日蓮正宗のススメ

万民一同に南無妙法蓮華経と唱え奉らば吹く風枝をならさず雨壤を砕かず

日蓮正宗の節分会

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総本山大石寺では御影堂にて節分会が奉修されます

「福は内!福は内!」????

「鬼は外!」はありません(笑)。

日蓮正宗の節分豆まきは、「福は内」だけです。

日蓮正宗の節分会

2006-02-03 | 年中行事(末寺)

 こよみの上で立春の前日を節分といい、一般世間では豆まきをする習慣があります。世間でも行われる行事であります。

 大聖人様は、正法へ導く一方便として「厄」という社会一般の慣習を利用され、
「三十三のやく(厄)は転じて三十三のさいは(幸)ひとならせ給ふべし。七難即滅七福即生とは是なり。年はわか(若)うなり、福はかさ(重)なり候べし」(四条金吾殿女房御返事・七五六)

と述べられております。

 他の宗派は、厄災は他から来るものとしています。しかし、厄災や不幸は、どこからか来るものではなく、自分にその原因・宿習があります。そして、厄災の原因それ自体を幸いに変えるのが日蓮正宗の信心です。一番大事なことは、御本尊様の功徳・力用を根本に、自分の信心を強盛にし、変毒為薬の法門を実生活に顕していくことです。
 その一つの機縁が節分会です。

 日蓮正宗の節分会と世間での違いは「福は内、福は内」といい「鬼は外、鬼は外」といわないことです。
 「鬼は外」といわない意味は、法華経守護において誓っている鬼子母神という鬼の神と十羅刹女という鬼の神がいるからです。これら餓鬼界の鬼子母神十羅刹女法華経に説かれる鬼であり世間でいう鬼とは違います。法華経を信仰し御本尊様を信じる人々を守る善い鬼です。善い鬼を家の外に出しては、諸天善神の守護がなくなるため日蓮正宗では「福は内」とだけいい「鬼は外」はいいません。このような意味が日蓮正宗の節分会にあります。

 節分会の目的はそれぞれ人生の節目において様々な厄があるため、厄年にあたっての厄払いを行う意味があります。世間でいう厄年の節目には、経験しやすくなる災いを幸いに変えていくため日蓮正宗では節分会を行います。

 節分会では厄払いの御祈念の他に、当病平癒の病気が治るようお願いする御祈念や高校進学と大学受験、就職祈願などの御祈念をお願いすることができます。

 信徒教化の一環として日蓮正宗では節分会があり、自らの厄と過去遠々劫の罪障を消滅するために大切な行事です。

日蓮正宗の節分会 - 日蓮正宗 正林寺 掲示板

私も末寺様の節分会に参詣してまいりました。

御住職様が方便品・寿量品を読誦されたのち、御宝前に供えられていた豆もまかれ、信徒の無病息災延命を御祈念してくださいました。

また、年男・年女・厄年の方が「福は内」と言いながらまいた、御宝前御供養の豆を拾い、持って帰って家族で食べました。

久しぶりに節分会に参詣できたのですが、本堂を埋め尽くした大勢の御信徒様と勤行・唱題でき、清々しい気持ちになれました。

御住職様は、

「指して引き申すべき経文にはあらざれども予が法門は四悉檀を心に懸けて申すならば強ちに成仏の理に違わざれば且らく世間普通の義を用ゆべきか、然るに法華経と申す御経は身心の諸病の良薬なり、されば経に云く「此の経は則ち為閻浮提の人の病の良薬なり若し人病有らんに是の経を聞くことを得ば病即消滅して不老不死ならん」等云云、又云く「現世は安穏にして後生には善処ならん」等云云、又云く「諸余の怨敵皆悉く摧滅せん」等云云」(太田左衛門尉御返事)

を引用せられまして、日蓮正宗における節分会奉修の意義をご説明くださいました 

 

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