鳳凰について一考:大石寺の御紋章と絡めて
天皇陛下の即位の礼の日に、大石寺上空に見事な鳳凰雲が出現したことは、先日の記事にてご紹介しました。
nichirendaihonin.hatenablog.com
興味深い記事を見つけましたので、ご紹介したいと思います。
引用元:驚きの発見! | 星界の道~航海中!~ - 楽天ブログ
お名指しですので・・・ 富士川一郎さん
大石寺の紋章は、一般には鶴丸紋が有名です。
しかし、大石寺の寺紋は鶴丸ではありません。
通称「三枚皿亀甲五三の桐」と呼ばれるものです。
鶴丸は宗祖、輪法が御本尊、三ツ亀甲が日興上人、三階松竹梅が日目上人です。
そして大石寺の紋章は、三枚皿亀甲五三の桐なのです。この紋章は亀甲(日興上人)が国主天皇(五三の桐)を皿に乗せている、つまり王佛冥合の姿を現しております。
五三の桐は天皇家の紋章であります。えっ!菊じゃ無いの?と言われそうですが、菊花紋は通常、国主紋と呼ばれ、天皇家の私紋は五三の桐なのです。当宗では「日興上人が転生して、本化聖天子として天皇家に生誕される」伝説があります。また宗祖の紋章は「鶴丸紋」ですが、これはあくまでも「名字凡夫」(実際上の鳥)としての姿を現し、本佛は本来「鳳凰」(伝説の鳥)なのです。
鳳凰は伝説上の鳥でして、「セイテンシタンジョウ(聖天子誕生)」と鳴くとされております。その鳳凰は中国では桐の樹に宿り、竹の実を食し、徳高き天子(聖天子)の兆しとして現れると伝えられていました。これらを総括すると面白いのですが、宗祖の紋・鶴の本地鳳凰は、聖天子誕生の兆しとして現れる。そして、宗祖は未来の王佛冥合を予言されている。これらが全て一致するのです。たかが紋章、されど紋章・・・。
最後に「三枚皿亀甲五三の桐」は能化以前の御僧侶の衣に染められており、御能化は御自身の家紋を入れ、御法主上人は鶴丸紋を入れられるのです。
まさに代々の上人悉く日蓮(鶴丸)が衣にも現れているのです。
また、この「三枚皿亀甲五三の桐」ですが、恐らく第25世日宥上人の頃に、天皇家から下された下賜紋であろうと言われております。これについては日宥上人のお生まれが高貴な家だと言われている事に重なりますので、ここまでにします。
ちなみに 富士川一郎さん
数年前、ある当宗信徒の結婚式のスピーチで日蓮正宗の紋章を使ってお話ししました。当然、他宗の方も参加していましたので半分折伏を込めました。鶴・亀・松竹梅と言う縁起の良い宗派である事や、それによって式を挙げた両人は不幸になる訳が無い事、また振袖の松竹梅巻(良縁を呼ぶ)等の逸話を混入しての話でした。結構毛色が変わっていて浮けましたね。
紋章にも意味があるんですね~。富士川一郎さん、勉強になりました。
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