全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
●新刊発売になりました!
「日本を幸せな国にする具体的方法」を超明確に記しています。
↓
●日本の生き筋 家族大切主義が日本を救う
すでに読んでくださった皆さん。
アマゾンに感想を書いていただけるととてもうれしいです。
ありがとうございます!
では、本題。
皆さんご存知のように、日本は「平和ボケ国家」です。
アメリカに守られて、「世界の戦争は1945年で終わった」という意識で暮らしている。
しかし、RPE読者の皆さんはご存知ですが、「世界はいまだ【 戦国時代 】」というのが正しい認識。
「大げさな!」
「ネトウヨが!」
と思いますか?
では、証拠をお見せしょう。
新世紀に入って、たった18年で起こった戦争をあげてみます。
・アフガン戦争(2001年〜)
・イラク戦争(2003年〜)
・ロシアーグルジア戦争(2008年)
・リビア戦争(2011年)
・シリア内戦(2011年〜)
・ウクライナ内戦(2014年〜)
どうですか、これ?
「内戦」とあるのも、実は大国同士の「代理戦争」。
そう、世界は相変わらず「戦国時代」なのです。
ところで、「日本はあまりに平和ボケしている」と認識している人たちが、「他の大国を見習って日本も『悪く』なろう!」と主張することがあります。
もちろん、ダイレクトに「悪になろう」とはいいませんが、主張の本質はそういうことである。
これ、どうなのでしょうか?
私の意見は、「普通の成人のようになりましょう」です。
人間、30年も40年も生きていれば、この世に「悪が満ち溢れていること」を知っています。
「おいしい投資話がありますよ!」と誰かがあなたにいえば、それは「あなたにとっておいしい」ではなく、それを勧めている人(会社)にとって「おいしい」、なんてことがホントに多い。
私も、脅迫メールを受け取ることもありますし、日々注意して暮らしています。
だからといって、私が誰かを脅したり、違法行為をしていいとか、するべきだという話にはならないでしょう。
国も同じだと思うのです。
私たちが知るべきは、他の大国の「ダークサイド」「シャドウサイド」です。
そして、「罠」に落ちないよう、慎重に慎重に進んでいく必要がある。
しかし、日本国は、そんなことを「できるだけ」しない方がいいのです。
それは、あなたが「この世は悪に満ちていることを知っているが、自分では悪いことをしない」のと同じことです。
「そんなあまいことでは、戦いに勝てない」と思いますか?
私は、「そんなことはない」と思います。
世界第3位の大富豪ウォーレン・バフェットはいいます。
「すべての莫大な富の背後には犯罪がある、とバルザックはいった。それはバークシャー・ハザウェイにはあてはまらない」
私は、「この世の悪を知り尽くし、なおかつ自分は悪を避けながら進み、かつ繁栄していく方法を身につけるべきだ」と思います。
(最初の「この世の悪を知り尽くし」というのも、必須です。)
さて、これに関係して、尊敬する中村真人さんが、早速新刊の書評を書いてくださいました。
本文はとても長いので全文転載はしませんが、原文アドレスを最後にはりつけておきますので、是非お読みください。
【転載ここから。】
<●書評: 『日本の生き筋』を読んで”自分の生き筋”まで
●著者:北野幸伯さんは『ロシア政治経済ジャーナル』という有名なメルマガの発行者です。
このメルマガでの分析が素晴らしく、実際予想が当たるので、私は北野さんの著書は全部読んでいます。
今月(2018年12月)新刊の『日本の生き筋』が出版されたので、早速書評を書きます。
●本の理解を助ける前提知識
北野さんは1970年生まれの48歳で28年間モスクワに住まれ、ロシア人の女性と結婚され、お子さんが2人います。
これを知っておくことが、この本の理解に役立ちます。
北野さんは海外経験が長いことで、日本を客観的に見ることができ、日本の中にいるだけでは気づけない日本の良さを理解し、普通の日本人より、愛国心が高い方であろうことが、この本や今までの出版物、メルマガからも想像されます。
また、情報源を日本以外にも広く持ち、それを公平に分析で来ることで、普通の日本人より確度が高い予想ができる方です。
●まえがき 日本は幸せな国?
日本の幸福度ランキングが驚くほど低いこと。
日本人が思っているより世界の人々から日本は好かれていることを、海外で経験されたこと。
今迄はそれが、日本国内で戦後作り上げられてきた、自虐的歴史観教育により誤解をさせられてきたこと。
そこまでは今までもよくあった話で、日本はかなり幸福なのに誤解させられているということは言われてきたことです。
今回は、実際にデータをよく調べていくことで、確かに今の日本は以前ほどは良い状況ではなくなってきていることが示され、日本の幸福度ランキングが下がっていることが、どうも自虐的歴史観のせいばかりでなく、実際に問題が拡がっているらしいこと、でも、それに対策はあると、しめされ、本文への期待が高まるようになっています。
データとわかりやすい解説で噛んで含めるように、誤解の余地のなきように説明するところが北野さんならではの素晴らしさで それがこのまえがきの部分から早くも感じ取
れます。
●第一章 日本を幸せにする3つのキーワード
北野さんが介護の問題でも苦労された個人的な経験や、豊富な海外旅行の経験から、ほとんどの国はもう一度旅行したいと思うのに、2度と行きなくない国があったのはなぜか?
何度も行きたくなる国はどこで、なぜだったかが、また、わかりやすく、平明な文章で説明されていました。
わかりやすい一文を書くためには、鍛え上げられた思考力、論理力と、実際にその一文の10倍考えて抜いてから書くことが必要(私の場合ですが)なので、北野さんのわかりやすい文章の背景には貴重な経験と思考があるのであろうことがここでも想像されました。
導き出された3つのキーワードのうち一つだけここでは紹介させてもらいます。
『善良さ』
それが結局報われるものであることが、これも自然に納得できるように説明されていました。
他の二つのキーワードも重要ですので、本を買って読まれてもいいかと思います。
感想として、インターネットの普及で言われていることの一つである、「正直さは最大の戦略である」に通じるものがあると思いました。
正直さ、善良さは 今までも倫理観の上でも大切なことでしたが、情報化社会になって、個人が発信して、多くの人から評価されるようになってくると一段と、偽善や、不誠実は簡単にバレることが多くなり、バレるだけでなくネット上の炎上もしばしば起きるようになりました。
最初から、善良さを大切にすることが、戦略上も良いであろうことを、また本当にわかりやすく説明し、他の二つのキーワードも同様にわかりやすく説明されていました。>
【 転載ここまで▲ 】
ここから北野です。
こんな感じで、つづきの章も書評がつづいていきます。
中村さんは、私との意見の違いについても正直に言及されています。
とても興味深い内容ですので、是非ご一読ください。
↓
https://bit.ly/2E0EeYx
「面白かった!」と思われた方は、継続して中村さんのブログをお読みください。
中村さん、早速新刊を熟読し書評を出してくださり、ありがとうございました!
●PS1
北野の最新刊。
日本が幸せな国になる超具体的方法を、たくさん挙げています。
「日本が衰退する方向なのは既定路線です」
とナーバスになっている人は、是非ご一読ください。↓
●日本の生き筋 家族大切主義が日本を救う
●PS2
米中戦争がはじまりました。
なぜそういうことになったのでしょうか?
その背景、プロセスを知りたい方。
日本が中国に必勝できる方法を知りたい方。
いますぐこちらをご一読ください。
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