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【RPE】★アメリカは、習近平を「全人類の敵」にする?

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RPE Journal==============================================

 

       ロシア政治経済ジャーナル No.1860


                2018/10/10


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全世界のRPEジャーナルの皆さま、こんにちは!

北野です。

 

 ▼アメリカ、「ウイグル族問題」で中国を制裁?

 

「米中」といえば、「貿易戦争」ですね。

ところが、アメリカは最近、中国の「人権問題」を批判するようになっています。

夕刊フジ10月9日付を見てみましょう。

 

ドナルド・トランプ米政権が、中国に「人権問題」で圧力をかけようとしている。

新疆ウイグル自治区で、イスラム教徒の少数民族ウイグル族が弾圧されている問題で、制裁を検討しているのだ。>

 

知っている人は知っていますが、ウイグル族は、ひどい目にあっています。

 

<米政府系「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」は2日、20万〜30万人のウイグル族少数民族住民が、強制的に自治区外などに移動させられていると伝えた。

報道によると、当局は9月26日以降、拘束したウイグル族らを列車やバスで自治区北部に、北部の少数民族を隣接する甘粛省に移動させているという。

RFAに対し、関係者は、強制移動の理由として、収容施設の不足のほか、「収容所の職員のなかには拘束者と近い関係にある者もいる。彼らが外に情報を漏らしている」と
話した。>(同上)

 

ちなみにアメリカは、「中国はウイグル人を「100万人」拘束している!」と非難しています。

 

<中国によるウイグル民族への人権侵害について、評論家の石平氏は「一部のウイグル人に限定したものではなく、ウイグル民族全体に人権侵害が行われている。

100万人単位もの人々が、再教育のための収容所に入れられ、自由を奪われている。

収容所の外でも監視・検問を受けており、ウイグル地域全体が『青空刑務所』といっていい。

ナチス・ドイツユダヤ人政策と本質的に変わらない」と語る。>(同上)

 

石平さん、「ナチス・ドイツユダヤ人政策と本質的に変わらない」そうです。

 

<石平氏は「貿易戦争は、中国の国内経済に大きなダメージを与えるが、人権問題の提起は、中国の国際的イメージをさらに悪化させる。

米国が人権を掲げて中国に圧力をかけると、『米国vs中国』ではなく『全人類vs中国共産党独裁政権』という問題となる。中国は国際社会で孤立し、習氏は全人類の敵に
なりかねない」と話した。>(同上)

 

アメリカの中国批判は、「悪魔化」情報戦

 

アメリカが、ウイグル問題で中国批判を開始したことについて、どう読むべきでしょうか?


これ、二つの側面があります。

一つは、中国がウイグル族を弾圧しているのは、事実であるということ。


もう一つは、アメリカは、ウイグル問題を「情報戦」につかっているということ。

どういうことでしょうか?


アメリカは、いままで、中国がウイグル族を弾圧していることを知らなかったのでしょうか?

当然知っていたでしょう。

ところが今まで、その事実を完全に無視していた。

なぜ?

はっきりいうと、アメリカにとって「人権問題」は、「戦争の道具」に過ぎない。

たとえば、アメリカは、「自由!」「民主主義!」とうるさいですね。

ところが、「絶対君主制の人権無視国家」サウジアラビア批判は、ほとんどしません。

サウジは、アメリカにとって中東の同盟国なので、「人権」については、お咎めなしなのです。


たとえば、プーチン・ロシアは、「同性愛者を差別している!」と批判されています。

しかし、一方で、アメリカは、「ほとんどのイスラム国家で同性愛者が差別されている事実」を完全無視している。


アメリカにとって、「人権問題」は、「都合のいい時に利用する戦争の道具」なのです。


では、なぜ今になって、突然「ウイグルウイグル」と騒ぎはじめたのか?

米中関係が、「トータルな戦争」「覇権争奪戦」に転化してきたから。

「情報戦」がはじまった。


「情報戦」は、「敵国」を「悪魔化」する目的で行われます。

そういう意味で、石平さんの

<『米国vs中国』ではなく『全人類vs中国共産党独裁政権』という問題となる。中国は国際社会で孤立し、習氏は全人類の敵になりかねない」>


という読みは正しい。

「情報戦」というのは、そういうことなのです。


たとえば中国は戦前、日本の「世界征服計画」である「田中メモリアル」を世界に拡散しました。

(もちろん、偽書です。)

そして、とても多くの国が「日本の世界征服計画」の存在を信じたのです。

(ロシアのインテリは、いまだに「田中メモリアル=事実」と信じています。)

中国はまさに、日本を「全人類の敵」にすることに成功したのです。


今、アメリカは中国というか習近平を「全人類の敵」にしようとしてるのでしょうか?


もう少し様子をみてみましょう。


〜〜〜

日本が気をつけなければならないのは、中国が「日本こそが、人類の敵だ!」というプロパガンダをしてくることです。


「日本が全人類の敵だって?誰もそんなことは信じない」と思うでしょう?


ところが、2013年末から2014年のはじめ、中国は「日本悪魔化プロパガンダ」にかなり成功していた。

日本は、「このまま進めば人類の敵」にされるところだった。

どういう経緯でそうなったのか?

その後何が起こったのか?

興味のある人は、こちらをご一読ください。

全部わかります。

 

中国に勝つ 日本の大戦略 プーチン流現実主義が日本を救う

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