全体主義と闘うことが、哲学や文学の使命なんだ
ニーチェのツァラトゥストラは、アンチファシズムの書であるにも関わらず、ナチスがニーチェの思想を悪用したがために、ファシズムの書であるかのように扱われてしまった。
この書には、ルサンチマン(怨嫉・恨み・妬み)の心の恐ろしさが執拗に説かれている。
ファシズムの根底には、ルサンチマンが種子として原因しているからだ。
しかし、その種子がどのように育つか、繁茂するかは時代と状況によって違った様相を呈してしまう。
そのことは、様々なアンチファシズムの書が分析と警鐘をもって、人類に告知している。
- 作者: エドマンドバーク,Edmund Burke,佐藤健志
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この革命は、人類の醜さを露骨に表現してくれた。
- 作者: ジョージオーウェル,George Orwell,川端康雄
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- 作者: ジョージ・オーウェル,高橋和久
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1984は、ファシズムが完成すると永続する姿を教えてくれた。
香港を観よ!
30年前の共産主義崩壊をしのぎぎって生き残った、国家社会主義(ファシズム/ナチス)の中国が、テクノロジーの進歩を導入し、管理社会帝国を建設しつつある姿がそこにある。
悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える (NHK出版新書)
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全体主義とは、謗法の極まった姿だ。
全体主義とは創価や顕正のように、組織しか存在しない社会となる。
妄想に生きる社会。
理想に耽溺する社会。
今の日本も同様だ。
スローガンや他者批判だけが響く。
他人に同調することをやめよう!
香港の若者たちを冷笑せずに、応援しよう。
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