全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
今日は、読者の皆さまにお願いがあります。
2018年の「まぐまぐ大賞」、投票がはじまったそう
です。
もし、メルマガ・ロシア政治経済ジャーナルについて、
・世界情勢の真実を知るのに役立っている
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よろしくお願いいたします。
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では、本題。
先日、横浜のSさまからメールをいただきました。
↓
<前略
いつも興味深くメルマガを拝読しております。
今日は、是非とも北野様のご意見を伺いたく、メールをお送りしました。
今日本では、韓国アイドルの問題行動について、ちょっとした騒ぎになっています。
原爆万歳Tシャツを着たことが問題になりました。
それ以外に、ナチス親衛隊の真似をしていたことがわかりました。
このナチスコスプレについてのユダヤ人権団体の動きが、どうしても理解できないのです。
2年前、日本のアイドルグループが、ナチスの様な衣装を着て、かなり激しく非難されました。
もちろんユダヤ人権団体からもです。同じような時期に台湾でも、ナチスの様な衣装を着て、非難を受けた学生(?)がいました。
「アンネの日記」が図書館で切り裂かれた時も、ユダヤ人権団体からかなり非難されたように思います。
ところが、今回の韓国人アイドルのナチスコスプレには、ユダヤ人権団体は沈黙を守ったままです。
人権団体に連絡が寄せられているにもかかわらずです。
ネットでは、「ダブルスタンダードか!?」と疑問の声が上がっています。
私は、ユダヤ人権団体というのは、ナチスの再台頭を防ぐためにナチスを賛美するような動きを、徹底的に監視しているのだと思っていました。
なのに、日本人や台湾人はダメで、韓国人ならお咎め無しなのか?何なんだ、このダブスタぶりは? とユダヤ人権団体が、胡散臭く思えるようになってしまいました。
韓国から裏金でも貰っているのでしょうか?
ちなみに、この人権団体の名前は、サイモン・ウィゼンタールとかいうようです。
是非とも、北野様のご意見をお聞かせください。よろしくお願いします。>
この騒ぎについては、皆さんご存知でしょうから、詳細は省きます。
きっと激怒された方も多いことでしょう。
ところが、ユダヤ団体、遅ればせながらBTSを非難しました。
↓
<BTSをユダヤ団体非難「公式に謝罪すべきだ」読売新聞 11/12(月) 21:30配信
米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(SWC)は11日、韓国の人気ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」を非難するコメントを
発表した。
発表によると、BTSはナチスを模した帽子をかぶったり、コンサートでナチスの旗に似た旗を振ったりしたという。
SWCは「世界中の若い世代が偏見や不寛容を『格好いい』と思いかねず、歴史の教訓をぬぐい去る結果につながる。公式に謝罪すべきだ」と指摘した。>
HUFFPOST、11月12日から
<サイモン・ウィーゼンタール・センターは、BTSのメンバーがナチス親衛隊のロゴがデザインされた帽子をかぶり撮影していたと指摘。
さらに、コンサートでナチスの軍服を想起させるような衣装を着用し、ハーケンクロイツ(ナチス党のシンボル)に類似したマークが入った赤い旗を掲げたとして、非難した。
このパフォーマンスは、2017年9月、韓国の歌手ソ・テジさんのデビュー25周年記念ライブでBTSがゲスト出演した際に披露された。
11月12日時点で、ソ・テジさんのYouTubeにも動画が公開されている。
同団体のエイブラハム・クーパー副所長は、「原爆の犠牲者を嘲るTシャツを着用することは、過去を嘲るこのバンドによる最新の事例にすぎない」と強く非難。
これまでの衣装やパフォーマンス例を挙げ、「韓国や世界の若い世代に、偏見と不寛容さが“クール“であると特定させ、歴史から教訓を得る機会を失う」結果につながる、と指摘した。>
非難されたパフォーマンスの映像はこちら。
↓
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「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(SWC)のコメント全文、原文はこちら。
↓
これ、すぐに謝罪すれば乗り切れますが、「あ〜だこ〜だ」いって、謝罪しなければ、つぶされたり、干されたりする可能性が高まります。
ハフポストの記事にあるように、エイブラハム・クーパー副所長は、「原爆の犠牲者を嘲るTシャツを着用することは、過去を嘲るこのバンドによる最新の事例にすぎない」
と、「原爆Tシャツ」の件も非難している。
ですから、「ナチについては謝罪するが、原爆は謝罪しない」というわけにはいかないでしょう。
(とはいえ、そう行動する可能性は、十分ある。)
ところで、こういう失言、失敗行動は、誰でも、何歳になっても起こり得ます。
政治家さんだって、いい歳で失言しますし。
いつも気をつけていないと、失敗しますね。
私たちも気をつけていきましょう。
●PS1
米中覇権戦争がはじまった。
なぜそういう話になったのでしょうか?
リーマン・ショックから10年間に何が起こったの
でしょうか?
卒倒物の裏真実が、ここで明かされます。
まだの方は、迷わずご一読ください。
↓
●PS
「中国に勝つ日本の大戦略」は、主に「外交」の話でした。
しかし「内政の話もする必要があるな」ということで、現在本を書いています。
いままでの本とは、全然違う感じになりそうなので、楽しみにしていてください。