日蓮正宗のススメ

凡そ謗法とは謗仏謗僧なり。三宝一体なる故なり。

易経 (中国の思想) 単行本 – 1996/10/1 竹内 好 (監修), 丸山 松幸 (翻訳), 松枝 茂夫

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昔から太極図が好きな私。因縁があるのでしょうか。

易経本のイチオシは、 

易経 (中国の思想)

易経 (中国の思想)

 

ですね。難しすぎず、砕けすぎずで、中庸を得た易経の教科書的存在。繋辞伝と左伝占例も付記されているのもよいかと。

易経の魅力に取りつかれて、はや10年以上。

何度も読み返してきた。

中国の書物の中でも最も古い部類に入るであろう書物でありながら、なんと定まった解釈はないそうな。

占いの書であるとともに、哲学の書でもあるという。

ユング易経に学び、シンクロニシティの考えを思いついたとか。

実は孔子様のネタ本という説も。

韋編三絶の語源になったのは、孔子様が晩年に易経を読み込み、綴じ紐が三度も切れたという逸話から。

自分で卦を立てると怖い程的中するのも事実で、時々、占ってしまう私。

一般に、儒教の系譜と言えば、

易経論語孟子ー大学・中庸ー荀子

という流れをイメージしがちですが、どうも違うという説もある。

易経老子荘子

という三玄の書の系譜が正統な儒の系譜であると・・・

確かに、易経にくらべると論語の系譜は、あまりに固いイメージがありますね。

実際の人生には役に立たないというか、しんどい。

日蓮大聖人様も

儒家には三皇・五帝・三王・此等を天尊と号す諸臣の頭目・万民の橋梁なり、三皇已前は父をしらず人皆禽獣に同ず五帝已後は父母を弁て孝をいたす、所謂重華はかたくなはしき父をうやまひ沛公は帝となつて大公を拝す、武王は西伯を木像に造り丁蘭は母の形をきざめり、此等は孝の手本なり、比干は殷の世の・ほろぶべきを見て・しゐて帝をいさめ頭をはねらる、公胤といゐし者は懿公の肝をとつて我が腹をさき肝を入て死しぬ此等は忠の手本なり、尹寿は堯王の師・務成は舜王の師・大公望は文王の師・老子孔子の師なり此等を四聖とがうす、天尊・頭をかたぶけ万民・掌をあわす、此等の聖人に三墳・五典・三史等の三千余巻の書あり、其の所詮は三玄をいでず三玄とは一には有の玄・周公等此れを立つ、二には無の玄・老子等・三には亦有亦無等・荘子が玄これなり、玄とは黒なり父母未生已前をたづぬれば或は元気よりして生じ或は貴賤・苦楽・是非・得失等は皆自然等云云。(開目抄)

と、仰せです。

「尹寿は堯王の師・務成は舜王の師・大公望は文王の師・老子孔子の師なり此等を四聖とがうす」

「其の所詮は三玄をいでず三玄とは一には有の玄・周公等此れを立つ、二には無の玄・老子等・三には亦有亦無等・荘子が玄これなり」

尹寿・務成・大公望・老子が四聖であると。

そして三玄は、周公の実際処世術(易経)・老子荘子であるということで、人間の基本的倫理は、ここに開かれているという理解でよろしいでしょうかね。

実務上の教本としては、貞観政要を重宝にされておられたということも聞いたことがありますが。

佐渡の国は紙候はぬ上面面に申せば煩あり一人ももるれば恨ありぬべし此文を心ざしあらん人人は寄合て御覧じ料簡候て心なぐさませ給へ、世間にまさる歎きだにも出来すれば劣る歎きは物ならず当時の軍に死する人人実不実は置く幾か悲しかるらん、いざはの入道さかべの入道いかになりぬらんかはのべ山城得行寺殿等の事いかにと書付て給べし、外典書の貞観政要すべて外典の物語八宗の相伝等此等がなくしては消息もかかれ候はぬにかまへてかまへて給候べし。(佐渡御書追伸)

貞観政要の書名が登場するのは、佐渡御書の追伸部分のみです。御書の中に引用されている箇所は多くあるのでしょう。

私は、人界の教本として儒の本を読んでおります。

夫れ一切衆生の尊敬すべき者三あり所謂主師親これなり、又習学すべき物三あり、所謂儒外内これなり。(開目抄上)

「習学すべき物」 と仰せですから学ばねばならぬのです。

私に会通するなら、

儒・・・易経老子荘子

外・・・現代諸学/自然科学・社会科学・人文科学

内・・・日蓮正宗の正統教学

でしょうか。

一時期、論語にハマったこともありましたが、理想道徳系を読み過ぎると、他人の批判ばかりする修羅道に堕ちてしまいやすいように感じています。孟子の心酔者が気宇壮大になり、テロリストになったのも史実ですし。孫子韓非子は、修羅道そのまんま。末法の今日、悪への対処法として心得ておくのも大事ですが、

夫れ運きはまりぬれば兵法もいらず・果報つきぬれば所従もしたがはず

なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし、「諸余怨敵・皆悉摧滅」の金言むなしかるべからず、兵法剣形の大事も此の妙法より出でたり、ふかく信心をとり給へ、あへて臆病にては叶うべからず候、恐恐謹言。(四条金吾殿御返事)

との仰せに従うべきかと思います。

易経の読み方は、色々ありますが、気軽に易占いをするならインターネットの無料占いサイトがお勧めです。

一番分かりやすく、指針にしやすいのは易占探究のサイトでしょう。

自動で結果が出せます。

自己探究との副題が示すように、あくまでもセルフカウンセリングとしてご利用いただければ、己心の無意識と交信できるように思います。

以下は、占いではなく易の考え方を教えてくれるものです。 

ビジネスパーソンのための易経入門 (朝日新書)

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「易経」一日一言 (致知一日一言シリーズ)

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