺されんと欲す。
且去る文応年中、師匠日蓮聖人、仏法の廃れたるを見、未来の災を鑑み、諸経の文を勘へ一巻の書を造る、立正安国論と号す。
異国の来難果して以て符合し畢ぬ。未萠を知るを聖と謂つべきか。
大覚世尊、霊山・虚空・二処・三会・二門・八年の間・三重の秘法を説き窮むと雖も、仏滅後二千二百二十余年の間、月氏の迦葉・阿難・竜樹・天親等の大論師、漢土の天台・妙楽、日本の伝教大師等、内には之を知ると雖も外に之を伝へず、第三の秘法今に残す所なり。
是偏に末法闘諍の始、他国来難の刻、一閻浮提の中の大合戦起らんの時、国主此の法を用て兵乱に勝つべきの秘術なり。経文赫赫たり、所説明明たり。
彼れと云ひ此れと云ひ、国の為め世の為め、尤も尋ね聞し食さるべき者なり。仍て款状を勒して各言上件の如し。
弘安元年三月 日 
日興 日持 賢秀 承賢 

と仰せであります。

国家の安泰を祈念せられる天皇陛下、宰相たる安倍総理におかれましては、神道真言・その他謗法の祈りを捨て日蓮正宗に帰依せられんことを、一信徒の分際ではございますが、切に願うものであります。

日蓮大聖人様の立正安国論を今こそ拝読され、日蓮正宗に御下問くだされますようお祈り申し上げます。

立正安国論 冒頭』

旅客来りて嘆いて曰く、近年より近日に至るまで天変地妖・飢饉疫癘(えきれい)・遍く天下に満ち広く地上に迸(はびこ)る。牛馬巷(ちまた)に倒れ骸骨路に充てり、死を招くの輩(ともがら)既に大半に超え、悲しまざるの族(やから)敢えて一人も無し。
然る間或いは利剣即是の文を専にして西土教主の名を唱え、或いは衆病悉除の願を持ちて東方如来の教を誦し、或は病即消滅不老不死の詞(ことば)を仰いで法華真実の妙文を崇め、或は七難即滅七福即生の句を信じて百座百講の儀を調え、有るは秘密真言の教に因て五甁(ごびょう)の水を灌(そそ)ぎ、有るは座禅入定の儀を全(まっとう)して空観の月を澄し、若しくは七鬼神の号を書して一千門に押し、若しくは五大力の形を図して万戸に懸け、若しくは天神千祇を拝して四角四界の祭祀を企て、若しくは万民百姓を哀れんで国主・国宰の徳政を行う。然りと雖も唯肝胆を摧(くだ)くのみにして弥(いよいよ)飢疫に逼(せま)られ、乞客目に溢れ死人眼に満てり。臥せる屍(しかばね)を観(ものみ)と為し、並べる尸(かばね)を橋と作す。惟(おもん)みれば夫れ二離壁(じりへき)を合せ、五緯珠(たま)を連ぬ。三宝も世に在(いま)し、百王未だ窮まらざるに此の世早く衰え、その法何ぞ廃(すた)れたる、是れ何なる禍(わざわい)に依り、是れ何なる誤りに由るや。
 主人の曰く、独り此の事愁いて胸臆(くおく)に憤俳(ふんぴ)す。客来つて共に嘆く、しばし談話を致さん、それ出家して道に入る者は法に依って仏を期するなり。而るに今神術も協わず、仏威も験しなし、具(つぶさ)に当世の体を観るに愚にして後世の疑を発す、然れば即ち円覆(えんぷ)を仰いで恨みを呑み、方載(ほうざい)に俯して慮(うらおもい)を深くす。情(つらつ)ら微管を傾け、聊(いささ)か経文を披きたるに世皆正に背き、人悉く悪に帰す、故に善神は国を捨てて相去り、聖人は所を辞して還りたまわず、是れを以て魔来り鬼来り災起り難起る。言わずんはある可からず、恐れずんはある可からず。

 

平成新編 日蓮大聖人御書(大石寺)

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  • 発売日: 2018/10/13
  • メディア: 単行本