日蓮正宗のススメ

凡そ謗法とは謗仏謗僧なり。三宝一体なる故なり。

立川 談春 師匠の独演会 in 徳島に行ってきました。

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落語を見たのが初めての私。

妻がサプライズで先行予約でチケットを購入してくれていました。

いきなり最上級の話芸を生で体験しまして、閉演後も余韻が冷め遣らずといった感じ。

合間のお話もおもしろく、ライブならではのオフレコ話も堪能させていただきました。

演目の一話目は「野ざらし

「野ざらし」はアニメ元禄落語心中で、小夏が父親の助六の十八番として、よくものまねしていたシーンを思い出しました。こんな感動の仕方は邪道なんでしょうけど、落語の奥深さを知ったのがこのアニメでしたので、どうにもこうにも不思議な縁を感じてしまって。。。

「スチャラカラン♪」のところでは、幼い小夏の顔が浮かんできました。

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合間の余話では、談春師匠が出演されていた「下町ロケット」のこぼれ話に感動。

法華講員の工藤夕貴さんのお話が出ました。

農業に詳しい女優さんということで抜擢されたのだとか。

富士山の麓で農業をされていて、ドラマの出演者さんに「農業のことは、全部私におまかせください」と、指南役をされてらっしゃったとか。

日蓮正宗信徒としてうれしかったです。

中央大学OBの阿部寛さんのお話も。

一番、大変な主役の阿部さんが、一番頑張ってらっしゃったとか。人の上に立つ器量を備えてらっしゃるお人柄を、談春さんが褒めておられました。後輩として鼻が高かったです。

その他、いろんな楽しいお話を聞かせていただきましたが、ネタバレはいけませんのでこの辺で。

演目の二話目は「大工調べ」

与太郎・棟梁・大家の三人が別人として、その場にいるように思えました。

同じ談春師匠の姿が見えているのに、存在感が別人に切り替わるんです。凄いなぁ~って、魅入られてしまいました。表情から体格まで変化して見えました。これは、映像では伝わらないよなぁ~って。あっけにとられた感じでした。

これが落語家さんの「芸」の凄みなんだな~って。

談春師匠は私たち観客に対されている間、謙虚で気さくなお人柄を感じさせてくださいました。最後、幕が下り始めた時には、私たちにも両手で手を振ってくださいました。驕り高ぶりなんて微塵も感じませんでした。

本物って凄いな~。

でも、仏法のことばかり頭に浮かんでしまう私は、談春師匠の縁覚界を生きる境涯に、憧憬の念がもよおされて仕方ありませんでした。

合間に師匠が仰ってたんです。「落語家って趣味がないのが多いんです。だって、趣味を仕事にしてしまっているんですからね。」と。言ってみたいですねぇ。この言葉。でも、その奥で真剣勝負の修行が隠されているんでしょうね。また、私なんかには分からないような、苦労や葛藤なんかもおありなんでしょう。でも、高座では微塵も感じさせません。観客と一緒に楽しそうな姿だけが、2時間に渡る長丁場を御一人で演じ切られました。

名人。達人。いやぁ違うな。よっ!談春師匠!だね。

お見事!に尽きます。

なかなかチケットの取れない噺家さんですが、ぜひ、生の談春師匠を感じてみてください。

私はまたまた落語の魅力に取りつかれそうです。


立川談春・庖丁

 

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