日蓮正宗のススメ

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教を知る

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 日蓮大聖人は「教」である、教えについて『教機時国抄』に、
 「一に教(きょう)とは、釈迦如来所説の一切の経律論五千四十八巻四百八十帙(ちつ)。天竺(てんじく)に流布すること一千年、仏の滅後一千一十五年に当たって震旦(しんだん)国に仏経渡る。(中 略)此の一切の経律論の中に小乗・大乗・権経・実経・顕教密教あり。此等を弁(わきま)ふべし。」(御書269)
と仰せです。仏教でも是れだけ多くの教えがあります。世間法を考えた場合、更に多くの教えが散在しています。人生を有意義にする教えや不幸にする教えなど、正邪を見極める判断力を備えなければいけません。信心において、明らかに御本尊様から智慧を頂き見ていくことが大事です。教えの勝劣・浅深・正邪を明らかにするところに安穏な生活があります。
 では「教」の意義を考えてみましょう。「教」という教えは、生きていく上で非常に大事です。教えがなければ生きていくことが出来ません。私達は無意識のうちに学び、自分自身が生きていく知識にしています。幸福になる教えを学び生活に活かせば問題ありませんが、不幸になる教えを身に付けた場合、大変なことです。この幸福と不幸になる教えを、日蓮正宗の寺院で学ぶ必要があります。学ぶことで、本当の幸福を生活にもたらすのです。
 信念や努力というものも、幸福になる教えにそって、信念や努力を注ぎ込めば大成しますが、不幸になる教えに基づいて信念や努力をしても、不幸になる一方です。信心では、この点を明確にして不幸になる教えを全て排除し、幸福になる教えだけを信じて、信念と努力を無駄にしないよう勤めるのであります。
 世の中に氾濫する教えの意義を、日蓮大聖人の御指南のもと、明らかに見ていけば心配ありません。一生涯、日蓮大聖人の教えのもとに強盛な信心を貫けば、冥益を得て不動の幸福境界を得ることが出来ます。顕益という、明らかに見える利益は、すぐ消える可能性が強いですが、冥益の場合は違います。冥益は、地道に地盤を築いた分、非常に壊れにくいのです。正しく現当二世といわれる、現在と未来に、確実な幸福を生む利益が冥益なのです。目に見えない分、一度築いたら壊されず、御本尊様を受持する「金剛宝器戒」という、由縁がそこにあるのです。
 教えを得るには具体的に、日蓮正宗の寺院に参詣し、御住職様から御指導を賜ることであり、毎月の御講には必ず参詣します。御講の場で、正しい教えをうかがうことが出来るのです。
 勤行唱題の中で、世間に沢山ある教えの価値を御本尊様から智慧を頂き、明らかに見ていきます。時として、世間的に立派な人の意見に迷う場合があります。大聖人の御指南に照らした場合、どのような価値があるのか、御本尊様の前で落ち着いて唱題するところに、自然とその価値が見えるはずです。御本尊様を信じ、私達の迷い煩悩・業・苦の三道が、法身・般若・解脱という三徳に変わり、その人の意見の価値を明らかにして下さいます。三毒を払拭させ、歓喜の気持ちで全身が満ちあふれたとき、御本尊様から有り難い智慧が頂けるはずです。瞋の気持ちや愚癡、貪欲は正しい価値判断を鈍らせます。
 日蓮大聖人の正しい仏法(教)を知り信じていけば、最高の幸福境界、常寂光土が現実になります。

教を知る - 正林寺法華講員手引書

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