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創価ダメ出しさんに学ぶ:御書の現代語訳に関する質問への回答

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創価ダメ出しさん、丁寧な回答、ありがとうございました。

ポリ銀さんのご質問への回答

先日書いた記事▼
ついでに経本などについて。

の内容についてポリ銀さんより下記の質問がありましたたので回答します。
○最近、創価学会から口語訳御書全集が出ていることを知りました。勉強のため購入しようかどうしようか迷っていたところ、丁度この記事を拝見しました。創価の御書全集は、日蓮正宗でも使用禁止されていないようですが、口語訳の方は、やはり謗法の書に該当してしまうのでしょうか?

私の記事中に化儀抄の以下の御文を引用しましたが
日蓮聖人の御書を披見申す事、他門となどの御書をも書写しこい取りつつなどして見るべからず、本寺の免許を蒙るべし、其の故は当宗は信の上の智解なるが故なり云云
少々私の説明不足だった点もあり補足します。結論からいうとポリ銀さんが勉強の為に創価発行の「語訳御書全集」を購入することは謗法ではありません。化儀抄の上記の御文で言わんとしているのは、他門流が書写した御書等はその宗派が自宗の都合に合わせ御文を削除したり加筆したりしている可能性も多分にあるのでそれによって大聖人仏法の法門法義を誤って習ってしまう恐れがあるからです。現在の創価の「御書講義」などの書籍はまさにその典型であり創価の都合に合わせて書かれているのでそのような書籍で学んではいけないということです。創価の「語訳御書全集」についてはどのような書籍か知りませんが御書の現代語訳というようなものだと思います。現代語訳であれば削除や加筆するできる部分はないでしょうし、仮にそういうことがあったとしてもすぐに間違いに気づきますから問題ありません。なによりもポリ銀さんにおいては大聖人仏法の法門法義をしっかり理解されていてその上で習学の補助として使用すのですから謗法にあたりません。さらに言えば、破折のために創価の御書講義や大作スピーチを学ぶことも謗法ではなくむしろ大切なことです。大聖人様は、
◆此の大法を弘通せしむるの法には必ず一代の聖教を安置し八宗の章疏を習学すべし(曾谷入道殿許御書)
とご指南されています。他宗(八宗)を破折するためには他宗の教義を知らなければ破折することはできません。むしろ他宗の教義を習学することは折伏・弘教をする上で重要なファクターです。ただし初信の人や浅信・弱信の人がそれをやるとミイラ取りがミイラになる恐れがありので初信の信者はまずは御書を正しく学び大聖人仏法の法門法義を理解する必要があります。そのことは日興上人の遺誡置文の次下の条項に書いてある通りです。
◆義道の落居無くして天台の学文す可からざる事
いずれにせよポリ銀さんが、創価の「語訳御書全集」を購入するのは謗法でないでしょう。モチロンその他の創価書籍も創価破折を目的に購入するのもアリですが、そんな本をお金出してまで買う必要はないですけど(笑)
それとここから先は私の個人的な意見ですが、御書の現代語訳の書籍をわざわざ創価から購入する必要はないと思います。私もそうですがポリ銀さんも現代訳が分からないのは御書のごく一部だと思います。ならば分からない箇所に出会ったらその都度調べれば十分ではないと思います。今の時代PCやスマホで簡単に調べられますから私もそうしています。なので創価版の現代語訳を購入するなら正宗の他の書籍を購入した方がいいとは思います。ポリ銀さんがどのような目的で創価版のその書籍の購入を検討しているか事情も知りませんのでこれはあくまでの個人的な見解です。どちらにせよ創価版の「語訳御書全集」を購入するのは化儀抄に違ったものではなく謗法とはなりません。あとはそれが「謗施」に当たりかどうかとなると私では判断しかねますのでご住職にお尋ねください。(個人的には謗施にはならなと考えますが)
創価ダメ出しさん、ご回答いただきありがとうございました。
創価や他門の本を購入することは控えようと思います。
「ミイラ取りがミイラになる恐れ」
この言葉、大事にしたいですね。
初信の信者はまずは御書を正しく学び大聖人仏法の法門法義を理解する必要があります。そのことは日興上人の遺誡置文の次下の条項に書いてある通りです。
◆義道の落居無くして天台の学文す可からざる事
天台の学文とは、現代風に言えば、仏教学とか宗教学みたいな学問のことでしょうか。
教学に造詣の深い方が、そちらの方に傾いて、自己流の解釈というダークサイドに堕ちていった例が、ネット上にも散見されます。犀角独歩氏が有名どころか。大石寺の内事部で働いていたというが。。。

blog.livedoor.jp

「気楽に語ろう」渡辺氏 や想学談林「運ちゃん」氏 などは、記事もろとも消えましたね。

gachinbow.hatenablog.com

正宗系観察日記も更新が途絶えたまま。

正しい信仰を素直にたもつことって、難しいんですね。

出版物の維持って難しく、一定の部数が売れないと重版がかかりません。

日蓮出版の書籍を購入することも、本山への御供養ないしは、教学発展の一助と思い。積極的におこないたいです。

 

平成新編 日蓮大聖人御書(大石寺)

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  • 作者: 
  • 出版社/メーカー:日蓮出版
  • 発売日: 2018/10/13
  • メディア: 単行本
 
六巻抄

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三大秘法義

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  • 作者:阿部 日顕
  • 出版社/メーカー:日蓮出版
  • 発売日: 2015/04/28
  • メディア: 単行本
 
妙法七字拝仰 上巻

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  • 作者:阿部 日顕
  • 出版社/メーカー:日蓮出版
  • 発売日: 2013/04/28
  • メディア: 単行本
 
総本山第六十七世日顕上人猊下御教示 すべては唱題から―唱題の功徳と意義六十一カ条
 
一念三千法門

一念三千法門

  • 作者:大石 日應
  • 出版社/メーカー:日蓮出版
  • 発売日: 2017/10/01
  • メディア: 単行本
 
勤行―その仕方と観念文の意義 (信心修行の基本)

勤行―その仕方と観念文の意義 (信心修行の基本)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー:日蓮出版
  • 発売日: 2018/10/01
  • メディア: 単行本