日蓮正宗のススメ

法華講員のブログ

信心を阻む三障四魔

 

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ハードルを越えて進もう

 「三障四魔」とは、三障が煩悩障・業障・報障、四魔が煩悩魔・陰魔・死魔・天子魔です。仏道修行の途上で競い起こる障害です。
 日蓮大聖人は『兄弟抄』に、
 「其の上摩訶止観の第五の巻の一念三千は、今一重立ち入りたる法門ぞかし。此の法門を申すには必ず魔出来すべし。魔競はずば正法と知るべからず。第五の巻に云はく『行解(ぎょうげ)既に勤めぬれば三障四魔紛然として競ひ起こる、乃至随ふべからず畏(おそ)るべからず。之に随へば将(まさ)に人をして悪道に向かはしむ、之を畏れば正法を修することを妨ぐ』等云云。此の釈は日蓮が身に当たるのみならず、門家の明鏡なり。謹んで習ひ伝へて未来の資糧とせよ。此の釈に三障と申すは煩悩障・業障・報障なり。煩悩障と申すは貪・瞋・癡等によりて障碍(しょうげ)出来すべし。業障と申すは妻子等によりて障碍出来すべし。報障と申すは国主・父母等によりて障碍出来すべし。又四魔の中に天子魔と申すも是くの如し。今日本国に我も止観を得たり、我も止観を得たりと云ふ人々、誰か三障四魔競へる人あるや」(御書986)
と三障四魔について御教示であります。正しい仏法を行じていくところには、三障四魔という魔の働きが必ずあると日蓮大聖人が仰せです。
 煩悩障とは、貪欲というむさぼり・瞋恚であるいかり・愚癡となるおろかなどの惑いによって起こる障りです。つまり貪瞋癡の三毒です。 
 業障とは、五逆・十悪等の業によって起こる障りです。また妻や子供等によって起こる障礙をいいます。
 報障とは、三悪道である地獄・餓鬼・畜生、正法誹謗、一闡提の果報が仏道の障礙となること。また国主や父母、社会的権力者によって起こる障礙をいいます。
 煩悩魔とは、衆生の生命に本来そなわっている煩悩(貪瞋癡)の働きが仏道修行の妨げ魔の働きとなることです。煩悩障と意味は同意です。
 陰魔とは、五陰魔の略で衆生の心身は、五陰の仮に和合したものであるから、常に苦悩の中にあるゆえに五陰を魔とします。
 死魔とは、死の苦悩で、死がよく衆生の命根を断つので魔といいます。
 天子魔とは、他化自在天子魔の略で、他化自在天である第六天の魔王がよく人の善事・善行を害することをさし、権力者による障害等がこれにあたります。
 以上の三障四魔によって信心を妨害されることが因縁によってあります。魔が競うことで正しい仏法を修行していることを知り、障魔に随わず恐れることなく一生貫く姿勢が大事です。三障四魔の妨害に耐え忍び、乗り越えたとき有り難い成仏の仏果を御本尊様から必ず頂けます。
 三障四魔が現れたとき、信心強盛に御本尊様を信じて御題目を唱えることが肝要です。三障四魔に屈しない精神をつくる道場が寺院です。御住職様と一緒に御題目を唱えるところに、日蓮大聖人の御精神が通った有り難い功徳が頂けるのであります。

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