太極図って皆さんも見たことがありますよね?
陰と陽の境目… | 空の宇珠 海の渦のブログに面白い考えが書かれていましたので、引用してみたいと思います。
陰陽太極図は、はっきりとした白黒に別れている。
白が陽で黑が陰だ。
だが、陽の中にも陰があり、陰の中にも陽がある。
太極図は平面図である。
そのためにあのように描かれているが、
立体で描くとトーラス体になると思われる。
トーラス体?
耳慣れない言葉。
トーラス - Wikipediaを閲覧してみたけど、????
そもそも法界とは何ぞや?
法界(読み)ほっかい(英語表記)dharma dhātu
仏教用語。 (1) 法はかくあるべき真理であり,法界とはあるがままの事理であり,真如ともいわれる。界 dhātuは物体を構成する根本的な要素。このように法を根本的な要素とみなして,それを空観で基礎づけるところに仏教思想の特性がある。法界を理念として世界観を打立てたのは華厳宗である。法界を4つの観点からとらえて,差別のある現象界の事法界,宇宙のありようすべて真如であるとする理法界,現象界と実在とは一体不二であるとする理事無礙法界,現象界が一と多との無尽な縁起の関係にあるとする事事無礙法界の法界縁起をきわめ,四法界観とした。そのほか経論により三法界,地獄餓鬼などの十法界,観門十法界,密教十法界などの分類がある。 (2) 部派仏教時代には六根,六境,六識を合わせた十八界としたが,その一つとしての意識の対象を法界といった。これは狭義の法界である。https://kotobank.jp/word/%E6%B3%95%E7%95%8C-133397
我々の言う、十界とは十法界のこと。
国土世間として独立して存在しているらしい。
でも、人の心に互具して存在しているとも。
縁に触れれば随時に顔を出すのよね。
姿かたちは見えないけど、存在している。
でも、構造を視覚的に理解したい。
そんな欲求に長いこと取りつかれている。
太極図はその一部分としてモデル化されたものではないだろうか?
くるくると回りながら、様々な相を顕す3D太極図。
陽が真上に来ても(仏界?)、ぽっかりと奈落の黒い穴が空いている。
問う一切衆生の当体即妙法の全体ならば地獄乃至九界の業因業果も皆是れ妙法の体なるや、答う法性の妙理に染浄の二法有り染法は熏じて迷と成り浄法は熏じて悟と成る悟は即ち仏界なり迷は即ち衆生なり、此の迷悟の二法二なりと雖も然も法性真如の一理なり、譬えば水精の玉の日輪に向えば火を取り月輪に向えば水を取る玉の体一なれども縁に随て其の功同じからざるが如し、真如の妙理も亦復是くの如し一妙真如の理なりと雖も悪縁に遇えば迷と成り善縁に遇えば悟と成る悟は即ち法性なり迷は即ち無明なり(当体義抄)
染浄の二法が十界互具・一念三千の妙理ということか?
謎は深まるばかりだけど、
妙とは法性なり法とは無明なり無明法性一体なるを妙法と云うなり蓮華とは因果の二法なり是又因果一体なり経とは一切衆生の言語音声を経と云うなり、釈に云く声仏事を為す之を名けて経と為すと、或は三世常恒なるを経と云うなり、法界は妙法なり法界は蓮華なり法界は経なり蓮華とは八葉九尊の仏体なり能く能く之を思う可し已上(御義口伝)
御義口伝の御金言と合わせて拝してみると、私の直観もあながち的外れではないかも知れない。

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